GWの連休は時間があったので、先延ばしになってた整備をちょこちょこやってました。
バックドアの蝶番の動きが渋くなってるのと、ボルトの錆が目立ってきたので、リフレッシュしてやることに。
社外品でステンレス材のボルトキットと、ヒンジピンのキットを用意しました。
まずは蝶番の取り外しから。
全部で3個の蝶番があるので、1ヵ所ずつ外してやればドア本体はそのままで作業できます。
室内側はナット留めになってるから内装を一部外しながら緩めていく。
できれば中と外で2人作業のほうがやりやすいですね。
ボルト4本を緩めて取り外し。
軸の部分も分解する。
中心に真鍮の球があり、それをボルトが貫通する形になってます。
右側のが今回交換するものですが、よく見るとオリジナルのボルトは全ネジなのに対して、新しいのは半ネジになってました。
元のやつは中心付近のネジの山が摩耗してる感じなので、ここは社外品のほうが良い造りですね。
ついでに、ボディの下端とクロスメンバーを留めてるボルトもステンレスに交換します。
ここは汎用のボタンボルトを使いました。
ボルト外して締めるだけやから簡単簡単、と油断してたら・・・ボルトが折れた!
残ったボルトをドリルで揉んでから、エキストラクターで救出。
そんなちょっとしたトラブルもあったけど、無事に交換完了です。
交換前はこんな感じでしたが。
見た目はだいぶ良くなったかな。
ボルトをステンレス化したことによる心配点としては、ボディや蝶番のほうが逆に錆びてしまうんじゃないかということ。
鉄のボルトだとそれ自体がアノードになることで周辺が電気防食される効果がありそうですよね。
まぁそうは言ってもボルトが錆び付いて分解できない状態なのもまた困るので、今回はステンレス化して様子を見てみようと思います。
続いてはボンネットの蝶番。
ボンネット開ける際にギシギシと音が鳴ってるのが気になってました。
こちらは回転部に樹脂のブッシュがあるので、それを交換します。
ちなみに、ここのボルトは雨水が溜まってすぐに錆びるので以前からステンレスに交換済み。
新しいブッシュを用意。
ボンネットを立てて少し持ち上げるとブッシュが外せます。
ブッシュは偏心した形状になってるので向きを間違えないように注意。
DEFはボンネットを垂直に立てるとそのまま上方向へ引き抜ける構造になってるので、エンジン周りの作業でスペースを確保したいときなどは便利ですね。
あとはMINIのほうでちょっと前にやった作業。
以前にブログにアップしたリヤブレーキの整備内容について、シューの取り付け方向が間違ってるとみん友さんからご指摘を頂いておりました。
この状態は後方のシューのリーディング側とトレーディング側が逆になってました。
左側はこの写真の方向で、右側はその対称になるように組みます。
軽く清掃とグリスアップもやって、シューを組み直して完了です。
Posted at 2023/05/13 02:38:49 | |
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