• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

流浪人ぽんぽこのブログ一覧

2024年05月11日 イイね!

3代目トヨエース(PY/RY/JY型)の謎

エコからオフで訪れた日本自動車博物館。
ここは商用車の収蔵が多い事も特徴の一つです。
その中でこちらの一台が、私にとって幼少期からの謎を持つ車になります。
alt

1971年にトヨタから発売された3代目トヨエース(PY/RY/JY型)です。
私の幼狸期には、街中の至る所で見かけたトラックでした。

突然ですが、幼稚園時代の私の悪戯事の一つがミラー曲げ。
当時はリモコンミラーなんて高級車の装備で、ほとんどの車が手動調整式。
駐車場等に停まっている車を見かけると、ミラーを触って角度を変えるという悪行を重ねていました。
alt

平板ミラーは、鏡面を捻って角度を変え、
alt

この手のミラーは90~180度ぐるっと回して鏡面を明後日の方向にしたり、
alt

ねじ固定の砲弾型を見ると悪戯できずに悔しがったり・・・・
alt

運転中にミラーが見えないというのは非常に危険な事ですから、悪戯では済まされない所業であった事は大いに反省しております。

話をトヨエースに戻しますが、”謎"なのはミラーの角度調整機能が見当たらないという事なのです。

運転席側を見ると、鏡面と柄は樹脂の一体成型。
柄とピラー部のマウントは別部品になっていますが、マウント部が平面なので、柄を軸に回る事は出来ても角度を変えられる様には見えません。
alt

助手席側も同様の構造ですが、こちらは平面マウントでは無いので角度調整が出来そうな感じはします。
alt

こんな形状のミラーは他では見当たりません。
オフ会で私の謎について話をしたのですが、『確かに変な形状だねぇ』と皆で首をかしげる状態でした。

オフ会から戻ってweb検索をしていると、こちらのページに行きつきました。
alt

画面をスクロールしていくと、当時のカタログの中にこんな記載がありました。
alt

アウトサイド・ミラー 後方視界を確実に
とらえる大型ミラー。接触時には、クルッ
と回転して、安全性もはかられています。

写真でも、鏡面は柄を軸にした回転ではなく、前後方向に曲がっている様に見えます。
という事は、あの構造で角度調整が出来たって事なのか。

この構造のミラーは他車では見かけた事が無く、3代目トヨエース独自の物だと思われます。
他で採用されなかったのは、やはり使い勝手が悪い等が有ったのでしょうかね。

50年近くも前の話ですから、ミラー調整の事なんか覚えて無いのが普通なんでしょうけど、3代目トヨエースに乗っておられた方、自宅に3代目トヨエースが有って、お父さんに頼まれてミラー調整をやった事がある方等、おられませんかね?
Posted at 2024/05/11 21:54:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | オールドカー | 日記
2022年05月22日 イイね!

第12回 クラシックカーミーティング in 山梨

久しぶりに旧車のイベントを見に行ってきました。
alt

現地で誘導されるままに観覧者用駐車場に停めると、お隣に来たのはシングルナンバのトヨペットコロナ!
このイベントには『コロナに負けるな、旧車の輪』というサブタイトルが付いていますが、のっけから負けそうです。
alt

その横を参加車両のサブロク軍団が乾いたエンジン音を響かせて走っていました。
alt

会場の芝生広場には100台を超える旧車。
ちょっと暑いぐらいの良い天気に恵まれました。
alt

会場内でも先程と同型のコロナを発見。
alt
alt

オーナさんから面白い情報を頂きました。
このコロナ、曲率が大きいフロントガラス故に両脇にピボットがあるタイプのワイパーになっています。
このタイプのワイパーは両方のアームが同時に上下するのが一般的。
ところが、このコロナはまず運転席側だけが上がり(多摩ナンバ車の状態)、その後はこちらの動画の様な動きをするのだそうです。
両方のアームが下りる際に干渉する事を嫌っての事で、世界特許まで取っているのだとか。


