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かれんこパパのブログ一覧

2023年07月31日 イイね!

E9x系モダナイゼーション 〜インディビジュアルな音の世界〜



BMWには、オーディオ品質をオプションで選べるメニューがある。たぶん現行モデルも変わっていないと思うが、そのオプションの最高峰が、インディビジュアルと言われるオーディオシステムである。

このオプションは、E9x系の時代からも同様にあり、今回は、とあるお方の依頼で、セカンドハンドで入手したこのインディビジュアルなアンプを自宅ベンチの車両ヘッドユニット(CIC)に接続して、オプション機能の活性化を試してみる事にした。



先ずは、アンプ単体での正常性確認を。。



MOST(光)ケーブル脇にある制御線を使って、光出力を確認してみたところ、正常にLEDが点灯してくれた。光出力を確認後、MOSTケーブルをCIC側へ接続してみる。

おーっと、その前に、CIC側で、アンプモジュールを認識できるようVO(機能コード)を追加して置く。ここは、車両を模擬した、FAコーディングで、設定を行ってみた。

接続後、CIC本体とアンプ間で正常にコミュニケーションを開始してくれた。



そして、CICへ事前にインポートして置いたCD音源を使って、アンプ出力へ仮のスピーカー(Basicのもの)を繋げて確認してみる。サブウーファーとの組み合わせではないため、音に深みは無いが、接続性確認はこれで出来た事になる。



インディビジュアル(または、Top-Hifi)になるとCICからの音源は、DSPを介して処理されるので、CICには、イコライザー機能のメニューが現れ始める。

そう、正に、機能追加が実現できた証である。これで、音響整備環境がレディとなる。

ところが・・・各スピーカーへ接続される配線の正常性を確認していると、一つ大きな課題となる事実が判明。。



インディビジュアルのチャンネル数は、9チャンネルになるはずなのだが、2チャンネル足りない(ペア線で4本不足)7チャンネルとなっているではないか。。

色々と調べて行くと、どうやら、入手した固体は、E93(カブリオレ)から摘出したもののようで、リアの2チャンネルが無いものであった。



アンプ出力も無いためか、物理的なケーブルもコネクターには出ていない状態だ。



そこで、最終的には必要となる、アンプ本体のコーディング状態を確認すべく、CIC本体、アンプそして、ICOM(試験機)をMOSTでリング接続するためのケーブルを入手し、全てを接続してみる。

ICOM側から、CICとアンプの接続が確認出来たので、アンプ側においてもFAコーディングで、E90へ仮設定してみると、リアの2チャンネルからもアンプ出力が確認出来た。。メデタシメデタシ。。

さぁ、これで、実車両への実装準備が完了した。

K様、ご準備できましたので、車両へのアンプ実装日時を詰めさせてくださいね!

* * *

あっ、そうそう、こちらのモダナイゼーションについては、先週末無事実装完了~♪ 詳しくは、こちらのお方のブログをご覧くださいませ。。(^^;


Posted at 2023/07/31 22:36:17 | コメント(3) | トラックバック(0) | パーツ製作・導入・交換 | 日記
2023年07月07日 イイね!

E9x系モダナイゼーション 〜流れるウィンカー編・その3〜



前回(その2)からのE91への流れるウィンカー製作の続きである。

今回の記事は、製作関連のブログとしては最終回となる、システムケーブルの作成と最終システム試験を書くはずだったが、システムケーブルを作成している途中で、ちょっとした考慮不足に気がついた。

制御ボックスとしては、車両から来るウィンカー信号を取り込むための接続ケーブルを準備していたのだが、システムケーブルに余剰線があり、それを活用する事に気づかずにいたのだ。

そんな事から、あともう少しで完了というこの場面で、少しだけ手戻りして、車両ウィンカー信号のシステムケーブルへの取り込みに向けて、制御ボックス、システムケーブル、そして、ウィンカー側基盤配線の追加作業をそれぞれ行なった。

ちょっとした事ではあるが、こだわりを追求する個人(自己満の世界ともいうw)として、システムコンセプトはとても重要である。。笑)この件に関しては、基盤から、ウィンカー接続用の配線を外した際に気づけたはずなのだが、歳のせいもあってか機転が効かない。。まぁ、途中で気付いただけ、まだ良しとしよう。。汗)



システムケーブルは、配線変更する前に撮っておいたものだが、ケーブルの追加有無は見た感じはわからないので、このまま掲載しておこう。。笑)



基板側のオリジナルの配線を使ったものをシステムケーブル側へ追加し、制御ボックスは、外だしウィンカー配線をシステムケーブル内へ収めたので、見た目は、とてもシンプルで、電源ケーブルのみが外出しとなった。



そして、最終組み上げとシステム試験を実施したところ、実車用に書き換えておいたマイコンプログラムが、案の定、思ったようにLEDを制御してくれない。。やっぱり、そこはプログラミングど素人、世の中そんなに甘くはないw

ここで改めて、ウィンカーを制御する上で、必要な点灯パターンは、幾つなのかという点を整理してみると、まず一つは、左右それぞれのウィンカー点灯があり、もう一つは、左右同時点灯のハザード動作である。

リアルタイムで、車両から来るウィンカーのオリジナル信号に反応するには、プログラム的に、一筋縄ではいかない事が、動作を確認しながら徐々に分かってきたのだ。。

本来単純に左右それぞれの信号に従って制御するのであれば、マイコンは、左右それぞれあったほうがいい。なぜなら、マイコンは、マルチタスクを組めないからなのだ。左右の信号を流れるウィンカーの遅延を入れながら出力し、ハザード時には、同時に処理するといったところが難しいのだ。

まぁ、そんなことに気付きながらも色々と知恵を絞ると最終的には、解決に向かうものだ。。笑)

左右同時処理のハザード信号において、時々あった片方処理が遅れる現象もなんだかんだ回避できて、セットアップした試験環境では、理想の動作になってくれた。



改めて一連の動きを動画に収めてみた。実車も多分これで行けるだろう。。

かつみSさん、改良基盤含めたテールパーツ、これから梱包して送りますので、殻閉じ作業よろしくお願いします!

