
ちょっと変わったことを始めました。
きっかけは…ゴミ処理!?
捨てる機械もの、ちょっとだけ中身を見たくなりますよね。
なので、今回はこれに手を出しました。
スパイラルケーブル(笑)
機械ものとはちょっと違うけど…まぁなんだっていいんです。
先回ウィッシュ君のステアリングロック不良時に、不注意でビロ~ンって中身が出ちゃったこいつ、どうせ捨てなきゃいけないものですからね。
それだったらばらしてもいいよね?!
ついでに…「本当に断線しちゃったのかなぁ?」ってことも調べてみたいと思います。
ちなみに前回ビロ~ンって出ちゃった時は、慌てて元に戻したんですが、オリジナルがよくわからなかったから想像しながら巻き付け元に戻した…んですが、時すでに遅し(汗)
インパネにはESCのエラーが煌々と点灯しちゃったわけで…そこできっぱり諦めたのは昨年の秋頃のことでしたっけ。
もちろん代わりの部品は新品を購入したのは言うまでもなく、おかげさまで今ではウィッシュ君…ESCのエラーは消えました!
作業のもともとのきっかけであった「ステアリングロック不良」は結局ダメダメになったまま直りませんでしたが(爆)
で、このスパイラルケーブル。
当然、くるくる回るようになってます。

ステアリングポスト内に固定されてる部品でして、中央の穴にステアリングのシャフトを通し、反対側にはハンドルと共締めされ、そこにはエアバッグやステアリングスイッチの配線が繋がるようになってるので、ハンドルをくるくる回すと…この手前側だけがくるくる回りつつも通信系の信号はしっかりとケーブルを通じて車両側に繋がってるわけで…よく考えられた不思議な部品なんです!?
しかも今回のこれには、ステアリングの切れ角をセンシングするセンサーもついてるわけで…これによってタイヤがどっち向いてるのかを検知してナビ画面に表示する機能まであるようです。(我がナビは非純正ですので…関係はなさそうですけどね。)
ちなみにそのセンサーは、これに当たります。

中身が気になるでしょ?!
ワクワクしますもん、私。。。
では、さっそく分解開始。
まずはケースを表と裏に分けます。
これ、ウィッシュ君についた状態でいきなりビヨ~ンってしちゃったんで、簡単に外せるものだと思って分解作業に取り掛かりましたが…いやいや、実は大変なんです。
ビスで留まってるわけでも無きゃ、接着剤で固められているわけでもなく…ただただプラの爪が複数個所引っかけてあるだけ。(以降もほぼこの構造でした!凄いね)
だからそれを見極めて外せば、すぐにバラバラになるはずなんですが…その爪の数が多いうえに、どれがその爪なのかが分かりにくい。
ここはじっくりと眺めて…ひとつづつマイナスドライバーを突っ込んでいけば
パッカ~ンっ!

この状態、見たことありますね。
まさにこの時の状態そのもので

「やっちまぁなぁ(汗)の状態。。。
手前のエアバッグ側が取れて、こういう状態になってるのが、ステアリングポストに固定される側です。(ここらへんややこしくなります。)
周囲の枠(ローラーガイドかな?)も外すと

ローラーも取り出すことができ、すぐにこんな状態になります(笑)

当然、下の箱(これがステアリングの切れ角を検知するセンサー)の端子はAssy状態で取り外せます。
ここら辺はすべて爪で固定されてるだけですから、元に戻すことも可能です…やらないけど。
ついてきてますかぁ(笑)
で、これからは…ステアリングポストに固定される方を分解していきます。
だって、気になりますもんね「ステアリング角センサー」ってどうやって検知してるんだろうって??
では続き。
このポスト側の部品は、2つが重ねられているだけで、すぐに分離。

左の部品は、裏返すとこうなってます。

白い輪っか内蔵されているようです。
これを分解(爪を外すだけですけど)すると

グリスが付いたデカい歯車(!)と、それと連動する小さな2つのギヤらしきものが奥に隠れているのが見えます。
ステアリングを回すと、この大きな白いギヤが回転され、それに吊られて小ギヤも回転することで…基盤内の何らかの「ボリューム状になった装置」を回んでは…と推測
ワクワクしながら基盤を取り去ると…

メカニカル的に連結されてないんですね、これって?!
というか、かえって「なるほど」と思ったのが…これ。

可愛い2つのギヤ(笑) 変態でしょね…小さいころからこういうの見つけちゃうと、もうワクワクしちゃうんです。
しかも、この先に付いてるのって
やっぱり、こういうものですよね(笑)
なんか面白いっ! ←もう、こうなると…かなりの人がここで引くでしょうね(汗)
やはり磁力(磁場?磁界??知りません!)の変化を電気的に検知してるんでしょうね…仕組みは知らんけど。
じゃその相手側のセンサーってどういうものなんだろう??
ギヤなし状態でケースをあてがって、基盤を裏から覗くと…
こんな部品で、そんなこと感じるんだ??
素人目には、普通の半導体なんですけどねぇ(笑)
で、ふと気になった。
なぜこれでステアリングの回転数を検出してるんだろうって?
で、もう一度ケースにセットして…ギヤをクルクル回してて…
面白いことに気づいちゃいました(笑)
ギヤの数、小さいの2つを比べたら…やはり違ってるんです。
なので、大きなギヤ(つまりステアリング)が回るたびに、左右で少しずつ磁場の傾きが変わるようになってるんですよね。
…って、これ以上書いても、私自身がすでに分からない専門分野になりますし
当然ここまで何とか見てくれた「並みの変態さん」もすでに飽きてきてるよお思いますので
ここでいったん休憩。
明日にしましょ!
(でも、続きのブログも…これ以上のド変態さんが満足するような専門的な解析は当然できませんので、ご安心を。)
以上
ブログ一覧 |
ウィッシュ | 日記
Posted at
2024/01/27 08:32:11