いささか日が空いてしまいましたが続きです。
赤城山の上りを制した時点で15時。
そこからなんとか日没までにいろは坂へ向かおうと決意。
そしてルートはそこから最短のR120を選択した。
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/005/910/159/4c84205907.jpg)
この選択が
まさかのアクシデントを引き起こすことになろうとは、
この時は予想だにしていなかった。
とりあえず、赤城山を北側から抜ける。
そのためには標高1820㍍赤城山山頂に位置する大沼を通る必要がある。
この大沼までの道も、中低速コーナーが続き、
洩れなく大量のハンプも付録付きだ。
こちらもハンプさえ無ければ面白いコースだと思いました。
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/photo/000/003/336/991/3336991/p2.jpg?ct=5a1dbf8e3303)
大沼を左回りで通り抜ける。
すると意識しなくても見えてくる赤い橋。
赤城神社である。
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/photo/000/003/336/991/3336991/p3.jpg?ct=5a1dbf8e3303)
やはり赤城だけに赤なのだろうか?
詳しい所以は知らないが、特にイニシャルとも関係が無さそうなのでスルーさせてもらいました(笑)
ここからはひたすら下り。
赤城の5連ヘアピンと同様な中低速コーナーだらけで、
飽きるほど体験できました(笑)
その後R120に入るまでは対向1車線が多いワイディングロード。
しかし対向はそれほど難しくないためか、大型トラックがちらほら。
遅いトラックさんに道を譲ったりしてもらいながらR120へ。
R120はひたすら緩い上り。
それとともに、だんだんと怪しくなってくる雲行き。
そしてついには降り出してきた雨…
それはまさに
破滅へのカウントダウン。
白根山まで差し掛かってきた頃。
いつまでこの上りが続くのかさすがに不安になってきた。
それは外気温の表示がさきほどまで10数度あったはずなのに、
いつの間にか2,3℃まで落ち込んできていたから…。
そんな自分の不安とは裏腹にますます上がっていく高度。
そしてついには表示が1℃となり、雨はついにみぞれ、雪に。
白くなってきた路面を前に、余儀なく少しペースダウン。
しかし上っていくことを止めようとしない無情なる国道。
普段の自分なら引き返すか、最徐行運転していたであろう。
やはり時間的に厳しかったのか、もう辺りも暗くなり始めていて、
どうせいろは坂まで無事たどり着いても観光はできなかっただろう。
それでも希望は捨てきれないままでいたし、
さっきまで昼間で暖かかったんだから路面の凍結もまだなんとか大丈夫だろう、
と徐行ペースで進んでいた。
しかし、実は降り積もりだした雪というのが一番滑りやすい。
この誤認識が生んだ結論、それは破滅でした。
詳細は控えさせていただきますが、
とりあえず無傷の自損です。
痛々しく傷ついてしまった愛車を見てただただぼう然。
板金7万円コースか by 中里毅
それはまだ良いんです。
だって、ステアリングに違和感が発生しちゃってるもので…。
でもこのまま雪の山にいて助けを待っていても、
精神的に追い詰められそうでしたので、
自走できるのを確認して最徐行でなんとか華厳の滝まで下りました。
そこからレッカーを手配して宇都宮のマツダDまで移動。
いろは坂はレッカーのトラックの助手席で鑑賞しました…。
とりあえず翌日に診てもらうことにし、その日は宇都宮で一泊。
栃木は他にも東堂塾とのバトル、
塩那スカイライン、
蓋のない側溝の
もみじライン、
プロレーサーとバトルする
八方ヶ原を回るのを楽しみにしてました。
他にも茨城県や埼玉、神奈川のコースも、
もう観光しにいく状況でなくなってしまったことにただただ無念。
そして、なんとか自走して帰れるかどうか、不安な夜を過ごしました。
翌日、予定通りディーラーに診てもらいましたが、
応急措置をしてもらうことができ、自走で帰ることになりました。
とは言えステアの違和感は治ってないのでスピードは出さずゆっくり走行。
その帰路がてら、もともとお会いする約束をしていた方々とも
急遽都合をつけてもらいなんとか会うだけお会いさせていただきました。
その詳細はまたアップします。
で、帰り道違和感あるステアに多少慣れてきたし、
帰り道からあまり外れない道だったこともあり、
神奈川で一番行きたかった某コースを回ることにしました。
それは箱根の
ターンパイクと
椿ラインです!!
先にこちらのイニシャル関係をアップさせていただきます。
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/photo/000/003/336/991/3336991/p4.jpg?ct=5a1dbf8e3303)
これがターンパイクの料金所。
漫画では涼介と死神GTRの因縁バトルの場所です。
下り続けてブレーキが完全に死んでしまったGTRを、
涼介のFCとスパイラル池田のフェアレディ2台で支えて止めてあげるシーン。
なんとかこの料金所に激突する手前で止まるんですよね。
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/photo/000/003/336/991/3336991/p5.jpg?ct=5a1dbf8e3303)
このターンパイクは勾配のキツイ有料道路で、
下りであればエンジンブレーキは必須。
上りはただ上るだけ、特にキツイコーナーなんかはありません。
途中で見晴らしの良い太平洋を見渡せる展望箇所もあり。
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/photo/000/003/336/991/3336991/p6.jpg?ct=5a1dbf8e3303)
上りきったこの場所から椿ラインは目と鼻の先。
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/photo/000/003/336/991/3336991/p7.jpg?ct=5a1dbf8e3303)
しばらく下ったここが椿ライン、ダウンヒルのスタート地点。
ゲームでは難しいけど走ってて楽しく、好きなコースなのです。
漫画のほうでも、現在連載中の神奈川最終戦の舞台になっている、
ホットなコースですね。
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/photo/000/003/336/991/3336991/p8.jpg?ct=5a1dbf8e3303)
椿ラインには3つのキツイヘアピンコーナーがあります。
どれも直前は長めの直線が続くのでオーバースピード厳禁なヘアピンです。
で、こちらが最後のヘアピンコーナー。
これを抜けるとまもなくダウンヒルのゴール地点となります。
漫画の方は、いつになったらここまでたどり着くのやら(笑)
ゲームのほうではこの3つのヘアピン攻略は初歩で、
他の様々なRを1つ1つスムーズに攻略していけるかでタイムは大きく変わります。
速い人は3分弱でゴールしちゃう、このダウンヒルですが、
私は11分かかりましたw
…って、そりゃ徐行ペースなので仕方ありません。
しかしこの椿ラインもゲームでは忠実に再現されてるなと思いました。
途中、舗装工事で荒れている区間がありましたけどね。
というわけで、回りたい峠の一部しか訪問できなかった旅になってしまいましたが、
次回また機会があれば全制覇をリベンジしたいと思ってます。
ちなみにこれからマイアテはしばらく入院生活に入るので、
少なくとも
年内はオフ参加は絶望的です。
その間に行われる関西オフの写真係は不在になりますが、
最近デジイチ普及率もアップしてるし、
ほかの方々にお任せしたいと思います、
迷惑かけますがよろしくお願いしますね(^^;;