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はやぶさ２、帰ってきましたね。
持ち帰ったお土産の中身にすごく期待してます。

はやぶさ２は、初代ができなかったミッションにこれから挑もうとしています。
（ほんとうは初代も、カプセル切り離し後に地球圏離脱ミッションが計画されていたが、機体のダメージが大きすぎたために大気圏再突入ミッションに切り替わった）

はやぶさ２は、私の後輩や元部下の技術者が開発に参加しました。
初代の機体開発に参加（リエントリー・カプセルの耐熱材開発を担当）した者として、彼らの偉業を誇らしく思います。

はやぶさ２、「おかえり」　そして「ありがとう」「いってらっしゃい」

（画像は、2010年6月13日の初代はやぶさ大気圏再突入時のもの）

まだちょっと先の話ですが・・・
９月の中頃に勤務先にて異動になる予定です。

約10年間関わってきた原子力発電所関連の業務から足を洗い、それ以前に従事していた宇宙航空関連の業務に復帰します。

と言ってもエンジニアとしてではなく、技術管理・監査の仕事です。
新しい職場でも、これまでの経験が生かせると良いのですが。

2007年9月に月探査機「かぐや」を打ち上げたH-2A13号機の整備作業以来の宇宙航空復帰になるのですが、再びロケットを身近に感じながら仕事できるのが楽しみです。

また種子島に行ける機会があったら嬉しいなぁ。

実は、2008年9月に部署を異動し、事実上、宇宙関連の業務から足を洗いました。
現在も同じ会社におりますが、宇宙とは全く関係無い技術部門の管理職をしております。

足掛け18年のロケット屋人生でしたが、最後にたずさわったH-2Aは、あの「かぐや」を打ち上げた13号機でした。

この18年間は、いろいろなことがありました。
中でも思い出深いのは、やっぱりH-2A　6号機の失敗。　そして7号機打ち上げによるそのリベンジ。
そして、かの「はやぶさ」についても、リエントリーカプセルの開発時にちょっとたずさわることができました。　帰ってきてくれた時は涙が出ました・・・

今やっている仕事も、ロケットほどは華やかではないけれど、実はみんなの生活に大変関係が深いものを維持するための大切な仕事。

まだまだがんばります＾＾