陸上自衛隊出雲駐屯地の創立記念行事、無事に記念式典と市中パレードを終え、続く最後は装備品展示となります。
昨年は台風のためパレード後は即撤収となり装備品展示は行われませんでしたが、今年は好天に恵まれ市役所敷地内で無事に行われています。
まずは、象さんのふわふわドーム。 これも自衛隊の装備品??
台風だった昨年の記念行事では見掛けなかったですが、出雲駐屯地のサマーフェスタではお馴染みのもの。 そういえば今年は楽しみにしてた出雲駐屯地サマーフェスタは開催されなかったなぁ。
展示はされてないですが、第13音楽隊の器材を積んでたトラックが停まっていたのでパチリ。
この他に音楽隊を乗せて来た自衛隊のマイクロバスもありました。
ここからが人気の自衛隊車両が並ぶ装備品展示です。
96式装輪装甲車(WAPC)
全長:約6.84m、全幅:約2.48m、全高:約1.85m、全備重量:約14.5t、最高速度:約100km/h、乗員:10人、製作:小松製作所
87式偵察警戒車
全長:約6m、全幅:約2.5m、全高:3m、全備重量:約15t、最高速度:約100km/h、乗員:5人、エンジン:水冷4サイクル10気筒ディーゼル機関/約300馬力、搭載火器:25mm機関砲/7.62mm機関銃、製作:小松製作所/日本製鋼所
軽装甲機動車
全長:4.40m、全幅:2.04m、全高:1.85m、全備重量:約4.5t、最高速度:約100km/h、乗員:4人、製作:小松製作所
と、ここまでが出雲駐屯地からの出展。
続いては今回の目玉? 地対空誘導弾PAC-3地上配備型ペトリオット・ミサイルです。
航空自衛隊の岐阜基地からやってきました。
そのセットアップ作業の様子をつまびらかにガン見しました。
荷台から左右に4本の足が伸びて地面に固定されます。
トレーラーの車体と荷台が分離される決定的場面を目の当たりにしました。
過去にも他の自衛隊イベントでPAC-3ペトリオット・ミサイルの装備品展示を見てますが、展示が始まるときにはいつも先に準備が整った状態でしたので、こうしてセットアップ作業の様子を拝見するのは初めてです。
今回はパレード参加から装備品展示という流れで、こうした作業を見ることが出来ました。
発射機: ペトリオット・ミサイルを搭載、運搬、発射する器材で、最大で4個のキャニスタを搭載可能である。 運用時は無人となり、射撃管制装置からの遠隔操作で行う。
ミサイル: PAC-3ミサイルは1個キャニスタに4発収納されている。
目標破壊力、誘導精度を向上させることにより弾道ミサイルの迎撃能力を高めたミサイルである。
目標破壊能力向上及び機体応答性向上がされている。
このPAC-3ミサイル発射機には、キャニスターが2個搭載されてる状態です。
ここでPAC-3ペトリオット・ミサイルが頭をもたげる場面の動画を撮影してみました。
ただ、この日は暑くてスマホが高温に過熱してしまい動画撮影は最後に強制終了しています。
発射機のキャニスターをもたげました。
さらに発射機を回して向きを変えていきます。
なかなか見慣れない貴重な場面を見させて頂きました。
続いてこちらも注目の野外通信システムです。 海田市駐屯地の第13通信隊からの出展。
旅団司令部や部隊通信所近傍においてシステム通信を提供する。
アンテナが天高く伸びていく様子を目の当たりにしました。
野外通信システム器材 アクセスノード(JWYC-AA2)
旅団司令部や部隊通信所近傍においてシステム通信を提供する。
ここではなんとリモコン操作をさせてもらえました。 アンテナを回して向きを変えてみたりした。
除染車
海田市駐屯地の第13特殊武器防護隊から。 展示では特にアクション・ムーブ無し。
2500ℓの水槽と加温装置を搭載し、車体の前後には除染剤の散布ノズルを持ち、地域・施設等の大規模な除染作業に使用される。
装備品展示は以上です。
市役所庁舎内で第13音楽隊演奏会の様子をちょっとだけ覗いてみました。
広報ブースで貰った今回の戦利品です。 何故か陸自ではなく空自のものですが。
C-2輸送機のペーパークラフト、航空自衛隊のパンフレット、ポケットティッシュを貰いました。
あと、市中パレードの前に配られた日の丸はそのまま持ち帰り。
最後に一般駐車場枠に白い自衛隊車両を発見しました。
自衛隊内の警察組織である警務隊の車両です。 自衛隊のパトカー。
帰り際、カマロをお隣に移動してきて勝手に2ショット撮影を遂行しました。
以上で「出雲駐屯地創立65周年記念行事 市中パレード」のブログは終了です。
ありがとうございました。<(_ _)>
今年は昨年に引き続き2回目のパレード観覧でしたが、天候に恵まれ、沿道にも多くの人が集まり、とても良い雰囲気での本来ある姿のパレードを見れた気がします。
パレードにはPAC-3も参加、ヘリやC-2も飛んできたり、装備品展示も行われ、素晴らしい内容となりましたね。 これは毎年観に行きたいと思いました。