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流浪人ぽんぽこのブログ一覧

2021年08月14日 イイね!

真の『農道のポルシェ』

今年は少し長めの夏休みになりましたが、前半は酷暑で後半は大雨。
おまけにコロナ云々という状況でしたので、早朝にマイクラで走らせる他は専ら自宅に引き籠る状況でした。
お陰で少し前にラジオで紹介されて興味を持ったこの本も、じっくり読む事が出来ました。
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トラクターの単なる機械的な話ではなく、役蓄に因る農耕作業からの転換で起こる社会的・政治的・文学的・心理的等の世界史になっていて、非常に面白い内容でした。

とはいえ、個人的にはどうしても機械的な所に目が向きがちです。
例えば『ファーガソンシステム』とはセンターデフ式フルタイム4WDの事だと思っていましたが、トラクターの基本構造の一つである『三点ヒッチ』の事も『ファーガソンシステム』と呼ばれる様です。
と言うより、トラクター開発に携わった経験が後のフルタイム4WDに繋がったというのが時系列的には正しい訳ですが。
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さて、皆さんが『農道のポルシェ』という言葉で思い浮かべるのは、スバルサンバーかと思います。
今はダイハツのOEMになってしまいましたが、スバル自製の時はポルシェ911と同じRRだった事から付いた呼び名です。
こんなTシャツも販売されている様ですね。
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が、実際にポルシェ製トラクターが有ったという事をこの本で知りました。
第二次世界大戦前に、フェルディナント・ポルシェがナチス政権から国民車(フォルクスワーゲン)計画と共に開発を要求されたのがトラクター。
実際に民生機として販売されたのは大戦後になります。
これこそ真の『農道のポルシェ』ですよね。
阿木燿子さんが思い描いた『緑の中を走り抜けてく真紅なポルシェ』はこれだったのか??(んな訳ない) (画像出典)
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このポルシェ製トラクターは日本にも輸入されていて、それを行っていたのが井関農機株式会社。(画像出典)
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後にこれをベースとしたTB型を開発し、富士山登頂を果たす等の高い走行性能を発揮。
流石はポルシェの血統というところでしょうか。


さて、個人的にはポルシェと井関と言われて思い出すのがグループCでのISEKI Porscheになりますが、これもポルシェ製トラクターを輸入していた事が縁の一つになっている様です。
知らんかったなぁ。 (画像出典)
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Posted at 2021/08/14 21:01:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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