久し振りのブログアップが、またまた、マニアックなネタになってしまったため、ご興味の無い方は是非ともスルー願う~(^^;
以前の
CICベンチ構築から、目的毎にJBEを挟んで、各種モジュールの拡張を行って来たが、今回は、一旦、JBEからCICやモニター関連を切り離し、K-CAN信号のみで、CAS2とKOMBI(メータクラスタ)を繋げて、イモビライザー(電子キー)制御周辺の動作検証を行ってみた。
前提は、オリジナルのCAS2モジュール構成情報が、準備した同レベルのクローンCAS2へ正しく移植が出来ている事で、その状態から、キー解除とイグニッションONで、KOMBIが動作可能となるかがポイントとなる。
検証内容は以下。
① CAS2(中古購入)~JBE~KOMBI(愛車オリジナル)のK-CAN接続確認
② KOMBI上でエミュレーターによるステアリングロックの解除確認
③ 愛車CAS2モジュール構成情報をクローンCAS2へ書き込み
④ KOMBI上でキーID不一致~ID照合を確認
⑤ スタート/ストップボタンにてイグニッションON/OFF動作確認
先ずは、上記①のモジュール間をK-CAN信号で接続。キースロットとスタート/ストップボタンは、CAS2から直接オリジナルのケーブルにて接続し、全モジュールへの通電を行ってみた。
この状態では、メータクラスター上にステアリングロックが出てしまい、キーを挿入し、スタート/ストップボタンを押すも全く反応が無い。
そこで、ステアリングロックに関しては、事前調査から安価で購入して置いた大陸製のELV Hunterなるエミュレーターが活躍w CAS2ピン配線より、これを接続してみると、見事に、②ステアリングロックの赤い警告が消えた。
JBEからは、OBD2を介して診断機を繋げてみると、構築した3つのモジュール全てのステータスと数種のエラーメッセージが確認出来た。
いよいよ、本題の③CAS2のクローン作成を試してみる。愛車のCAS2データーは、約2年前の
クローン準備の際に、抽出していたものがあったので、これを今回、クローンCAS2へ実際に書き込んで、ベンチへ組み込んた後に通電してみると、④キーID不一致のアラームは発報しなくなった。。そして、
愛車のキーをスロットへ差し込み、⑤スタート/ストップボタンでイグニッションONしてみると。。
おお~っ、メータークラスタ上に数種のアラームが出始めた・・・そう、キーID照合とキー解除が見事に成功した瞬間である~♪パチパチパチ
そして、検証は、更に、次のステップへと続くのであった。。笑)
Posted at 2024/04/17 01:49:35 | |
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