ちょっと時間が経ってしまいましたが、六本木ヒルズで行われていたアルピーヌの試乗会についてのご報告です。雑誌記事・テレビ放送等のように利害関係はありませんので、個人的な見解を思いつくままに記そうと思います。
会場は基本的に予約制だったのでゆっくりと展示車を見ることができました。外ではちらほらと覗いている人もいましたが、この日はクルマが注目を浴びてる感はあまりありませんでした。
ヒルズの地下駐車場に行って試乗車と対面。右ハンドルのピュア(軽量モデル)、ホワイトはスペシャル・カラーだそうです。その時の情報によると左ハンドルは即納、右ハンドルは3か月待ちとのこと。その後、左ハンドル車は輸入を止め海外市場の需要に応えるような報道もあったと思われます。
<試乗に関して>
・駐車場から出口までは登坂の旋回、今風の軽いハンドリングと思いきや路上では適度な重さがありハンドルの感触もよい。
・今どきの安全上の要求なのかドアパネルがかなり高いので、着座位置の低さも相まって運転席側はまだしも助手席側がかなり見えづらい。実際試乗中に助手席側のドアを擦った人もいたとか。そして、皆さん誰もが言うように後方斜め視界はない。
・Dレンジではなくパドルシフトで運転。エンジン音はちょっと物足りないかも。
今どきのパドルシフトなのでショックは勿論少ない。ただエンジン回転の上昇に伴っている感じが少なく、ただカチカチとギアを上下させる感じ(我家のアナログなパドルシフトとの比較という意味で)。エンジン回転があまり伴わないのでDレンジで運転してもパドルでも同じ感じかもしれない。
・ここが一番違和感を覚えた点で、会場の案内の方々(実際試乗同行してくれた方は元某高級車ディーラーのセールの方でイベントで雇われた模様)、そして巷の評論家がこぞって車重の軽さを強調してます。確かに実際の車両重量は軽いかもしれないが、軽い、軽いと言われる割にアクセルを踏んだ際のエンジン出力の出方と合わせると個人的に軽いと街中での試乗では実感できなかった。以前試乗したテスラSの方が余程軽く感じられたものだ。箱根にでも行って山道での下りにでもならないと軽さは感じられないのかもしれない。
競合はケイマン/ボクスター、アルファ4Cと言っていたが、案外スープラも競合するのではと個人的には考えます。なかなか楽しい試乗ではあったので、ご興味ある方は是非体験してみては。
Posted at 2019/03/28 23:58:36 | |
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