どうも、お久しぶりですm(__)m
紫川です。
今年はブログを頑張ろうと思っているのに、仕事が忙しく更新出来ていません。
今年は元旦から出勤で、先週からエンドレス2交代になり、休み無しで毎日4~6時間程残業しています。
もう今年の残業が現時点で40時間を超えています。。。
このペースはちょっときついのですよ。。。
しかも自分の職種はどちらかと言うと肉体労働になるので勤務時間中は常に体を動かしているので疲れが溜まる一方で、家に帰っても何も出来ませんorz
今朝の自分の死にそうな顔に見かねた工場長が「今日は定時で帰っていいよ^^」と
それで今年に入って初の定時上がりで、今日は浮かれて家に帰り着き、昨日買ってはいたけど読めていなかったジャンプを読んでテンションも上がり、
「よし!!今日は福岡のMADMAXオフの件についてブログ更新するぞ!!」
と意気込んでみんカラを見てみると。。。
なんだか大変な事になっているので、自分も自分なりに色々と書いてみようと思った次第ですm(__)m
はい。
前置きが長くなってしまい申し訳ないですm(__)m
久しぶりのブログなので、書くこといっぱいなのですm(__)m
では本題に入って行きます↓
まずこの内容を書くきっかけですが、東京のロンホイしたPCXユーザーさんが立て続けに不具合が出てきているということです!
実際には不具合どころでは済まない感じですが・・・
でその件に直接ド素人の自分が色々書くと某メーカーさんをはじめ、ちょっと問題が出てきそうなので自分は皆まで書きませんが、率直にその某メーカーさんの悪口しか思い当たりません。
なんというか・・・自分は滅多に怒らないのですが本当に気分が悪くなる程イライラしているので・・・
なのでその件はとりあえず今日の記事では置いといて、実際に自分の中でわかっているロンホイの件についてまとめてみます^^
冒頭の画像とかぶりますが、手元にあったPCX用エンジンハンガーを比較してみての感想です。
左から
・PCX用純正エンジンハンガー
・PCX用純正加工途中エンジンハンガー(家の倉庫で)
・PCX用3inchロング(75mm)エンジンハンガー
です。
3inchロングのエンジンハンガーは某氏に補強溶接を依頼されたのでお借りしていたものです。
このエンジンハンガーは何度か生で見て触った事があるので、大して珍しいとは思いませんでしたが、一定期間借りたままでマジマジと物色出来るイイ機会なので、補強溶接後お返しするまで毎日穴が開くほど観察&採寸を繰り返して純正との差を研究していました。
・・・穴が開くほど観察、と言っても実際には穴空けていませんょ(^_^;)
はい。
で、純正との目で見る範囲で違う点がいくつかあったので上げていきますm(__)m
・まず一番目にホイールベースの長さが違います(75mm)
そんなことは見る前からわかりきっていますね(^_^;)
本題はここからです!
・アクスルシャフト?の肉厚が薄い!!
わかりますかね?
パイプの内径は一緒なのですが、肉厚が薄い分外形が細くなっているのです
別アングルで
明らかに薄いです!!
しかも、某オク製は結構ぶ厚く塗装しているので塗装を剥ぐと更に薄くなります!
この部分のみでエンジンを支えているので一番、力が加わる所なのに・・・
・しかもこのパイプに補強リブが付いていない
補強リブというのは板を丸めて付けているモノの事を指します
純正品は極厚パイプに更に「これでもか!!」という程ガッツリ肉盛り溶接されていますが、某オク製はただパイプが付いてるだけですw
純正品を見るといかにこの部分が重要かがわかりますね
ちなみに自分の製作途中品には純正品と同じ肉厚の内外径共に同じ物を使用しています。
面取りをガッツリやっているので同径には見えにくいですが(^_^;)
・サイドの板のリブも付いていない
上の画像をよく見てください
純正品には4箇所補強板が付いています
裏から↓
わかりますかね??