先程の動きの為には運転席側が上になる様にしなければなりません。
ワイパーアームを見ると、運転席側には 上 、助手席側には 下 の刻印があります。
確か、北米への輸出や豪州での現地生産も有った筈ですが、それらには Upper, Lower とでも刻印されているんでしょうかね???
alt

戦後の国産乗用車初の3ナンバー普通乗用車となった初代セドリックスペシャル。
ボルグワーナ製のAT搭載車である事を示すステッカも誇らしげ
当時これを購入できた人も相当な金持ちでしょうが、シングルナンバーのまま現代まで残っているなんて。
良い物見せて頂きました。
alt

ギャランエステートのストレッチ版なんて有ったんですね。
alt

バンやトラック等も結構見かけました。
綺麗に乗るも良し、適度なヤレ感を出すも良しです。
alt
alt
alt
alt

このダイハツブランドのピックアップ。
車名を御存じの方がおられましたら教えてください。
alt

ずいぶん手が入っているベルエア。
ライトがLED化されている為か、サイボーグの様に見えます。
乗ってる方は、きっと『骨の髄までシボレー』なんでしょうね。
alt

こんなところが給油口になっているとは・・・・
そういえば、前出のコロナも同じ様な所に給油口が有ります。
alt

カラフルな色のマツダキャロル
alt

キャロルのエンジンが、クロスフローのOHVである事が確認出来ました。
(誰に何の報告??)
alt

私にとって初見となった石油発動機。
軽油や灯油を燃料としますが、点火プラグを用いるオットーサイクル。
むき出しのプッシュロッドで開閉するのは排気側で、吸気側は2ストのリードバルブの様に負圧で開閉するとの事。
alt

始動の様子を見る事が出来ました。
こちらは吸気側もプッシュロッドで開閉するタイプ。
銘版には『MADE IN OCCUPIED JAPAN』とあるので、米国占領統治下時代の物の様です。
内燃機関の基礎を学ぶには良い教材で面白そうですが、住宅地で動かしたら近所迷惑だよなぁ・・・



色々見ての帰り道では、ミニカスキッパをしばらく追走する事になりました。
久しぶりの2st独特な音と匂いを浴びると、排ガスって随分きれいになったんだなぁ としみじみ感じました。
Posted at 2022/05/25 20:05:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | オールドカー | 日記
2020年04月18日 イイね!

Alfa Romeo Navajo

小学校入学の際に買ってもらった12色の色鉛筆が手元に残っています。
普段はオフィス机の引き出しに入れていて、図面の色分け等に時々使っています。

蓋の裏には『1ねん4くみ』 と平仮名でフルネームが
奥側6本のオリジナル色鉛筆は頭を斜めに削って『1-4』と平仮名で苗字が書かれています。
昭和の時代には、こんな感じで持ち物一つ一つに名前を書いていましたね。
alt

 alt

40年以上も手元にある物ですが、Navajoという車について殆ど知識が有りません。
この度、テレワーク対応で久しぶりに自宅に持ち帰って来たので、調べてみる事にしました。

ネット上の情報に因ると、こんな車の様です。
 ・1976年の3月のジュネーブモータショウで発表されたコンセプトカー
 ・ベースはAlfa Romeoの33 Stradale
 ・エンジンはV8 DOHC(だけど2バルブ!) 2000ccで230HP
 ・グラスファイバー製のボディで全長3800mm 全幅1860mm 全高1050mm
  H/B 2430mm 重量870kg

写真はこちらに多数あります。
不整地を走る様子は、ウルトラマンや戦隊物の画像にも見えます。
ヘッドライトは横にせり出すんですね。
私はてっきり機関銃でも出てくるのかと思ってました^^;;

動画も見つけました。
ミラノにあるAlfa Romeo博物館に現存している様です。


ベース車の33 StradaleはTipo 33の公道バージョンとして1967年に発表。
空力を意識したデザインが特徴のフランコ・スカリオーネの手に因るもの。
世界中の人々から、『あらゆる時代のクルマの中で最も美しい一台』 と評され、最新スポーツカー「4C」のモチーフとなったことでも知られています。
※画像はこちらより拝借
alt

