
お出掛けしていた週末が続いてたので、たまにはエンジンの点検整備でもやりますかね。
インジェクター用のノズルテスターを、みん友のnamazukunさんからお借りしたので、試してみることに。
今回は噴射圧の調整まではやらないけど、テスターで圧をかけるだけでも詰まりが解消することも有るとか無いとか?
まずはインジェクターの取り外し。
燃料配管とリターンホース外して、クランプを外します。
スライディングハンマーでインジェクターを引き抜く。
前に自分でやったときはプライヤーで挟んで引っ張ったと思うけど、やはり道具があると楽にできますね。
4本とも外れました。
ノズルの先端は煤けてる感じ。
キャブクリーナーでしばらく漬け置きして洗浄。
ノズルテスターに1本ずつ取り付けて確認していきましょう。
手動のポンプで圧を上げていくと、ブシュっと燃料が噴射されます。
燃料が飛び散るので、ダンボールで簡易的なブースを作ってみた。
噴射圧は180kg/cm^2ぐらいか?
規定値は200barらしいけど、30万キロほど走った中古品ならこんなもんなのかな??
スプレーパターンは悪くない感じかな。
ちゃんと霧化してますね。
ノズルの清掃も兼ねて、何度もプシュプシュと噴いてやりました。
燃料の漏れや垂れも無さそう。
シリンダヘッドとの間に入ってる銅ワッシャは新品に交換しておきます。
表裏の向きがあるので注意。
凸がインジェクター側です。
元通りに組み付け。
続いて、コンプレッションゲージもお借りしたので、シリンダーの圧縮をチェックしてみましょうか。
グロープラグを外して、その穴にコンプレッションゲージを取り付け。
燃料カットオフソレノイドのハーネスを抜いて燃料を遮断してから、セルを回してクランキングする。
各シリンダーごとに圧力を確認。
1番
2番
4番
そして3番はというと、エアクリのステーとゲージのカプラーが微妙に干渉してしまい、測定できず。
このステーはヘッドボルトと共締めなので簡単には外せないし、今回は諦めることに・・・。
圧縮圧力は、だいたい26barぐらい。
24以上が合格ラインらしいので、こちらも問題無さそうですね。
2年ほど前に自分でヘッドガスケット交換したものの、その後は圧縮を測ってなかったので一抹の不安があったんですが、数値で確認することで安心できました。
(3番は知らんけどw)
バルブクリアランスの調整もやっておきます。
規定値は冷間時で0.2mm。
バルブステムキャップが少し減ってるようだったので新しいのに交換。
他車流用で使えるやつを教えてもらったので試してみることに。
そういえば、ガソリンエンジンの三要素は、良い混合気、良い圧縮、良い点火 と一般的に言われるけど、ディーゼルだとどうなるんですかね。
良い空気、良い圧縮、良い噴射 ぐらいが要素になるんかな?
とりあえず簡単にできることから、吸気のフィルターを洗っておきました。
さて、自分の車を軽く整備したところで、友人たちも整備に励んでるようなので、ちょっと冷やかしに行ってきました。
こちらのクラシックレンジもインジェクター周りを弄ってるようです。
しかし、4番のインジェクターが抜けない。
うちのDEFと同じ300Tdiエンジンですが、カウルトップパネルの下に潜ってるレイアウトで整備性が悪いですね。
こちらは2台で仲良く並べて。
それぞれタイミングベルト交換をやられてました。
もう師走なので、冬の寒さが到来する前にまだ色々と整備やっときたいですねー。
Posted at 2022/12/11 04:23:24 | |
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