ほんの一部の皆様に、ちょっとだけ楽しんでいただいていたこのシリーズですが…いよいよ終わりが近づいてまいりました。
本来なら’88年12月のチラシをご紹介するところなんですが…無いんですよ、新聞チラシが。
なのでいつものように、1年分の「新聞の切り抜き」をご紹介することにいたします。
デm、今回は多いですよぉ。なんたって新型車だけじゃ無くて…当時の自動車業界を巻き込んだ大きな社会的流れをもご紹介するかもしれませんので(大袈裟ですけど)
ではまず1月から。
新型車ではまず
ソアラのマイナーチェンジです…が、驚きましたね。
実はこのマイチェンの前は、ちょっと人気に陰りが見えていたようです(汗)
そこでのテコ入れがこれですが…フロントとリヤの形状を若干変えて、エンジンはハイオクを中心とした品ぞろえに、そして最高旧車は約500万円と…強気には変わりありませんね。でも、どちらかというとこの後期型の方が人気があったように思いますので、このマイチェンは正解だったんじゃないかなぁ???
続いてちいさなものが2つ。
ミラージュと
セルボ。
後者は…フルモデルチェンジでしたね。
しかもこれ、この時点ですべて「軽ボンバン」へと切り替えてるようです。
まぁ、安くて当時は女性にも大人気でしたからね…商用車でも。今じゃ考えられませんが…それが当時の軽自動車。安きゃ、それでOKだったんですよね。
そしてこっちは、RX-7のカブリオレ。
フルオープン、憧れましたが…結局、縁はいまだに無かったです(爆)
で最後が
後に伝説(?)となるシーマ。
やはり「3ナンバー専用ボデー」という、トヨタでさえやってなかった思い切った施策が奏功しましたよね。
さすがです、日産!!
続いて、ちょっと社会情勢をご紹介。
とにかく当時は、次々と各社が新型車両を追加した時代でもあります。
'81年から始まった「自動車輸出自主規制」もこの頃になると、落ち着いてきており、各社ともが本格的に北米での現地生産が軌道に乗ってきたことから…日本からは新たな付加価値の高い新型車種を追加しようという動きが活発化してくる時代。なので、セクレタリーカーと言われる分野で、再び輸出を積極化しようとして、こうした(アメリカでは)小さなクラスのクルマを増やそうと動いてたんです。
あわせて、相変わらずの貿易不均衡は問題視されてましたので…
北米生産車種の逆輸入は活発化しようと動いてます。
でもこの日産の車種は…何だったんでしょうね???
対して、日本市場を虎視眈々と狙っていた韓国メーカーは…
今の時代も変わらないですけど…労使の問題が毎年、経営の足を引っ張ってたんですね。 まぁ、誰も驚きませんでしたっけ。
で、最後は別の観点で、当時の様子をあらわした記事。
突如出て来た、「なんでかなぁ?」という驚きの動き。
富士重工は分かりますが…その相手がなぜに「ワコール」だったのか??
事業拡大を図っていたとはいえ、まったく本業とは結びつかないこの提携話は…ほんと謎でしたね。
結局は、スバルが先に手を引き…実現せずに終わりましたが、まさにバブルな出来事でしたね。
ワコールの企業サイトには…この過去はどうも触れられていないようです!?
以上、1月分でした。
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Posted at
2023/09/12 05:31:58