レーシングカー譲りのシャシーに美しいボディを纏ったこの車。
1968年に一般向けに販売された自動車の中では最も高価で、$17,000だったそうです。
Lamborghini Miuraの1.3倍。
当時のイタリア平均労働者賃金の65倍という事なので、現代だと2億円超ぐらいのイメージでしょうか。

高価故に売れ行きは悪く、Alfa Romeoはこの車をベースにイタリアのコーチビルダー3社にコンセプトカーを制作を依頼。
  Bertoneはマルチェロ・ガンディーニ
  Pininfarinaはパオロ・マルティンとレオナルド・フィオラヴァンティ
  Italdesign はジョルジュエット・ジウジアーロ
まさに、当代随一のデザイナー達です。

Bertoneが制作した2台の内の一つで、一連のコンセプトカーの最後に作られたのがNavajoとの事です。
alt

1976~1978年頃の日本は空前のスーパーカーブーム。
私もLamborghini Countach等のミニカーを持っていましたし、デパートのイベントで童夢-零のコクピットに座らせてもらった記憶もあります。
ガッツリスーパーカーに染まっていた子供の一人でした。

この色鉛筆を購入したのは、小学校入学直前の1979年。
ですので、商品企画されたのはスーパーカーブームの真っただ中でしょう。
スーパーカーに染まった子供に受ける車は何か?
定番のCountach等ではなく、もっと未来的な車は無いか?
そんな議論がされた結果、Navajoが選ばれたんでしょうかね。

その策略(?)にまんまと引っかかった一人が私な訳で。
でも、40年以上も使われるとは、思っていなかったでしょうね。
Posted at 2020/04/18 18:01:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | オールドカー | クルマ
2018年05月30日 イイね!

私にとっての忘れられない車

少し前の投稿企画で、「あなたの一番良かったクルマ」というのがありました。
免許を取って25年近く。自分名義の愛車はバイクを含めて7台ですが、それぞれに色々な思いが有って一番を決めるというのは中々難しいです。

一番 ではなく 自分にとって忘れられない車があります。

その車は、モーリスインディという名前です。
もう40年以上前の話ですが、ほぼ毎日この車に乗っていました。
御存知の方、所有してらした方 いらっしゃいませんか?

そんな車有ったっけ?
旧車イベントでも見た事無いぞ

そんな事を言われるのは当然の事。
モーリスインディってのは、これですから。
alt

子狸時代の私が乗っているペダルカーがモーリスインディです。
運転する事の楽しさを知ってしまい、何処に行くにもこれに乗っていました。
既にこの頃には街中を走っている車の名前を殆ど覚えていた様で、この車の事も『モーリスインディ』とフルネームで呼んでいたそうです。

そんな大好きだったモーリスインディですが、さすがに幼稚園に上がる頃には乗らなくなり、近所の家に貰われて行ったと記憶しています。


先日ヤフオクを徘徊していると、モーリスインディが売りに出されているのを見つけてしまいました。
alt

懐かしすぎて思わずポチリそうになりましたが、細部が違うんですよね。
色が赤紫ですし、バックミラーの位置も違う。
ノーズに有る赤い円錐上のライト(?)は何でしょうね。

探すともう一台出て来ましたよ。
ボンネットのステッカーがありませんが、先程のものよりも近いですね。
でも、ステアリングシャフトが黒い樹脂部品になっていますね。
お値段は値下げして25,000円ですか・・・・・
alt



モーリスインディについての資料も見つかりました。
説明文によると、これが初期型だそうです。
フロントバンパー、ハンドルのスポークやシャフトがスチールというのも、私のものと同じです。
ですが、シングルナンバーではなく、"MORIS"と書かれていた記憶があるので、これの少し後のモデルかもしれません。
→画像は こちら から拝借させていただきました。
alt


