流浪人ぽんぽこのブログ一覧

私の通勤快速車　LOUIS GARNEAU TR 1です。
こちらに転居後は通勤や近場の買い物はこれを使っていて、マイクラはお出かけ専用車になっています。


エントリーモデルのクロスバイクですが、シフタやブレーキはshimano製ですし、フロントフォークとシートポストのサスペンション、更にエアボリュームの多い700X35cのタイヤで、腰痛持ちにも非常に乗りやすい個体です。
2009年モデルなので、もう10年程の付き合い。
引っ越しも4度経験させました^^;;

10年程乗っていると色々ガタや劣化が有ります。
先日もリヤのシフターの動きが悪いなぁと思って見てみたら、ワイヤが切れかかってました。
私は結構まめに変速させる口なので、負荷は相当にかかっているんでしょう。
交換は自転車屋さんにお願いしましたが、これで通算3本目。
タイヤも2本目が大夫劣化してきていますので、近々交換かな・・


消耗部品のなかでほったらかしにしていたのがブレーキシュー。
これまで一度も交換していませんでしたが、最近フロントの泣きが酷くなってきましたので、交換とメンテをします。

暑さを避ける為、朝の4時半から作業開始。
雲に朝日が当たって良い色になっています。
相変わらず、鉄塔が邪魔ですが・・・・


交換用のシューは現在使用品と同じものを用意。
ドライ用ですが、基本的に雨の日は乗らないので問題なしです。


Vブレーキは分解調整が楽なのが良いですね。
フックからリード管を外せば、ブレーキパッドが開いてくれます。
六角レンチを緩めればブレーキシューが外せます。


外したリヤ側シューと新品を比較。
結構減ってます。
シュー位置が少し低すぎた様で、下側が段差になっていました。


フロント側を外してみると、右側が新品かと思う程に減っていない。
ちょっと方当たり気味だった事が原因かもしれません。
左側もリヤ程には減っていないのも不思議な事。
普通は減速時にはフロント荷重になるので、フロントのブレーキが減る筈なのだが・・・・


シューを組む前に、リム側のメンテをします。
レコード盤の様に傷が出来ていて、そこにシューのカスがこびりついています。


#180の砥石で磨くと、カスが除去され溝の凹凸も少し滑らかになります。
指で触ると、施工前にあったザラ・ベト感が無くなりました。


シューを組付け、センタリング調整を行います。
フロントが方減りしていたのもあるので、ここは慎重・確実に。
最後に引き代調整をすれば完了です。



交換後にちょっと試走。
ブレーキの泣きも無くなりましたし、フィールもリニア感が大夫良くなりました。
若干ワイヤの伸び感があるので、近々交換しようと思います。

終わると、夏の富士が姿を見せてくれました。
前回登ったのが2016年。
今年は登る事は叶いませんですが、来年は行きたいですね。

買物に出かけた先で、珍しい自転車を見かけました。




前輪とステアリングポストの間に荷物が積める様になっています。
100Lぐらいは積めそうな感じです。
奥の自転車と比べると、異様に長いホイルベースがよくわかります。

ステアリングはケーブル駆動の様です。
操縦性はどうなんでしょうかね。


帰宅後に調べた所、フランスのDouze-Cyclesというメーカの自転車だそうです。
どうやら、欧州ではこの手のカーゴバイクがそこそこ普及している様です。
ホイルベース内の低い位置に荷物を積むというのは理に適っていますね。

お値段はこちらのサイトに因ると€2,399.00だそうですから、ざっと30万円ですか・・・

フロントのキャスターがかなり寝ているので、直進性は悪くなさそう。
でも小回りは効かないでしょうね。
積載部の長さは400, 600, 800mmから選択出来、荷物だけでなく、人を乗せる事も可能。
これなら自転車タクシーの様な使い方が出来そうですね。


日本の法律では『普通自転車』の枠に収まらない為、厳密な『軽車両』の法律が適用されます。
正確には『普通自転車』も『軽車両』の一部ですが、「自転車通行可」の道路標識がある歩道を通行する権利が与えられています。カーゴバイクにはこの権利が適用されないので、常に車道を走らねばならないそうです。

機会が有れば運転してみたいですね。