その界隈では常識なのかもしれません

　私は車でサーキットを走ったことがないですし、バイクでも空気圧を気にしなきゃいけないほどスポーツ走行に入れ込んだこともないので、そういう人がする話なんだと思ってください。
　そんな奴がサーキットを走るようなタイヤをつけて街乗りをしているものですから、そんなタイヤで燃費チャレンジをしたりと、おかしな話になってしまうわけです。とはいえ、走り方次第では20km/lを達成できちゃったりもします。
　そんな街乗りばっかり使われるプロクセスR1Rなんですが、割と空気圧には敏感です。たぶんコンパウンドが柔らかいのである程度空気で張ってないと走行抵抗が大きくなっちゃうんでしょうね。じゃ多少空気圧が低いほうがグリップするのかというと、今度は空気圧が低い分タイヤのサイドウォールがぐにゃっとしちゃってグリップはするのかもしれないが腰砕けになってしまう感じです、明らかに気持ちよくないし遅いです。あまり空気圧を上げてみたことはないんですが、たぶん上げればタイヤショルダーがグリップしなくなるので、燃費は上がるでしょうけど不安定で落ち着かないうえにグリップもしなくなると思います。
　今まで履いてきたタイヤは、そういう性能の差が顕著に出にくく、空気圧のスポットが割と広めにあったんですが、やはりサーキットの使用を視野に入れているタイヤだからかR1Rはそのスポットが狭い印象です。だいたい200kpaあたりを切ると空気圧が低い感じになります、燃費やハンドリングが顕著に悪くなります。いくつか値を試していますが、一番ハンドリングが軽やかでしっかりグリップして燃費も伸びるのは210～220kpaくらいのようです。たぶん250kpaを超えるとふらふらしだすんじゃないかと思っています。
　しかし使い始めてもうすぐ8,000kmくらいというところだけど、半分くらい減っている気がする、バイクみたいなタイヤの寿命です。