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2020年12月15日 イイね!

ふもとっぱらで流星撮影(ふたご座流星群)

ふもとっぱらで流星撮影(ふたご座流星群)
 12月13日~14日にかけて朝霧高原でソロキャンプをやってきました。

 目的は「ふたご座流星群」の撮影です。極大は14日(月)のAM。平日なのでこの日は休暇を取って挑みました。

 今回訪れたのは「ふもとっぱら」。以前はよくお世話になったキャンプ場ですが、調べてみたら7年半ぶりの訪問。(自分でもビックリw)

 最近お洒落キャンパーさんの聖地みたいになっていて、正反対にいる私は何となく遠ざけていた気がしますw

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 ウワサには聞いていましたが看板が新しくなっていました。カラフルなひらがなの旧看板も好きだったんですけどね~
 入口には料金所、キャンプサイトの中央には木造の立派なトイレが出来ていて近代的なキャンプ場になっていました。

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 15:00頃到着。富士山と一緒に星を撮りたかったのでサイトの東隅に陣取りました。サクサクっとNemo Obi2Pを設営。

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 お昼を食べていなかったのでコレを調理。

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 調理といっても湯煎で温めるだけw お湯はドリップコーヒーに再利用。

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 メスティンでご飯を炊いて掛けるだけ。いなば食品のガパオチキンバジル美味すぎっ!

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 日が暮れても雲が晴れず・・・

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 少し冷えてきたのでアルコール補給。連れてきたのは家に転がっていたハイニッカと〆張鶴(花)。雲が晴れるのを信じて待機します。

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 雲の隙間から北極星が見えたのでポータブル赤道儀スカイメモSの極軸合わせを行いました。

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 極軸がちゃんと合っているか200mmレンズ(35mm判換算で400mm相当)をつけてテスト撮影。F4の60秒露出でM31アンドロメダ銀河を撮影したところ思いのほかキレイに撮れたので、比較的よく撮れた12コマをコンポジットしてみました。その他、M45プレアデス星団(すばる)やM42オリオン大星雲などの有名どころを撮影して流星撮影の本番まで肩慣らし。

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 晴れたり曇ったりと忙しい夜空でしたが、日付が変わる頃からだんだんと流星が飛ぶようになりました。気温はカングーの寒暖計でマイナス1℃。

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 富士山方面にカメラを固定してインターバル撮影。これがカメラに収まった中で一番明るい流星でした。(時刻は2:56 am)



 インターバル撮影した画像を使ってタイムラプス動画を作ってみました。撮影に要したのは2時間11分。この動画には少なくとも15個の流星が写っています。
 
 OLYMPUS OM-D E-M1mark IIで撮影した618カットのうち、流星が写っていたのは28カット。確率4.6%は悪くない値だと思います。

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 4:30頃からテントの中で睡眠を取りましたが、7:00前には目が覚めました。朝日が眩しいっ!

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 モーニングコーヒーは毎朝のルーティーンです。

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 毛無山方面。冬の平日なのに大勢のキャンパーさんで賑わっていました。皆さん例外なくテントがお洒落。

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 終始薄雲が出ていましたが、それでもふたご座流星群を堪能することができました。やっぱり星の撮影はワクワクするし冬キャンプも楽しいな~♪

 次は「しぶんぎ座流星群」かな〜?

Posted at 2020/12/15 23:20:03 | コメント(3) | トラックバック(0) | キャンプ | 日記
2020年12月10日 イイね!

Kenko スカイメモS(ポータブル赤道儀)

Kenko スカイメモS(ポータブル赤道儀)
 今回紹介するのはポータブル赤道儀「Kenko スカイメモS」です。
 FacebookとInstagramでは小出しにあげていますが、みんカラではまとめて紹介します。

 星(天体)の撮影は長時間露光が基本ですが、日周運動で動く星を点像で撮影するには追尾が必要となります。(ゆっくりとした「流し撮り」ですね)
 これを実現するのが赤道儀。地軸と並行に設置した「極軸」を地球の自転と反対方向に回転させることで日周運動による見掛けの移動をキャンセルします。

 ナント!この赤道儀をみん友のたいはくおうむさんから譲って頂きました。ちょうど小さな赤道儀を探していたのでナイスなタイミングでした。本当にありがとうございます!

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 右が譲ってもらったKenko スカイメモS(1.8kg)、左は25年前に購入して酷使したVixen GPDの赤経ユニット(5.5kg)。サイズはふた回りほど小さく重量は大幅減です。GPDを最後に使ったのは7年前のアイソン彗星かも(汗)

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 たいはくおうむさんは「しばらく動かしていないから壊れているかも・・・」と心配されていたので早めに動作チェック。街中で薄曇りの満月という最悪に近い条件で撮影してみました。

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 OM-D E-M1mark IIにYASHICA ML200mm F4を装着して火星を撮影。35mm判換算で焦点距離400mmレンズ相当の画角なので追尾しなければ短時間でも線状に写ります(上)。
 しかしスカイメモSのスイッチを入れて恒星時で追尾すればご覧の通り点像に(下)。

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 スカイメモSが思った以上に小型・軽量なので、山に登るときに担いで上がれそうな気がしてきました。そこで手持ちの機材の中から小さめの三脚を合わせてみたところ中々いい感じ。

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 SLIKのスタンドポッドGX-Nからポールを外した三脚です。三脚自体の高さは低いのですが、スカイメモSの専用微動雲台とレベリングベースを合わせると高さを稼げるので、極軸望遠鏡※を覗くのも問題なし。(※北極星を利用して極軸を地軸と並行に設置するための望遠鏡。この画像場合はカメラと反対側にある突起から北極星を覗きます。)

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 実はE-M1mark IIを手に入れるまで、背面液晶にティルトやバリアングル機能のついたカメラを持ったことがありませんでした。(CASIO QV-10とPENTAX Optio Xを除くw)
 コレ天頂付近の星を撮影するときにとても便利ですね~♪

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 大事なスカイメモSなので、間違っても壊さないようにプロテクターケースを購入しました。アストロプロダクツのPC733が安価でサイズも丁度いい感じ。

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 発泡ウレタンのブロックを切り取ってスカイメモS一式を埋め込んでみました。これで衝撃にも耐えられるし不用意にスイッチが入ってしまうこともなくなりそう。(スカイメモS本体と明視野照明装置の回転式スイッチは軽すぎですw)
 ちなみに今回購入したプロテクターケース、Kenkoから発売されている「スカイメモSスターターセット」のケースと同じかもしれません。

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 これは日曜日にテスト撮影したM31アンドロメダ銀河。翌日仕事なので自宅近くの河川敷に出かけて夕方18時半ごろ撮影しました。関東平野の外れとはいえ流石に空が明るいため、F5.6まで絞ってISO 800まで落としても露出は80秒しか掛けられませんでした。(カブってしまうため)
 辛うじてNGC205が写っていますがM31本体は迫力不足。もっと暗い空で思いっきり露出を掛けたいですね~

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 次は今週末の「ふたご座流星群」。スカイメモSを使いE-M1mark IIとNikon D700で挑みます。レンズヒーターも届いたので準備OK。あとは流星がたくさん飛んでくれて晴れることを祈るのみ。

Posted at 2020/12/10 18:47:45 | コメント(2) | トラックバック(0) | カメラ | 日記

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「伊豆半島の南端で星撮影 http://cvw.jp/b/1418295/47666112/
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