更に上から↓
補強板が付いていないのですっぽり空洞ができて向こう側が見えます
更に下から↓
縦板2枚でフレームマウント部を支えるようになっています
この場合純正同様に横板を貼って横方向の剛性も上げてやらないと、縦方向の衝撃にはまあアレですが、車体を寝かせた時などの横方向の力に極端に弱いと思います
というか振動の原因にもなりそうです
あくまで推測ですがww
・サイド反対側もリブ(板)が付いていない
パイプにブッシュ付けてそのままです。
しかしこの部分はブッシュがもう既に付いていて下手に溶接するとブッシュのゴムを焼いちゃうんでとりあえずスルーしますm(__)m
そして最後ですが、ここが純正品と某オク製の違いです!
もう薄々気付いてる方もいるかもしれませんが。。。↓
・色が違う!!!( ・∀・)
はい。
某オク製は色が黒いです。
純正に比べて。
塗装をしているから。
まあその辺は気にしなくていいと思います。
色の違いではこれといって問題ないのだから( ・∀・)
ここまでが主観での問題点です!
で問題点がわかったので後は1つずつ問題を解決していくだけです^^
ではここから補強溶接編です↓
まずはリブ板等の材料調達です!
これは意外と重要です!
一口に「鉄(スチール)」といっても色々と材質がありますのでなるべく同じものを使用します。
・・・しかし材質の件は書いてると長くなるし話が外れるので割愛します^^
詳しく知りたいって方がいたら個人的に連絡くださいww
はい。材質はいいとして次は形状です。
純正の板の厚みは約3mmです
某オク製も板厚は一緒でした。塗装があるので若干厚く見えます
なので板厚3.2mmのL型鋼を使用します
ちなみにアクスルの補強は板を曲げるのが大変なので、無垢の角材を使用します↓
サイズは10mm真四角です
長さは100mmぐらいあれば十分足ります
では早速切りやすいL型鋼から切り出していきます
まず切りだす前に純正品を参考に厚紙で型をとります↓
遠近法でちっちゃく見えますがカメラの腕がないからですorz
型通りにマーキンを入れて↓
サンダーで地道に切ります
L字型部分はそのまま使用するので寸法を測ってそのまま切り出します↓
この部分にL型を使うのです↑
リブ板を切り終えたら次は10mm真四角の角材も寸法を測って斜めに切ります
必要に応じて面取り&ア~ルを削ります
溶接部分の塗装を剥ぎます↓
後は1つずつ取り付けて溶接していくだけです。
溶接時の注意点はいかに歪ませない(引っ張る)ように素早く適度にやることです
板厚も薄いのでガッツリ溶かして肉盛っちゃうと一撃で歪んでしまい使い物にならなくなります
それとやもう得ずゴムブッシュ周りも溶接していますが、この部分に関しては素早く溶接しても確実にゴムを焼いちゃうので少しずつ濡れタオル等で母材の温度を下げながら温度調節をしつつ溶接します。
これで補強溶接は完了なのですが、このままでは錆びてしまうので下地材を塗って塗装をやり直し、2~3日乾かせば完成です^p^
ローアングルからw
ここまでやれば、純正品に近い強度はあると思います。
というかこれ以上の補強を入れたいなら純正品を加工した方が楽です
この作業は某氏からの依頼でだったので凄く丁寧にやりました!
このエンジンハンガーを借りていたおかげで色々勉強になりました^^
ありがとうございましたm(__)m
??
・・・当初の話題から大幅にそれましたねorz
しかし自分が今日書きたいことを書く上で必要な内容なのですよ!
