
念願のFFヒーターを取り付けました~。
FFヒーターとは、車両の燃料(軽油)とバッテリー電源で稼働する燃焼式ヒーター。
実は1年近く前に入手していたのですが、もたもたしているうちに春が来て、夏が過ぎ、あっとゆう間にまた冬になってしまいまして、重い腰を上げて正月休みにようやく取り付け完了できました(^^;)
DEFは暖房が弱いと言われているけど、走行中のフロント席は純正ヒーターがそれなりに効くので、暑がり体質の自分としては運転中にはそれほど不満は無いのですが、リヤ席は温風が届かない&すきま風が吹き込んで寒いため、そして冬の車中泊をぬくぬくで過ごすための対策です。
新品は高すぎて買えないので、ヤフオクでお手ごろ価格の中古品をゲット。
Eberspacher社のAIRTRONIC D2とゆうモデルです。
ちょい訳アリで、相場より安く買えました。
届いてみると取り付けに必要なものは一通りそろってるようでまずは一安心。
では取付け作業を。
まずはじめに、FFヒーターの取付けに関してはメーカーより、個人での取付けは禁止されています。
本来は資格を持ったプロに依頼するべき作業なので、真似する方は自己責任でお願いします。
上にも書いたように車内後部の暖房が主目的なんで、設置位置はリヤシートの下にしました。
フロアに配管が通る穴を開けて。
ベースプレートつけて隙間をコーキング。
そして本体を固定。
車体の下から、吸排気と燃料のホース類を接続。
排気の出口は、車中泊での使用を考えると確実に車体の外側に排出したいところ。
寝てる間に車内で一酸化炭素中毒になってしまっては洒落にならんですから…。
クロスメンバーに沿って車両左側まで排気管を伸ばして。
排気管は一般的にはサイドシルやリヤバンパーの下から出すのでしょうけど、そんなとこにあるとオフ走行で潰してしまうのは目に見えてるので、ボディパネルに穴を開けて外側へ出しました。
熱対策で周囲にはアルミ板を。
燃料ポンプは、エンジンルームに取り付けます。
ほんとは燃料タンクからヒーター本体まで最短かつ高低差が少ないようにレイアウトするのがセオリーですが、オフロードでの渡河や泥沼、また雪道の走行などを考えると電気部品を下回りに付けたくなかったので。
ウイング内のデッドスペースに収めました。
燃料はリターンホースから分岐。
続いて電源関係を。
ここで、このヒーターが安めな価格で落札できた訳とは、電源が24V仕様なのです。
この手の中古品を買うのはキャンピングカーなどの個人ユーザーが多いだろうから、24V仕様の需要が減ってきてるんじゃないかと想像してます。
DEFのバッテリーも12Vであり、そのままでは使えないので、昇圧用のDC-DCコンバーターをかませて24Vを出力させることにします。
運転席の下までは元々から各種電源を引いてあったので、そこから配線工事を。
コントローラーは、センターコンソールに取り付け。
運転席からも、後部ベッドで寝てるとこからも手が届きやすい位置とゆうことで。
下側の青いのは昇圧コンバーターの電源スイッチです。
これで取り付け作業は完了。
ダクトをつけて、リヤ席の足元に向けて温風が出るようにします。

スイッチONから1~2分ぐらいで温風が吹き出して、やがて車内はポカポカに。
朝の走り出しでエンジンが温まる前からヒーターがしっかり効くのはありがたいですね。
これで冬の車内も快適に過ごせるようになりました(^o^)
Posted at 2018/01/21 01:35:57 | |
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