
トランスファからのオイル漏れがあったので、シール交換しました~。
最近、走行後に駐車しとくと、車体中央あたりに数滴のオイル染みが見られるように…。
下に潜って確認してみると、ミッションとトランスファの合わせ面あたりから垂れてきてる様子。

この位置だと、ミッションのメインシャフトのアウトプット側か、トランスファのインプット側のシールが怪しそう。
いずれにしても車体から降ろさないとシール交換できないので、結構な大仕事です。。。
いつもの工場にお邪魔して、朝から作業を開始。
今回は、ミッションとファを分離して、ファだけ降ろす作戦でいきます。
まずは作業スペース確保のため、センターコンソールを外して、フロアパネルを開ける。
上側から、ブリーザパイプとデフロックのセンサを外す。

サイドブレーキのワイヤーも、抜いておきます。
前後のペラシャフトを取り外し。
スピードセンサを抜いて、アース線を外す。
マフラーのハンガーも邪魔になるので、外しときます。
右側にもアース線があるので、外す。
Hi/Lo切替とデフロックのリンク類を切り離す。
ミッションジャッキに載せて、適当な木っ端とベルトで固定して、車体右側のファのマウントを外す。
左側のほうはミッションケースに付いてるので、そのままでOKでした。
ミッションとファを繋ぐボルトが、後側から4本、前側から2本あるので、緩める。
これでファを後ろに引っこ抜きます。
ようやく摘出完了。
ミッション側は漏れ無し、ファ側から漏れてたようです。
シール交換は5分で完了だけど、
その他諸々の着脱に5時間ほどかかる、面倒くさい作業ですね(笑)
シールはCORTECOのOEM品を使用。
ついでに、ファのカバーを開けて、メインシャフトから繋がるギアを取り出してみる。
ここの内スプラインが磨耗するというトラブルを聞いたことあるので、念のため確認。
自分のは特に問題ないようで一安心。
では復旧作業に。
ミッションとファを合わせるときの位置合わせが難しいので、3人ぐらいで確認しながらやると良いですね。
外した部品を元に戻して、各部ボルトを規定トルクで締めれば完了です。
作業後はピットインさせて、デフとミッションのオイル交換をやってもらいました。
Posted at 2016/10/27 01:33:46 | |
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