
先週末は、DEF仲間の作業をお手伝いに行ってきました~。
長野の友人が乗るDEF110が、フレームが錆びで朽ちかけており車検も通せない状態になってしまい、フレームを交換して復活を目指すということで微力ながら応援に向かいます。
諏訪まで高速を走り、大門街道で峠越え。
今回は台風の影響で残念ながら雨に降られてしまいましたが。
白樺湖や女神湖の界隈は、そろそろ紅葉も始まる頃ですね。
雪国のはたらく自動車。
スノープラウを付けたランクル80とサファリ160が、駐車場の脇に置かれてました。
友人宅に到着。
有能で経験豊富な方々が集合しておりますので心強いです。
前日入りで作業されてるメンバーもいて、既にだいぶ進んでおりました。
まずフロントのフェンダー周りを外してから、ステアリング系、ブレーキ・クラッチ・燃料ライン、空調関係などをボディから分離。
雨が止まないのでブルーシートを張っての作業となりました。
室内もがらんどう状態で、フレームとの接続部を切り離します。
ユニックを用意して、ボディを吊り上げる準備。
いざ吊ってみると、まだ切れていないハーネス類がいくつも見つかったりして、順番に分解していきます。
無事にボディが降りました。

ここまでで初日の作業は終了。
翌日。雨は少しマシになったものの小雨の中で作業開始。
ミッションは先に降りていたので、続いてエンジンを降ろします。
エンジン周りは普段は手が届かないようなところも、丸裸でとても作業性が良いですね。
元のフレームから諸々の部品を外しつつ新しいフレームへ移植していく。
新しいフレームは錆びに強い亜鉛メッキ仕様で、新品を英国から輸入されたものです。
一通りの部品を外したら、フレームも吊って撤去。
フレームが錆びでやられるぐらいなんで、当然ながら各部のボルト類も固着が多くて叩いたり炙ったり、それでもダメなら捻じ切ってしまったりと結構時間を取られます。
外したフレームの錆びの状況。
ちなみに車両の年式は2000年、走行距離は約25万キロとのこと。
自分のDEFと変わらないぐらいですが、やはり積雪地域なので塩害による影響が大きいのですかね。
新フレームにホーシングを取り付け。
燃料タンクも載せました。
エンジンが載ると車らしく見えてきますね。
ボディを戻します。
フレームとの位置合わせが難しく、押したり引いたりの人海戦術でボルト穴を探りながら微調整を。
別作業でミッション周りの整備も進めていたのですが、トランスファーを外してみると想定外の問題発生。
ミッションのアウトプット側のメインシャフトが、スプラインが削れて無くなってる・・・。
このような事例は聞いたことはあったけど、目の当たりにするとちょっとビックリ。

実は駆動がうまく伝わらないトラブルがあったのはわかっていて、たぶんクラッチじゃね?とゆう見立てで、今回の作業に合わせてクラッチも新品交換したのですが、どうやらこっちが原因だったようです。
とりあえず中古ミッションの当てを探してみることになり、ここで一時中断。
まだまだ完成までは時間がかかるけど、自分のお手伝い作業はここで終了となりました。

フレーム交換や、それに伴うボディ降ろし・エンジン降ろしなどは、個人レベルではなかなか機会が無いので、とても良い経験をさせて頂きました。
参加の皆さん、お疲れさまでした~。
Posted at 2020/10/17 01:14:10 | |
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