
少し前の作業内容になりますが、運転席のシートを交換しました。
今までのシートはレカロのLSで、もともと中古で買ったシートを付けてかれこれ15年ぐらい30万キロ以上は使ってたもの。
ウレタンが割れてきたり生地が破れてきたりでだいぶボロくなってきたので、オーバーホールに出すか?買い換えるか?と考えてたところに、フリマアプリでお手頃価格の中古品を見つけたので入手することに。
今度のシートはレカロのSTYLE-JJです。

価格は1万円でお釣りが来るぐらいやったけど、程度もそれなりで汚れや傷などは多々あり。
と言っても今使ってるのよりはだいぶマシですが、せっかくなので簡単に手直ししてから取り付けます。
分解するためまずは座面裏の前方にあるピンを抜いて。
座面の長さ調整の部分を引き抜く。
フレームと座面を固定しているパーツを、爪を折らないように注意しながら外す。
これで座面が外せます。
表皮の合わせ目のところに樹脂のプレートが刺さってるのを優しく引っ張りながら剥がして、内部のウレタンまで分解していく。
次にヘッドレストを外そうとするがうまく抜けず。
シャフトの根本あたりの位置をシートの表面から押し込めば抜け止めのロックが解除されて抜ける構造のはずやけど、とりあえずここでは後回しにする。
背面を分解するためリクライニング等のダイアル類を外す。
サイドのカバーに樹脂のピン留めが1ヵ所あるのでポンチで打ち抜く。
カバーを外したら下のほうから表皮を捲り上げて。

ここでウレタンとシートバックの隙間から手を入れてヘッドレストのロックを外してやると無事に抜くことができた。
こんな感じまで部品をバラしました。
購入時から聞いていた不具合として、サイドサポートの調整が片側だけ動かない問題あり。
内部を確認してみると、調整ダイアルから繋がるワイヤーが抜けていたことが原因でした。
ネットで情報収集してみると、どうやらこれはこのモデルの持病のようで。
対策方法は先人の知恵を丸パクリして、シートバックとワイヤーの間にスポンジを挟むことで抜け防止してみた。
シート生地は風呂場に持っていって、ぬるま湯で漬け置き洗い。
すごい汚れが出てきましたね・・・。
何度も洗ってすすいで、よく乾燥させて。
ウレタンが型崩れしているところがあったので、発泡ウレタンフォームを注入して補修を。
硬化したらはみ出したウレタンをナイフで削って成型する。
全体的なボリュームアップと補強のため、5mm厚のウレタンシートを切り出して。
表面にボンドで張り付けていきます。

あとは表皮を元通りに被せてやれば完成です。
ウレタンシートをちょっと盛りすぎたのか、パツパツで被せにくかったですが。
さて、手直しはここまでにして、車両からシートを外して交換しましょう。
古いシートは破れやヘタリが目立つ状態でした。
シートレールは今までのを流用するので、そのままポン付けでOK?
と思ってたけど、付けてみるとスライド調整のレバーを引き上げた際にシート下部と干渉することが判明。
当たってるのはシートの樹脂部分だけやったので、ヤスリで削って逃がしてやることで解決。
他の部分の収まりは問題無さそうかな。
とゆうわけで、新しいシート(というか中古からまた中古ですが)に交換完了です。

STYLE-JJはコンフォート系のモデルでホールド感は弱めやけど、サイドサポートの出っ張りが低いから乗り降りしやすくて普段乗りには便利そう。
腰回りをしっかり支えてくれる座り心地はレカロらしい好感触ですね。
ちなみに破れたシートはジャンク扱いでヤフオクに出してたら、買ったときよりも高い金額で売れてしまいました。
相場が上がってるおかげもあるんでしょうけど、レカロは古くなっても需要があるんですねー。
Posted at 2026/10/25 01:54:07 | |
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