MUKEのブログ一覧

アメリカ下院での公聴会も終わって、トヨタの問題も一落ち着きというところでしょうか。今後、急加速につながる電子制御の欠陥が見つかれば別ですが、「問題は見つかっていない」というトヨタの言い分を一応信じようと思います。

しかし、もし電子制御の問題でもなく、アクセルペダルやフロアマットのせいでもないとすると、「なぜ急加速したのか」という疑問は残ります。以前のブログでも書きましたが、バグや外因によらないコンピュータの誤動作という可能性はないでしょうか。

コンピュータの誤動作なら、最近の車は多かれ少なかれ電子制御に頼っているらしいので、トヨタ車に限った話ではなくなります。そのあたりを今後検討していく必要はありそうです。

2007年から2009年に国土交通省が車の急加速問題を調べたと新聞等で報じられています。急加速が報告されていた134件のうち、トヨタ車は38台（28.3%）で、トヨタの市場でのシェア（28.7%）とほぼ等しく、トヨタ車が特に多いとはいえないと結論したそうです。何となく、なるほどと納得してしまいますが、考えてみると、３年間に134件も急発進、急加速、暴走があったということで、これはこれで怖いことです。国土交通省は再調査するそうですが、トヨタに限らず、ずべてのケースを詳しく調べてほしいです。

それでは電子制御はやめて、昔ながらのメカニカル制御に戻るかというと、もう後戻りはできないでしょうね。

アメリカでのリコールに関する反応をみていると、まさに「かさにかかって」という表現がぴったりですね。
たしかにトヨタの対応にも問題があったかもしれませんが、そんなに危険きわまりない車なんでしょうか。

MUKEはトヨタの関係者ではありませんし、利害関係もありません。ファンですらありませんでした。でも、これだけ袋叩きにされると、正義の味方をきどっているアメリカの議会やマスコミを逆にうさん臭い目で見てしまいます。

今、がんばれトヨタという気持ちをこめて、トヨタ車の購入を考えています。
大きな出費なので、なかなか決心できませんが、半分くらいは本気です。
いや、やっぱり３分の一くらいか。　
うーん、５分の１かも。　(;^_^A

プレミオを買ってまだ間もないころ、実際にあった話です。
ある日、一人で中央高速をドライブしていると、何やらくぐもった女性の声が聞こえるではありませんか。
「おんりょう１です」
あれっと思ってまわりを見回しましたが、もちろん誰もいません。

しばらくすると、また同じ声が。
「おんりょう２です」
またしばらくして、
「おんりょう３です」
．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．
「おんりょう４です」
．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．
「おんりょう５です」
そして
「音声案内を中止します」
といって、沈黙しました。明らかにナビの音声ではありません。
どこかの無線が混入したのかとオーディオをチェックしましたが、OFFになっています。

気味が悪くなりましたが、高速道路ですから走り続けるしかありません。
またしばらくすると、「おんりょう１です」に始まり、２、３と数えあげるではありませんか。

繰り返し聞いているうちに「おんりょう」が「怨霊」に聞こえてきました。
「怨霊１．．．．．．．．怨霊２．．．．．．．．怨霊３．．．．．．．．怨霊４．．．．．．．．．」
まるで番町皿屋敷です。
後ろから冷たい手が出てきて首を絞められそう。（ホラーの見すぎ）
新車ですから怨霊がついているはずはないし、もちろん人をはねたこともありません。

この声は、その後も忘れた頃に時々聞こえてきました。不気味でしたが、どうしても止まらないので、仕方なく乗っていました。

ある時、この声の主があっさり判明しました。
ディーラーに行って、この話をしたところ、担当のセールスマンが
「あ、これですね」と指摘してくれました。

実は、ETC車載機が小物入れの中に設置されているのですが、その小物入れの中にカメラを入れていました。そのカメラの入れ方が悪く、振動によって動いてETC車載機の怨霊ボタン、ではなく音量ボタンが押されていたのでした。

これがほんとの竜頭蛇尾というか尻切れトンボというか、ばかばかしいお話で失礼いたしました。　m(_ _)m

プリウスのブレーキの問題が大変なことになっていますね。

ブレーキが一瞬効かなくなるといっても、どの程度なのか、どんな感じなのか、その現象を経験したことがないので、トヨタの言い分が正しいのか判断できません。ただ、いつのまにか電子制御を変更して対処していた、というのはちょっといただけませんね。

ところで、MUKEもプレミオでこんな現象を経験したことがあります。
一般道を走っていて前方の信号が赤になったので、ブレーキを踏んで減速しました。順調に減速していき、そのまま一定の力でブレーキを踏み続ければ信号待ちの車の後ろに止まれると思いました。ところが時速20km/hくらいになった時、フッとクルマが軽くなったように感じ、スッと前に出たのです。あれっと思ってブレーキを踏みたしたので、前の車にぶつかることもなく停止しました。このようなことは、今までに２，３度ありましたが、いずれも十分対応可能な範囲でした。制御のプログラム上こういうこともあるのかと思っていましたが、今になってみるとABSという可能性もあるのでしょうか。

まあ、MUKEの場合は車間をとるように気をつけているだけで、特に気になるほどではありません。

今のクルマはコンピュータ制御の固まりらしく、よく考えると怖いものがあります。コンピュータのプログラムに問題がなかったとしても、誤動作というのは結構な頻度であるのではないでしょうか。現にMUKEが使っているデスクトップPCなど、しょっちゅうハングアップしては再起動を余儀なくされています。これがクルマだったらと思うと、ぞっとします。

トヨタには、一刻も早く問題を解決して、出直してほしいですね。
もしかすると、これから購入するトヨタ車は、世界で一番安全かも．．．．．