
MINIのバルブクリアランスを調整してみました~。
最近、タペット音がちょっと気になっていたのでメンテしてやることに。
まずはロッカーカバーを外す。
カバー上側のボルト2本を緩めます。
カバーを開けるとバルブとロッカーアームがお目見え。
ここでクランクを回してシリンダーの上死点を出しますが、プラグを先に緩めておくと圧縮が抜けて作業がしやすいですね。
エンジン横置きでスペースも狭いMINIではクランク部に工具が入らないので、オルタネータの軸にレンチを掛けて、ベルトを伝って回してやります。

ロッカーアームの動きを見ながら、1番シリンダーの圧縮上死点を探る。
車両正面からみて右側が1番だったかな?
排気バルブが閉じてから吸気バルブが開く手前のポイントが上死点。
この位置で1番のIN/EX、2番のIN、3番のEX がクリアランス調整できます。
まぁあまり深く考えなくても、ロッカーアーム触ってみてカタカタ動くところを調整してやればOKです。
ロッカーアームとバルブの間にシックネスゲージを入れてクリアランスを確認。
規定値はIN/EXともに冷間時で0.3mmです。

しばらく調整してないとだいたい広めになってしまってますね。
ロックナットを緩めて、アジャスター回して規定値に合わせます。
4ヵ所を調整できたら、今度は4番シリンダーの圧縮上死点に合わせて、残りの4ヵ所でも同じ作業を。
ロッカーカバーを開けたついでにシール類も交換しておきましょう。
カバーのパッキンは純正は写真上側のコルク製ですが、オイル漏れ対策品としてゴム製も多く出回ってますね。
どっちが良いのかは諸説あるようだが、今回はゴム製を試してみることに。
あとは元通りに組み直せば完了です。
パッキンは液体ガスケットでカバー側に貼り付けといてから組むと位置合わせしやすいです。
エンジンかけてみると、やっぱりタペット音は静かになりました!
スムーズに回って気持ちイイ~♪
MINIは普段自分が乗ってないからあまり気にしてなかったけど、たまにはメンテしてやらないとダメですね(^^;)
Posted at 2017/08/12 08:27:18 | |
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