なのでもう一つ前提を書きますm(__)m
今度は自分のPCXに今現在付いてる純正品加工自作エンジンハンガーのお話です。
参考までに上の画像は意味ないです。
多分一人ロンホイ作業中の写真ですw
このロンホイをやったのが去年の3月頃です。
まだこの頃は3inchロングのエンジンハンガーが25000円とかでしか売っていませんでした。
しかも種類はなく、それ一択です。
当然高くて買えないので自作することにしたのです。
この当時は自分はロンホイなんて単語も覚えたてで、ロンスイとの区別もつかずに、
「エンジンハンガーってなんぞ???」
って程度の知識しかない頃です。
でも「まだ皆ロンホイやってないし・・・(・∀・)ニヤニヤ」
とか「妄想の段階ではもう完成しているのだよ(゜_゜)!!」
とか思いつつ、スーパー安易な考えでやって見ることにしたのですよ(爆
というかこの当時は(今現在もですが)自分の頭がおかしくて「妄想」と「現実」の区別がつかない状態で、頭の中で完成された妄想は直ぐに具現化出来ちゃうものだと信じていたのですよ^^
・・・というのが実はキャラでして(爆
実際はこの去年3月にやったロンホイ着手の2ヶ月前から計画は立っていて毎晩、サービスマニュアルと睨めっこして、PCXのフレームの構造や形状を頭に必死で叩きこんでどうすれば効率よく、高剛性で、簡単に出来るのか真剣に研究してたのです。
更にPCXではネット上で事例も無かったので、コマジェやシグナス等のロンホイ事例を漁りまくって、それも大いに参考にしました!
仕事中はもちろん、仕事から帰っても明るいうちは物差し片手に実物とにらめっこして色んな角度から考察します
そして暗くなってからはまたネットでロンホイの情報収集するのです
当然ド素人の自分ではわからない事もいっぱいあるので東京の某方々にも電話して相談しました。
・・・のきなみ「DIYでロンホイ??辞めたほうがいんじゃない?(^_^;)」
的な事を言われていましたが(爆
色々具体的にロンホイ作戦を固めていたら問題だらけなのです。
それに当時の自分は経験も実績もなく自分の運転するPCXのロンホイをするなんて不安で不安でたまらないのですよ。
なので本当に自分の頭の中にある図面通りに事を運んで思い通りにいくのかわからないのです。
いくらバカな自分でもそんな状態ではロンホイ決行出来ないのですよ!
でももう頭の中の妄想は「諦める」という選択肢がない程膨らんでいて、もう直ぐにでも伸ばしてやりたいのです!!
なので、そこからは自分を故意にスーパーネガティブモードに追い込んで、ロンホイ作業時に起こりえる有りと有らゆる事態を想定して、そのすべてをクリアできる手段というか対策を用意して、
ロンホイ作業時にはもう何が起こっても大丈夫なのだよ!!!
という状態まで計画を進めて、更に失敗した時の保険で純正エンジンハンガーも予備で調達してその当日を迎えたのですよ!!!
ちなみに自分みたいなデタラメカスタムは多い事に越したこたはないのです。
今現在もPCXのエンジンハンガー4個手元にありますw
もう、妄想がどうとか、変態だからとかそんな次元じゃないのですよw
ハイパー真剣にこのロンホイには取り組んでいるのです!!!
ちなみに材料はホームセンターで売ってた建築用板ワッシャー2枚です↓
ちゃんと歪み防止用の治具も立てて本気で溶接しました↓
ビードはは程々に盛ったつもりでしたが、Tigで付けたので溶け込みすぎて思いっきり歪んで、歪直しが大変だったです
更にこの部分がラジエターホースに干渉しているのに気づかず、完成したと思い
PCXの周りで小躍りしていた自分がフレームを支えていたジャッキを華麗なステップで蹴飛ばしてしまいラジエターのパイプを折って涙目になってみたりと・・・
・・・zzZ
もう眠いので続きがありますがもう寝ます。
いつもならこのまま限界まで書き続け寝落ちか、下書きに保存してお蔵入り・・・なので
まだ書きたかったところの核心と言うか締めがないのでグダグダですね・・・
すいません、もう寝ます
今回はちゃんと真面目パターンのオチはあるのです
おやすみなさいm(__)m