ここしばらく、ウィッシュ君は元気でした。
過去形です(笑)
以前、ドア開けるたびにピーピー音がして、スタートボタンを押しても一回でエンジンが掛からないことがある…ってのは、ここでもお話したと思います。
調べたら「ステアリングロックが掛かってないから警告音が鳴る」ということが、ネット情報で分かり、その都度、ステアリングを激しく回したり、チルト&テレスコのレバー緩めて乱暴に動かしてはロックが掛かるよう回復するのを確認してたんですが…(爆)
意外にそれが効果ありだったようで、その後すっかり再発もせず、無事復活してくれてたんです。
(これは、過去のブログのリンクにありました。2021年4月のことでしたね。)
で、その1か月後にステアリングコラムの中身を見てやろうと、思い切ってバラシて見て、怪しげなドアロック機構を露わにして「どうしてくれようか?」と考えてるうちに…すっかり放置を決め込んでおりました、特に困らなかったし(爆)
ところが、数か月前から再びこれが再発するようになり、ピーピー警告が鳴ってることも多々あったんですが…でも最近また不思議と、これが自然治癒しておとなしくなり、ステアリングロックも異常が起きることも無くバッチリ復活。
「えらいぞっ、ウィッシュ君!」って褒めてた矢先に…
つい先月、ふたたび異変が発生しました。
しかも今回は今までとは全く症状が違ったわけで…
今回は何をやってもステアリングロックが解除しないわけで…そうなると…エンジンが掛からないんです。
いや、それ以前に…まったくセルが回らない!?
普通はブレーキを踏みながらスタートボタンを押せば、すかさずセルが回ってブ~ンってエンジンが目覚めるんですが、それは「ステアリングロックが解除されたっていう信号」をキーが受け取って、それでイグニッションONとなるはずなんですけど…今回はそれすら全くダメなんです。
この場合よく考えられるのが、「リモコンキーの電池切れ」なんですが、今回は実は電池を変えたばかりのタイミングだったわけで…だからスターターボタンを押すと、しっかりと「イグニッションON」の状態にはなることは確認できてます。

つまり究極の盗難防止状態なんですけど…それ以上は進まない(汗)
つまりクルマを動かせないわけで…ほんとあと一押しなんだけどねぇ、遠いわ。。。
で、ネットでいろいろ調べてたら、いろいろな見解がある中で…「ステアリングロックが噛みこんじゃってて解除できない場合があり、それだともちろんエンジンは始動しないんだそう。
で、そういう時には「ステアリングを左右に動かしながらボタンを押してみると、ロックが外れてスタートできます!」っていうのがありました。
言われてみれば確かにステアリングが動かないや…。
まぁ昔からよく言われてた「メカニカルなキーをひねる時に、固くてキーが回せない!」って時には、当然誰もが無意識でよくやってる"あの動作"を、スマートキーのON時に合わせてやってみるのも、もちろん効果があるんだとかで…そりゃそうですよね、メカニカルな仕組みでしょうから…ステアリングロックってのは。
ただし、セリカと違ってウィッシュ君は、「FFかつタイヤが幅広い」。つまり、ステアリングの据え切りはかなり大変だってこと。
そんな無理にテンションが掛かった状態でハンドルをちょっとばかし動かしただけで、はたしてロックがはずれるものなのか?
いや、それならいっそのことタイヤの荷重をフリーにしてみたら、ステアリングも動き安かろう…って思い、さっそくガレージジャッキ使って両前輪を上げて

フリーにしてから再挑戦!
ハンドルを小刻みに左右に動かし(と言ってもロックされてるからほんのちょっとだけですけど)、そのタイミングでスタートボタンをプシュします。
で、これを何度も繰り返す。。。
…が、結局何も変わらず(泣)
で、どうしようかと考えて…焦ったんです。
「ディーラーに持って行こうにも、この状態じゃお手上げじゃないの?そもそもステアリングがロックされてるんじゃ、わざわざ積車を頼んでもそこに載せられないじゃん。。。」
あはは、故障にもいろいろあれど…
エンジンが掛からないってことよりも、このハンドルがまったく回せないってことのほうが…あきらかに重症じゃないの???
だって、この場で何とか動くようにしなきゃ、積車にも載せることできませんからね。
ホントエライこっちゃ(滝汗)
しかし…現代の(といってもすでに12年ですけど)クルマってのは、複雑に電子回路で繋がってまして、素人が原因を判断することは不可能に近いんですよね。
単純にロック機構が壊れていることかもしれないし、もしかしたらその作動を指示する信号エラーかも知れない。となるとECU(コンピューター)から車内各地に張り巡らされた通信線の断線なのか、そこに繋がってる各システムや部品の故障なのかもしれないわけで、その場合は「どこのどいつがサボってるんだ」か…なんてこと、ひとつひとつ調べていかなきゃいけないわけなので、原因の箇所特定は、かなり大変なんだそうです。
これはやっぱり積車に来てもらって、前輪下にゴージャッキかまして引きずり出して向きを変え、そして積み込んで運んでもらって…うわぁ、それってメチャメチャ大掛かりじゃん!?
だからこういった車には「故障診断」するためのシステムが最初から車体に組まれているそうで…そこに専用のテスターを繋げば、どこがサボってるのかが一目瞭然になるんだそうです。
…が、そんなモノ持ってるわけないじゃん(汗)
と、お手上げになってるところへ、お友達のディーラーメカさんが『ちょどお休みで近くまで行く用事があるから、立ち寄ってみてあげるよ!』と、まさに天からの声を掛けていただきました。
簡易のテスターも有るから大丈夫だよってことですし…ありがたや~っ。
で、診断の結果
「ステアリングロックのアクチュエータ単品の故障」とのことで、そのロック機構を取り替えれば大丈夫ということが分かりました。
それなら部品代だけで済みそうですが…システム全体ならとんでもないお金がかかるようですから、まずはホッとしたわけで。。。
でも現状復帰させなきゃ、走れないじゃん?!
ということで、このロックを解除する作業に取り掛かってくれるというありがたいお話にすがった私です。。。
その方法は…言えません、書けませんっ。
でもおかげで無事ロックは解除できることができ、走ることは可能となりました。
良かった良かった。
後日、このロック機構を交換することにします。。。
Posted at 2023/03/26 07:01:10 | |
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