
2008年10月、アドレスV125に乗ってた頃、初めてバイク用のレインウェアを購入しました。GOLDWIN製で19,800円のものでしたが、それまで3,000円程度のカッパを使っていた僕には非常に高価なもので、かなり悩んだのを覚えてます。
でもこれは買って大正解。
レインウェアとしての性能が申し分ないだけでなく、雨が降っていない通常の走行でもバタつきがなくすごく快適に走れるので、普通に日常のバイクウェアとして使ってました。
しかし年月が経つと劣化してきます。
4年以上ほぼ毎日使っていましたが、最近大雨の中を走ると徐々にじわーっと浸水してくるようになったので、買い替えることにしました。(ちなみに防水スプレーで復活を試みましたがダメでした)
バイク用品店で物色してみましたが、めぼしいものはなし。
今のレインウェアで全然不満はなかったので、同じものを買おうと思ってネットで探してみましたが、どこにも在庫がない。
あれれ、と思ってメーカーのページを見てみると、すでにモデルチェンジしていました。
それなら同じもののニューモデルを買えば間違いないかなと思い、迷わず購入。
(GSM12209 GWS エントラントDTコンパクトレインスーツ)
それから数ヶ月使ってみましたが、前モデルと比較して良くなった点、悪くなった点を書きます。
【良くなった点】
・コンパクトに折りたためる
【悪くなった点】
・走行中のバタつきがひどい
・見た目がナイロンっぽくて安物のレインウェアみたいになった
・リュックを背負った上から羽織ることができなくなった
・腹回りの絞り込みが悪い(走行中にずれて気持ち悪い)
・生地が薄いので雨が激しいと痛い
・浸水はないが、生地が薄く雨の冷たさが伝わってくるので浸水しているような気がして不安になる
・前モデルより蒸れて暑い
・デザインは前の方が好きだった
・・・と一目瞭然ですが、はっきり言って同じメーカーが作ったとは思えないほどグレードダウンしてます。
気に入ってた表面の素材は普通のカッパみたいになってしまい、軽くてコンパクトになったのはいいのですが、とにかく走行中のバタつきがひどく、風の抵抗をすごく感じるので走っていて不快でしょうがないです。バイクに乗るのが嫌になるくらいです。
僕はバイク用のウェアってここが一番大事だと思うんです。
よく普通のジャケットきてバイクに乗ってて、もろに風を受けてジャケットが膨らんだり、バタバタしていたりする人を見かけますが、あの状態にならないのが良いウェアだと思うんです。
それが前モデルではすごく良かったのですが、現行モデルではなくなってしまいました。
多分これを開発した人は、前のモデルを着てバイクに乗ったことがないんでしょうね。
乗ったことがあればこれはできない。できるわけがない。そうとまで僕は言います (ビッグダディ風)
GOLDWINって高いけどいいものを作るメーカーだと思ってましたが、完全に裏切られた気持ちです。もうこのメーカーの製品を買うことはないでしょう。。。
Posted at 2013/08/25 09:48:31 | |
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