E9x乗りのオーナーには、アルアルな、話題かも知れないが、とうとう愛車も手を入れなければならない状況となったのが、タイトルにもあるインナーハンドルのラバーコーティング劣化による剥がれ対策だ。
剥がれるだけならいいが、場合によっては、ラバーコーティングの加水分解によるベタベタが出てしまうこともある。幸いにも愛車はそんな事ないが、ドア側に固定のハンドル本体のコーティングは、ボロボロと剝れ始めていていた。
ネットでググると、良くあるのが、中華製のコピー品で、ドアにプラスチック溶接してあるハンドルを取り外して、ハンドル丸ごと入れ替えて、溶接部分は、タッピングスクリューで締め付けるタイプのもの。
ただし、中華製に対しては、過去の苦いトラウマがあるため、純正の新品を加工して取り付ける事を選定。そんな事で、品番などを調べて行くなかで、M3やE92/93系では、ハンドルカバーにレザータープのものがあることが分かり、海外ネットで調べてみると、十数年前のE9x全盛期からモディの1つとして変更している記事が見つかった。。
と言う事で、海外ショップで早速、E92/93タイプのものを見つけポチッとな。愛車への互換は、E92/93でも、E90/91Eと同じノーマルカバーが選定できるようになっていたので、大丈夫だろうと判断したのだ。
セカンドハンド品の程度はそこそこだったのだが、やはりレザー表面の色合いがくすんでいたので、おフランス製のリペアカラーを全体に薄く塗布したところ、見事に復活してくれた。
あとは、簡単に、カバー交換で行けるだろうと、取り付けてみるも、うまく行かず。。外形、全体サイズは同じなのだが、良く見ると、内部固定用のクリップ位置が、微妙にちがうではないか。。
ノーマルのプラスチックカバーは、問題無く付くはずなのに、レザータイプは、フィットしないのだ。もう一つの事実として、ネットのパーツリストから、E90/91は、ドアハンドル単体でパーツが出て来るのだが、E92/93は、内張りの一部として構成されているため、ハンドル単体の入手は困難の様だ。
もっと調べて行くと、どうやらM3セダンのレザータイプは、E92/93のものと同形状で、かつ、パーツも出る様なので、パーツショップから手配をかけてみるも、左側タイプは、既に生産中止。。新品はもう出てこないのだ。。涙)
と言う事で、ちょっとした荒業へ計画変更。。。そう、純正品への拘りは、そう簡単には無くならないのだ。。笑)
オクを徘徊していると、M3クーペの内張り発見。。程度はあまりよくなかったが、目的は、インナーハンドル。それ目当てにさっそくポチッとなw
セダン同様、固定方法は、プラスチック溶接となり、クーペは内張り全体がプラスチックのため、溶接で完全一体化されていたのだが、何とか、ハンドル摘出に成功~w (その後、残りの内張りパーツをどうしたかは、割愛w)
<ダコタレザーとアルカンターラのコンビネーション♪>
内張りに固定のハンドル側は、シールタイプのエクセーヌ(アルカンターラ同等)でラッピング。ラバーコーティングは、既に劣化していたので、無水アルコールで、何度もフキフキして、完全除去してから施工してみた。
仕上がりはこんな感じ。。ぐっと高級感が増して、大満足だ~♪
とにもかくにも、純正然とした仕上がりがポイントである。
さぁ、あとリア側左右をどうするかだな。。
えっ?なぜそこまでするのかって?だってそれが、自己満足なのだから~笑)
Posted at 2023/10/21 23:54:08 | |
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