
燃料噴射ポンプを交換しました~。
ちょっと前の作業になりますが、噴射ポンプを交換することにしました。
ディーゼルエンジンの心臓部とも言える噴射ポンプ、数年前にカバー周りのシール交換だけやったけど内部の消耗部品は未交換のままで、走行距離はもうすぐ39万キロほど。
今後は部品の価格高騰や製造中止も不安になる頃なので、それなりの出費になるけど今のうちにやれることはやっておこうということで、リビルド品のポンプを入手しました。
では交換作業を開始。
作業スペース確保のため、クーラーのベルトを外して。
コンプレッサー本体も外して邪魔にならないところに避けておく。
冷媒のホースは繋いだままなので無理のない程度に優しく移動させます。
ポンプのレバーからスロットルケーブルのピンを抜いて取り外し。
燃料パイプ類のバンジョーボルトを3ヵ所外す。
インジェクターへの高圧配管を外す。

燃料カットソレノイドのハーネスも抜いておきます。
ポンプの脱着時は友人にお借りしたSSTを使用。
これがあるとタイミングベルトを張ったままでポンプだけが外せるので便利です。
クランクを手回しして1番シリンダの上死点に合わせたところで、ベルハウジング下部からSSTを挿入してフライホイールの切り欠き溝に固定。
フロントカバーの蓋を開けて。
噴射ポンプのタイミングプーリーを留めてるボルト3本を緩める。
SSTを使ってカバーとプーリーを固定。
これでポンプを外してもタイミングベルトがズレなくなります。
フロントカバーの裏側でポンプを固定してるナット3本と。
後方のブラケットのボルト2本を緩めて。
ポンプ本体が外れました。
ボッシュ製の分配型ポンプです。
左側が今回取り付けるリビルド品のポンプ。
リビルド品なので本体は中古やけど、中身の消耗部品は新品交換されたものです。
品番の備忘メモ。
新しいポンプを取り付けます。
ガスケットは新品に交換。
逆の手順でポンプを取り付け。
タイミングプーリーの位相決めピンをフランジに挿入した状態で一旦仮組み。
ここで噴射時期の調整もやっておきます。
ポンプ後ろ側のプラグを外して。
ダイヤルゲージの測定子を内部に挿入して固定。
噴射ポンプのプーリーのピンを抜いてボルト3本もフリーにしたところで、ゲージのゼロ点合わせ。
リフト量の規定値は、上死点から進角側へ1.54mm。
プーリーに対してポンプの軸を右へ回すと進角方向。(プーリーは相対的に左回りに動く)
ゲージを見ながら規定値になるまで進めたところで、プーリーのボルト締めて固定。
ピンで位相決めした状態のままで組み付けると少し遅角ぎみになっていたようです。
噴射時期が合っていると燃焼効率が良くなりトルクアップや始動性向上の改善効果あり。
進み過ぎるとノッキング発生、遅れ過ぎると排気温度上昇。
古い機械式のディーゼルなんで、ちょっとした調整で最適化してやるとより良い感じになりますね。
バラした部品を元通りに組み付けて完了です。
無事にエンジン始動、快調に走り出しました。
古いポンプはリビルトのコア返却として旅立ち、またいつかどこかで誰かの役に立ってくれることでしょう。
Posted at 2026/07/06 00:23:14 | |
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