
車のフロントは、よく顔に見立てられますね。
最初は顔に見えなくても、ヘッドランプが目で、グリルが鼻と口で....といったん思い込むと、顔にしか見えなくなるから不思議です。
大笑いしているような顔、ニヤニヤしている顔があるかと思えば、ルームミラーを見るのが怖いような顔もあります(汗)。
近年、国産メーカーでも、顔に統一性を持たせたデザイン(ファミリーフェイスというんでしょうか)が流行りのようです。有名なところでは、マツダの五角形グリルとか、レクサスのスピンドルグリルとか。ニッサンもV字グリル(?)にしようとしているらしい。
トヨタはどうかとホームページを眺めていたら、車種が多くて顔も多様ながら、いくつかのタイプに集約されるような気がしました。
カムリ型:左右のヘッドランプと中央のエンブレムが、細いグリルや装飾によってつながっているタイプ。
先日マイナーチェンジしたマークXや、これから発売されるプリウスPHVとC-HRもこのタイプと思われます。
クラウン型:左右のヘッドランプが大きなグリルによってつながっている(ように見える)タイプ。押し出しの強い顔つきですね。
プリウス型:左右のヘッドランプがつながっていないタイプ。
このうち、カムリ型がいわゆる“キーンルック”というものでしょうか。このタイプの顔は、ホンダのセダンが採用している“ソリッドウイングフェイス”に近いように見えます。
実際、新型マークXの顔が、ちょっとアコードに似ていることに気がつきました。特にモデリスタのフロントグリルを着けると、けっこう似てくると思いますが、どうでしょうか?
今後キーンルックに統一していくという話ですが、MUKEは何だかなあと思っています。デザインの自由度が狭められ、車種による個性がなくなって、つまらないような気がします。トヨタ車は、ファミリーフェイスにこだわらず、多様なデザインで勝負してほしいです。
長々と書いたわりには、大した結論にならず、失礼しました。 m(__)m
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Posted at
2016/12/13 18:00:24