
昨年の今ごろ、ECUチューニングをしました。Bee☆RのBR-ROM(ストリート仕様)です。(->
過去の整備手帳)
ECUの書き換えにより、加速が良くなった実感はありましたが、燃費にはどう影響するのか。6月から9月まで、4か月間の燃費を比較してみたところ、はっきりとした変化はありませんでした。(->
過去のブログ)
ただ、この時は4か月間だけで、燃費データの数も少なかったので、その後もしつこく燃費データを集め、年間を通した燃費を比較してみました。しつこい.....性格です(汗)。
高速道路の走行が多くなるにしたがって、燃費が急激に良くなることがわかっているので、高速道路の走行距離と燃費の関係をグラフにしてみます。グラフの横軸は高速道路(自動車専用道路を含む)を走った距離の全走行距離に対する割合(%)、縦軸は燃費(km/L)です。ECUチューニング後1年間、24回の給油時に満タン法で計算した燃費を赤い〇で示しています。赤い実線は、赤い〇に最も良くあてはまる指数曲線です。
同様に、ROMチューニング前1年間(純正ECU)の燃費(青い〇)をグラフにしたのが下の図です。青い実線は、青い〇に最も良くあてはまる指数曲線です。
ぱっと見ても、燃費が変わったのかどうか、良くわからないですよね。そこで、ECUチューニング後(BR-ROM)の赤い実線と純正ECUの青い実線とを重ねてみると........
ほとんど重なりました。ほんのわずかな差はあっても、+/-1%以内なので、誤差の範囲と思われます。というわけで、最終結論は、
MUKE四世号をMUKEが運転している限りでは、BR-ROMにより燃費は変わらなかった
ということになります。ただし(以前にも書きましたが)、クルマやドライバーの経年劣化による燃費の低下があるとすれば、それによってBR-ROMによる燃費の改善が打ち消されている可能性もあります。
退屈な話に長々とお付き合いいただき、ありがとうございました! m(-_-)m
Posted at 2020/06/08 21:37:21 | |
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