昨日の続きですが…
いや、単にギヤの歯数を数えただけなんですけど…。
小さいギヤのうち、灰色のやつが「歯数=26」、黒いのが「歯数=25」(!)
この違い…たったの一つ(笑)
で、ついでに…大きい白いのは「歯数=65」
さぁ、何回転したらどうなるか??
算数でやりましたねぇ、最小公倍数だっけかな??
って、自分でクルクル回した方が分かりやすいし面白いので…やってみると
白いギヤ2回転で、灰色の小ギヤはちょうど5回転。
でも黒い小ギヤは歯数の違いから、当然その時は元に戻ってないわけで…
続けて白ギヤを回すと
5回転したところで、やっと同じ状態に戻りました。
でもこの時は…灰色ギヤはまたずれちゃったので
って考えると…
白いギヤが10回転して初めて、小さなギヤも同じところに戻ってきてくれる。
はぁ、疲れた。。。
いや、単なる自己満足ですけど…面白いよね、ギヤって。
で、これを(頭の中で)車載状態に戻して考えると…ステアリングを回すと、白いギヤは同じだけ回り、この小さなギヤたちもそれに連動して、決まった分だけ回る。となると、この各小ギヤのマグネットが左右の微妙な差を伴って磁場を変化させるから、その違いをセンサーが読み取って解析すりゃ…どれだけステアリングを切ったかが判定できる
…ってことなんでしょうね。
ちなみに白いギヤが10回転したら、小ギヤも同じ場所に戻るから、わからなくなくならない?って思うでしょうが…(そんなこと考える人、居ないか?)
ステアリングは10回転もしませんからぁ。。。
ロック・トゥ・ロック…つまりステアリングの回転する回数って、だいたい4回転くらいじゃなかったかな、多くても。
(これがあまりに多いと…忙しいですよ、交差点で。逆に少ないのは、例えばトヨタbZ4xの操縦桿のようなステアリング。 ロック・トゥ・ロックは半回転無いんだそうで…交差点でも持ち替えることなくターンできるんですって!?)
と、そろそろこの辺でこっちのセンサー側はやめましょうかね。
で、ここに刺さってるカプラーは
爪を外せば当然引っこ抜けて
すぐにバラバラ。
このスパイラルケーブル、かなり丈夫な被膜にカバーされてて腰があるため、ハネッカエリも半端ない(笑)
なので絶対にこの中では断線しないでしょう…って勝手に思ってますが、後で導通チェックしましょうね。
さて、センサー側はこうして簡単にケーブルが裸になりましたが…ステアリング側はというと
これがなかなか外れないんです(汗)
でも反対側からはエアバッグ用の接続コードが出てるので…きっとうまく外せるに違いありません!
よく見りゃ、なんとなくスライドできそうに見えますしね、ここの部分が。
ひっくり返せば、小さい爪もあるし…ってことですぐにここからマイナスドライバーを突っ込んで外そうとするも
えぇっ、全くダメじゃん(滝汗)
どこも取れるような気配なしっ。
とにかくこういう時は冷静になって、少し時間をおいてみる。
1日、2日…そして3日経ったけど(マジです!)
何ら変わらず?!
今まではすべての分解作業を、小さなマイナスドライバーなどでやってきたんですが、それもすべて「部品は壊さない!」ことを目標に置いて慎重に進めてきたんです。
だって、あとで戻せますもんね(戻す必要はないけど…)
でも全く外れる気配も無く、少しずつ手加減の幅を弱めて…
時には慎重に、そしてたまには大胆に(笑)
そしてついに…
破壊っ(爆)
で、この状態でよく見りゃ…
あはは、中に爪があったんだぁ(汗)
だから無傷で外すこともできたはずだっただけに…いやぁ、悔しいっ。
最後の最後の部品を取り外す段階になって、まさかケースを破壊しちゃうとは?!
なんとも残念な結果でしたぁ。。。
で、気を取り直して…ケーブルを取り出す。
なんかかっこいいですね、この様子。
機能美っていうんですかぁ…すごく
トゲトゲした様子が、光って見えますね(笑)
これ見てうっとりしてる私は…変態度合いがグ~ンって増した感じがしますけど!!
で、これは2つにもちろん分かれるので
反対側(センサー側)の端子との並びが分かるよう、段ボールに貼っておいて
それぞれの端子にテスターを当ててみる。
すると…
あれ?
あれまっ?
すべてが導通OKじゃないですか?
つまり、どっこも断線なんかしてなかったようなです?!
途中で折りたたんだような状態のケーブルが怪しかったんですけどね(汗)
結局は…ESCエラーになった原因が何であったのかは、わかりませんでした。
でも、こうして徹底的にばらして、面白いことが分かっただけでも…
満足ですっ(笑)
さっ、次は何が壊れるのかなぁ?
そして何を分解しようかなぁ???
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Posted at
2024/01/28 05:48:07