
アンドロイド用のGPSスピードメーターアプリをダウンロードしました。
電波の状況が良ければ、位置を3mの誤差で計測でき、特に平均速度はかなり正確に実車速を反映していると思われます。(->
パーツレビュー)
一方、愛車の車載スピードメーターは、どの程度正確なのか?
先月、東北自動車道を走った時に、車載速度計とGPS速度計の表示を比べてみました。
クルーズコントロール(前走車追従型でなく、一定速度を維持する従来のクルコンです)をONにして1~3分間定速走行し、GPS速度計でその間の平均車速を計測して比較しました。
このような計測は、比較的速度が高い時にはやりやすいのですが、低速では難しい。例えば高速道路を60 km/hで走るのは、道路交通法には違反しないものの、他の車との速度差が大きく危険です。今回は、早朝の東北自動車道がガラガラだったので可能でした。それでも、ルームミラーを常にチェックし、後続車が現れたらすぐ計測を中止して加速するようにしていました。
このようにして、車載速度計61~105 km/hの範囲で得られた結果をまとめたのが下の表です。GPS速度計の平均速度との差は、3~5 km/hでした。
結果をグラフにしてみました。X軸は車載速度計の表示、Y軸はGPS速度計の表示で、青い直線は車載速度計とGPS速度計の差がゼロである場合です。実測データ点は、いずれも青い線の右側にあり、車載速度計の表示がGPS速度計より常に高いことがわかります。
実測データ点は、GPS車速計の表示=車載速度計の表示×0.951という直線で、非常に良く近似することができます。上に書いたように、GPS速度計の表示が真の車速に近いと考えると、車載速度計の表示から5%差し引くと真の車速を推測することができると思われます。
結論:MUKE四世号の車載速度計は、おおむね5%高く表示します。
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マークX | クルマ
Posted at
2017/08/03 22:11:16