8月27日(木)
朝、霧島で目覚めました。
天孫降臨の地と言われている高千穂峰(たかちほのみね)に登る日です。この日のために、「ヤマレコ」というスマホアプリをインストールしました。このアプリには、GPSで現在位置を特定し、予定のルートから外れると警告してくれるという機能があります。
朝7時ごろまで降っていた雨がやみ、どうやら登山ができそうなので、MUKE四世号で登山口へと向かいました。
高千穂河原ビジターセンターの駐車場で、鳥居をバックに記念撮影。MUKE四世号は、ここで留守番。ここからはMUKE自身の足で歩かなければなりません(けっこう不安)。
鳥居をくぐってしばらく歩くと霧島神社の旧社があり、その前の道を行くと登山口がありました。さあ、いよいよ登山が始まります。
足元が火山の噴火でできた岩と砂なので、滑ってとても歩きにくいです(この段階で既にゼイゼイいっている)。
森林限界あたりに来ました。ここから傾斜がきつくなります。濃霧がたちこめ、行先が見えません。大丈夫か?
息を切らしながら、急傾斜を上っていきます。歳のせいか、日ごろの運動不足のせいか(両方か?)、長く歩けません。足元が悪くて歩きにくいこともあり、10分歩いては少し休憩の繰り返しです。振り返っても、霧でまったく景色が見えません。
悪戦苦闘の末、御鉢という火口の縁までたどり着きました。相変わらず霧がすごくて、火口を覗いても何も見えない。
ここからしばらくは火口の縁の稜線を歩きます。右側が火口、左側が山の斜面の急傾斜に挟まれた細い道を行きます。霧で視界が悪いうえに、まわりに誰もいないので、ものすごく不安。
しばらく歩いていると、スマホが何か言っている。何だろうと見てみると、「ヤマレコ」の警告でした。なんと、予定のルートを大きく外れているとのこと。ヤマレコは、何回か警告を出していたらしいのですが、MUKEが気づかなかったのでした。げっ、完全にあさっての方向に来てるやん!
下のスクリーンショットで、青い線が予定のルート、ピンクの線はMUKEが歩いたルート、 青い矢尻は現在地です。
火口の稜線から外れる分岐を見落としていました。危うく火口の縁を歩き続けて、道に迷うところでした。すぐに引き返して、予定のルートに戻ることができました。危なかった!
霧の中に小さな鳥居が見えてきました。昔、最初の霧島神社があった場所です。
ここからは、ふたたび傾斜がきつくなり、写真を撮っている余裕なし。やっとのことで山頂(標高1574 m)にたどり着きました。やったあ、天孫降臨の地に到達!!
頂上には、鉾が立っています。天孫ニニギノミコトが降臨した時に地面に突き刺したものだとか、そうでないとか(???)。
頂上から何も見えない絶景を楽しみましたww
下山は同じルートを戻るのですが、しばらく頂上でうろうろしているうちに、登ってきた方向がわからなくなりました(汗)。登山道を見つけて下りていくと、ふたたび「ヤマレコ」から予定ルート逸脱の警告が。なんと山の反対方向に下りていたのでした。すぐに引き返して正しい下山ルートに戻ることができました(劇汗)。
御鉢まで戻ってきた時、霧が一瞬晴れ、火口が見えました。見えたら見えたで怖い(汗)
ちょっとだけでしたが、下の景色も楽しむことができました。
下山は楽かというと、そんなことはなく、けっこう怖い。下が岩と砂なので、滑るのです(実際、何回も転びました)。危ないので、ほとんどカニ歩きになります。斜面が急な場所では、片手で岩につかまり、もう一方の手はトレッキングポールを握り、つまり4つ足状態で下りたのでした。
やっとのことでヘロヘロになりながらビジターセンターの駐車場に生還しました。鳥居の向こう側をみると、霧が晴れて御鉢がきれいに見えました。今だったら山の上から絶景が見えたのだろうと思うと、ちょっと悔しいw
全行程6.7 km(道を間違えて引き返した分も含む)、要した時間5時間30分(そのうち1時間4分は休憩)の登山でした。
こんなに本格的な登山になるとは思わなかった。濃霧のうえに、まわりに他の人がいない状態が続き(往復で出会ったのは3人だけ)、ソロ登山は心細かった。アプリ「ヤマレコ」には2度にわたってルート外れを指摘してもらい、ほんとうに助かりました。あれがなかったら、遭難していたかも(汗)。ありがとう!
MUKE四世号の走行距離は、連泊した宿とビジターセンターの往復の58 kmのみでした。宿に戻って、その夜はビールで乾杯したのは言うまでもありません。
長い長い駄文を読んでいただき、ありがとうございました。
とか言いながら <その3>に続きますww
Posted at 2026/09/03 08:05:58 | |
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