当日は名古屋ウィメンズマラソンが開催されている最中で中心街へのアクセスも限定されていましたが、開催地ノリタケの森ではそんな喧騒とは関係なしにイベントが行われていました。展示車のほとんどは近隣からの参加で関東からの参加者は数台だけでした。台数の数多くは308クラブの有志がメインの感じでした。駐車場には355がありましたが、最近のフェラーリ車で見学に来る人は皆無で、興味が無いのかはたまたイベントの趣旨をわきまえていたのかは不明でした。一応、コンクール・デレガンスなのでクラス分けでフィオラバンテ氏に評価されるとのこと。後で聞いた話によると、マジ(真剣)に評価をされていたらしく辛辣なコメントもしていたとか???お遊び程度での参加だとキツイことも言われたかもしれませんね。そもそも国内でマジなコンクールなんてほとんどないし、海外との認識の差があらわになったかもしれません。体裁だけ整えても、参加者を含めて啓蒙していかないと、海外からの評価者には対応できないんでしょうね。でもこれってオリジナル部品を集めてとかいって、クラシケの術中にはまって費用がかかる話になったりして。 クラスAはDINOが対象です。 去年の代官山でのイベントにも来てました。オリジナルのペイント?クラスBは308&328。クラスCはV12がメイン。この365BBは最初のプロトに近いモデルみたいで、カラーコードを尋ねたのですが、わからないとのこと。ドアに残っていたペイントから再現されたとのことなので、オリジナルかどうかは不明です。 このクラスは何故か定番ロッソが少なかったんですよね。渋い選択で個人的には満足。 回転式ルーフが氏の特許みたいなので参加。知人のSAも昔は安かったのに。。。今じゃお宝に。クラスDはちょっとはずれに寂しく展示。クラスSは3台。何故か456も含まれる。チシタリアはトヨタ博物館でも見てきたのでそのうち。2005年のデトロイト・モーターショーで発表されたLF-Aのプロトは氏のデザインみたいですがトヨタはあまりはっきり名言していないですよね。その関連で展示されていたんでしょうけど。高齢のために今回で最後だともいわれる氏の来日ですが、会場で元気に動き回られている姿を見るとまだまだ精力的に活動されるのではと思いました。コバンザメのようについて回っていた評論家の方々の評価ってどんな感じなんでしょうね。