最近、自動車の世界では自動運転が話題の中心になっている。
歳をとって運転が億劫になったり、安全運転ができなくなったときにはお世話になるだろうから、ワタシにとっても歓迎すべき進歩ではある。
が、今から書くのは自動車の話ではない。
いつか触れた事がある、お掃除ロボットの事なのだ。
家電量販店を覗くと、大抵結構なスペースをとってお掃除ロボットのデモコーナーがある。
アイロボット社、東芝、日立、ダイソン等の知られたメーカーの他にも、初めて耳にするアメリカの専業メーカー製のお掃除ロボットが、縁を高さ10cm程の壁に囲まれた舞台の上で、ゴミを求めて走り回っている。
ワタシの部屋は、主に妻が掃除機をかけて呉れるのだが、たまの週末に自ら掃除機をかけると、途中で厭になってしまうのだ。
生活する分にはさして広くはないが、あの掃除機のホースを持って部屋を移動するしていると、まだ有るのか、と思ってしまう。
サービス精神を発揮して、他の部屋まで手を出そうものなら、その日の残りはもう何もしたくないと思ってしまう程、
はぁ~、なのである。
そんな事情だから、お掃除ロボットには大変関心を持っていて、量販店の実演風景を観察したり、自分で操作してみたり、ネットで比較記事を漁ったりしていたのだが、性能が良さそうな製品はそれなりの値札が付いているし、消耗品代も馬鹿にならない様なのだ。
そんなこんなで各社の製品をお試し出来ないかと思っていたら、結構リーズナブルにレンタルされていた、というところまでが、
前回の記事。
ふぅ、前置きが長くなった。
こういう時は、得てして本文が短いものであるが、今日の記事もその例に漏れない。
ある日、TVを見ていた妻が情報をもたらした。
期間限定で拭き掃除ロボットを安く販売するという話である。
ネットで調べても最安値だというので、ようやく重い腰を上げて購入してみることにした。
ネットに沢山載っているお掃除ロボットの比較記事のどれかに、「意外にも拭き掃除ロボットの使い勝手が良い」と書かれていたのも背中を押してくれた。
勿論、一般的なお掃除ロボットより遥かに安価であることが、購入に至った一番の要因だ。
お掃除ロボットには、ワタシよりも妻の方が強い関心を持っていたようで、数日後に届けられたアイロボット社の「ブラーバ」という拭き掃除ロボットは、もっぱら妻が運用している。機会モノが苦手な妻にしては、珍しいことである。
で、ブラーバの性能であるが、これが事前の予想を大きく上回るもので、全く、素晴らしいの一語に尽きるのだ。
平日は、ワタシが出勤した後、掃除したい部屋に妻がブラーバを放し飼いにして放置するのだが、仕事を終えて帰ってくると部屋の隅から隅までピッカピカになっていて、驚いてしまう。
ブラーバが入り込めるスペースさえあれば、ベッドの下だろうが椅子の下だろうが、ピッカピカのピカなのだ。仄かに良い匂いまで漂っている。
フローリングはあまり濡れた雑巾で拭かない方が良いという話もあるが、ブラーバは乾拭きだってできるから問題はない。
ゴミや埃を吸い取る機能は備えていないので、部屋の所々に固められた埃が落ちているが、これを拾ってしまえば掃除は完了である。
お気に入りなポイントは拭き掃除の能力だけではない。
ブラーバには、充電器まで自分で戻る機能は無いので、家に帰ると大抵どこかで停まっているのだが、時折こちらに向かって光と音を発する様は、まるで愛犬がお掃除ここまでやりましたよと尻尾を振っているようであり、ペット感覚まで楽しめてしまうのだ。
あぁ可愛い♪
こんな素敵な働き者、見たことがない。
将来、洗濯&折り畳みとか、お料理とか、布団を干したりマットを乾燥させたり、風呂で体を洗ってくれたりと、家にロボットが溢れかえるようになっても、楽しく暮らせるように思える。
ふっふっふ、これなら、
仮に独身になっても、何不自由なく快適な生活が送れそうだわい♪
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与太話 | 日記
Posted at
2017/06/07 07:40:34