Posted at 2023/07/07 20:56:57 | コメント(7) | トラックバック(0) | パーツ製作・導入・交換 | 日記
2023年07月05日 イイね!

E9x系モダナイゼーション 〜流れるウィンカー編・その2〜



前回(その1)からのE91への流れるウィンカー製作の続きである。

今回は、純正テールウィンカー基盤の加工を行った。前回のブログでは、E91基盤が、プロトタイプとなったE90基盤とは、全く違ったものだと書いたが、基盤を調査してゆくと、基本回路の内容自体は同じ様なのだ。

多分ではあるが、メーカーがそれぞれのサプライヤへ回路図だけを渡して、それを各サプライヤが基盤に起こしたので、ビジュアル的な違いが出たのではと想像している。まぁ、そんなこともあり、基盤への加工は、多少場所は違えど、さほど大きな追加工数は発生無く、無事作業を終える事ができた。



コントロールモジュールへの接続用インターフェイスとなるDサブコネクタと延長ケーブルを取り付けて左右ウィンカー部の単体レベルは完成となった。

まぁ、設計コンセプトは、何度か取り上げている以前実験したものがベースとなっているので複雑さは全くないと言っていい。



プロトタイプの実験で気づいた回路基板のE90との違いの他に、もう一つ驚いたのは、ウィンカー部とテールランプ部の配線色がE91では、テレコになっている事だ。

う~ん、今更、こんな所を突き詰めるなんてしないが、おもしろい事実として、心に留めておきたい。。笑)

あと、から割り戻しの際に、追加配線が邪魔にならない様に、一応、コースも配慮したつもりだ。。(かつみSさん、後で組み上げ時に問題があっても何とか切り抜けてねw)



基板加工後のケーブル配線とコネクターを含めた、確認試験を無事終えたので、さぁ、次は、システムケーブルの作成とテールランプ組み上げ前の最終システム試験の実施だ。

今のところ更なる想定外もなく順調かな。。

それでは、また、ご興味のある方は、次回お会いしましょう。。笑)


Posted at 2023/07/05 00:57:35 | コメント(4) | トラックバック(0) | パーツ製作・導入・交換 | 日記
2023年07月02日 イイね!

E9x系モダナイゼーション 〜流れるウィンカー編・その1〜



昨年、E90 LCIテールランプのジャンク品を使って、シーケンシャルウィンカーをマイコンプログラムで実験したブログを掲載したが、それを車に載せたいというご要望が、とある方からあり、今回実車版を製作することになった。

実験するにあったてウィンカーを流すのは、マイコンプログラムで単純に制御すればいいのだが、これを実車から来る制御信号で違和感なく流すためには、実車、制御信号でドライブされる回路追加や配線引き回しを含めた、左右ウィンカー基盤の改良が必要になってくる。また、ハイフラを回避すべき負荷制御も必要だ。

先ずは、実車で想定した動作が本当に可能なのかを確認するべく、プロトタイプを使った実験を先月行った。まぁ、結果は、オーライで実際の製作に進むことになった。(実験時の状況は、こちらかつみSさんのブログを参照w)



プロトタイプを使った、これまでの実験で分かったことは、左右ウィンカーを制御するに必要なポートは10個、実車ウィンカー入力が2個、ノーマル/シーケンシャル切替が1個と計13個の信号制御が必要になってくるので、実験用のプロトタイプとは違う小型のマイコン(Arduino Nano)を使うことにした。

そして、このマイコンと左右ウィンカーとの接続であるが、旧いおじさんが頭に浮かんだのは、かつて通信用製品でも使用していたDサブコネクター。。このDサブコネクターを介したケーブル接続が無難だと判断した。それにより、ウィンカーLED以外の回路は全て、一つのボックスに収める事ができる。



まぁ、インターフェイスがかなりの数になる事は分かっていたが、配線を含めるとこんな感じになるのは、致し方ない。。笑)電力的にもそんな大きくないので、熱対策も感覚的には、OKと踏んでいる。



制御ボックスを組み上げ、Dサブケーブルからのアクセスをブレットボードを使って確認し、ハード部分の基本動作に問題ないことを確認した。

* * *

今回の報告は、ここまで。。笑)

次のステップは、実車ウィンカー回路の配線加工であるが、想定外が発生している。実験に使ったウィンカーは、E90用であったが、依頼を受けているウィンカーは、E91。通常、外観の形状違いはあれども基盤回路は同じはずだと想定していたが、全くの別物。。驚)

加工箇所の検討から始めなければいけない。。涙)

それでは、また、ご興味のある方は、次回お会いしましょう。。笑)

Posted at 2023/07/02 15:20:33 | コメント(5) | トラックバック(0) | パーツ製作・導入・交換 | 日記

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