約2年前、漫画喫茶で漫画を読み耽るブームだった。
そのとき手に取った1つの漫画、それは
イニシャルD。
峠の走り屋、そんな世界があるものかと新鮮な気持ちだった。
絵のタッチや青春なストーリーに引き込まれ最新巻まで読破した。
その後、アニメ化されていることも知りそれもすべて目を通した。
そして今年に入ってから、
関西アテンザオフメンバーの中で空前の頭文字Dブーム。
ゲーセンのゲームですけどね。
もともと、漫画に出てくるすべてのコースが実在していることは知っていて、
更にゲームでコースを走っていると、
本物のコースを自分の車で走りたいという夢を抱くようになって、
今回巡礼の旅断行を踏み切ることにしたのである!!
11/7 P.M.8:00。
瀬戸大橋を渡ってまずは四国を出る。
そこからひたすら2号線、第二神明、阪神高速で東大阪へ。
阪奈道路からの南下してから名阪国道。
愛知を北上して小牧からまた高速を使ってみる。
11/8 A.M.5:00。
さすがに疲れてきた。仮眠を取る。
11/8 A.M.6:30。
やはり明るいうちに行かねばと再出発。
長野の岡谷インターからまた下道で軽井沢へ(途中有料トンネル)
近付いてくる初めての峠、それは軽井沢と群馬をつなぐ碓氷峠。
漫画では主人公藤原拓海が秋名以外でバトルする記念すべき初コース、
そしてバトルの相手は初のギャルドライバー、佐藤真子と
親友のナビゲーター沙雪が乗るインパクトブルーのシルエイティが登場する。
狭くてくねくねした道ばかりという碓氷峠で、
ケツを振り回しながら攻め込んでいくというのだ。
ゲームではリアルとは違い、逆に広々としていて、
初心者向けコースとして設定されている。
しかし、
C121という入口は広いが出口は狭い約180°旋回のコーナー、
そこだけはゲームでも反映されている。

左側が入口である。
全開ノーブレーキ、
ケツを流しっぱなしで抜けられるのは地元でもこのインパクトブルーだけ、
ゲームでも壁に当たらず抜けるのが難しいコーナーであります。

しかし理想のラインで抜けられたときの気持ち良さは筆舌に尽くし難い。
右側がコーナー出口。
生C121を見て、漫画と同じようなことはできないことが分かりました。
びっしりとキャッツアイがその堅い突起をニヤつかせていましたから。
ちなみに、それぞれのコーナーにC〇〇という小さい標識があるんですが、
あるはずのC121は誰かが記念に持って帰ったのか発見できませんでした。
…というわけで1回通り過ぎてしまいました(^^;
碓氷峠の名物といえば、
めがね橋であります。

群馬側へ進んでいくと、
発見!!とおもいきやこれは小めがね橋。

本物はこちら。
ゲームでもヘアピンコーナーのところで見えます。
ゲームでは大好きな碓氷峠なのですが、
生碓氷は狭くてくねくね見通しも悪い、至る所にキャッツアイ。
しかも落ち葉だらけで中に大きな石が混じっていたら…
と制限速度を出すのが精一杯な走りにくい峠でした。
高低差がほとんどないのはせめてもの救いか。
碓氷峠を抜けると、もう1つのイニシャル的名所。

佐藤真子と拓海のバイトの先輩である池谷先輩が出会う
峠の釜めし駐車場。
真子ちゃんは最後アクセルターンをキメてから脱出するのですが…
とてもそんなことする余裕のない狭い駐車場でした。
ちなみに、あまりお腹が空いてなかったので釜飯は食べず(笑)

さて、そこから20分弱車を走らせるとたどりつく、
道の駅、みょうぎ。
漫画ではかませ犬的存在(笑)ナイトキッズのホームコース、
妙義山であります。
漫画やアニメでもここでバトルシーンはありますが、
広めの道ということぐらいでどのようなコースかはよく分かりません。
ゲームではやたらと開放感のあるコースなのでどんな走りやすい道かと想像。

しかしいつの間にか目印の神社に到着。
左奥がそれですね、ゲームでは下りのスタート地点です。
ということは、ここから先が下りのコースかな?
と下ってみると…
狭い。
でも連続ヘアピンとかあるし、これなのかな?

だいたい下ってみたけど…ここは何?
やはりさっき通ってきた道だよなと引き返し、
神社まで戻り改めて走行。
すると、ああこんな感じだったかも。
確かに広いけど、ゲームほどの開放感はありません。

で、ここが多分下りのゴール地点。
妙義山もキャッツアイがふんだんに使用されており、
とてもじゃないですが攻められるコースではありませんでした…。
さて、次はついに秋名へと向かいます。
長くなってきたので続きはまた次回。
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Posted at
2012/11/15 00:34:35