2020年末にDCTモデルに試乗しているから、その継続のようなものです。
昨年6月に日本で発売開始のフルHYBモデル。
特徴はモーターに二段変速機構、エンジンは四速でドッグミッションという変態メカになってます。走りはじめはモーターなので、エンジン側のトランスミッションに1速は不要という理屈なのだろう。一般道の試乗では試せないですが、高速域でもモーターアシスト有効になるように踏み込めば(バッテリー残量次第)追い越し加速がスムーズになるようです。
走らせた感想、
① CVTではないのでエンジンでもダイレクト感
② タイヤは205-45R17ですが、路面の感覚がよくわかります
③ エンジン音はそこそこ聞こえてきますが、不快な音ではない
シフトチェンジは全自動で介入の余地はなく、走行モード(nor/eco/spo)の切り替えでsportモードだと回生制御が割と効くようになります。
航続距離は700~800Kmだから高速で給油しなくても移動は出来そうです。
総じて走って楽しい車だから、今のところ有力候補であることは間違いない。
ICEモデルとの外観の違いはリアのバッジだけ、最近本国でマイナーチェンジされたのでおよそ1年後には日本にも入って来るだろうけれども。HYBだけれども、EV的な雰囲気の出来上がりです。nissan(e-power)との違いはエンジン走行があることで高速域をそこそこの効率でカバーできることでしょう。おそらくヨーロッパと日本の道路事情の差になるのでしょうが。
Posted at 2023/05/12 14:34:54 | |
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