モーリ社は東京で1960年代からペダルカーを生産していた会社で、高度成長と第二次ベビーブームの追い風もあって最盛期には1万台/月も生産していたんだそうです。

あらためてモーリスインディを見ると、現愛車のマイクラC+Cとの共通点がいくつか見られます。
えっ、無理矢理のこじつけ? イヤイヤ、まんまそっくりじゃ無いですか(^0^;)

 ・オープンモデル
 ・ボディカラーは赤
 ・内装色は黒
 ・フロントライトが縦の楕円形でフェンダーの様に盛り上がっている
 ・トラックリッド後端のダックテール形状
alt


マイクラに惹かれたのは、モーリスインディの事が深層心理に残っていたからなのかもしれませんね。

そんな訳で、私の忘れられない車は 幼少期に乗ったペダルカーのモーリスインディです。
Posted at 2018/05/30 21:31:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | オールドカー | 日記
2018年01月07日 イイね!

年の初めは旧車初め

年明け早々、最寄の日産ディーラにて6ヶ月点検とオイル交換を済ませました。
燃費の事を考えると、0w-20辺りにしたいところですが、普通の5w-30に。
ついでに、融雪剤対策として下回りの防錆も。
クリア防錆なので、マフラー等も含めて下回り全面施工できるとの事。
マイクラも10年選手ですから、今更やっても という思いも有りますが、まぁ気は心です。

その帰りにディーラから表通りに出る際、向かいのトヨタディーラに気になる車が見えました。
(このドラレコ画像じゃ、なんだか分かりませんね)
alt

日産の方がお見送りされている手前、そのままトヨタディーラに飛び込むわけにも行かず、ぐるっと回り道しての突撃訪問。記憶ではトヨタのディーラに入るのは、T230セリカのカタログを貰いに行って依頼だから、下手すると今世紀初か???

私が見た気になる車。
初代トヨペットクラウンでした。
1962年型という事なので、初代の最後期型ですね。
alt
alt

レストアされたばかりとの事で、55年前の車とは思えない美しさです。
フロントグリルの正月飾りと、脇にある門松のお陰で、黒紋付を着た男性の様な佇まいに見えます。
正に日本の正月という感じ。
同じ事をプリウスでやったら、違和感の塊でしょうね。

全長4,285mm 全幅1,680mmですから、現行カローラよりも少し小さい位ですが、もう少し大きく見えます。
車重は1,210kgだそうで、マイクラとほぼ一緒(だからどうした)

年明け早々に、良い物見せてもらいました。

マイクラには、年末に期限切れ間近のポイントで買ったなんちゃってボルテックスジェネレータを取付。
フロントタイヤ前に3つ、ミラーの付け根に1つ。
少しは整流効果で燃費向上してくれるかな。
alt
alt


Posted at 2018/01/07 14:50:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | オールドカー | 日記

プロフィール

「最後のログインと思って覗いたら、約1か月の延命 
このままズルズルと・・・・って事は無いよな 
https://minkara.carview.co.jp/userid/194136/blog/48453945/
何シテル?   05/27 20:27
Yahoo IDをBANされましたのでログイン出来ません

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

リンク・クリップ

海外組はどうする?『Yahoo! JAPAN ID』との連携 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/03/04 07:12:04
povo 2.0:『Yahoo! JAPAN ID』との連携対策 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/03/04 07:10:43
2025年春頃、みんカラID→Yahoo!Japan IDによるログインへ・・・(強制) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/03/04 07:06:49

愛車一覧

日産 マイクラC+C 日産 マイクラC+C
3年弱の車なし生活からの復帰です。 発売当初に欲しかったのですが、結局断念。 縁有って7 ...
日産 セントラ 日産 セントラ
メキシコ出張の折に会社より貸与
日産 ステージア 日産 ステージア
諸事情により11年に渡り相棒となってくれたインプ君と別れる事になり、代わって愛車になった ...
スバル インプレッサスポーツワゴン スバル インプレッサスポーツワゴン
'99年7月登録 GF8 SRX MTです。目指せ20万km! 変更箇所  RECARO ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation