日曜日の朝をアンニュイに過ごしながらツィッターをチェックしていると、「
尼子十旗!赤穴瀬戸山城ウォーク」の情報を知り得ました。
開催日時は・・第4日曜日13時30分~って今日じゃないか!ということで、早速ウォークに参加するべく現地の集合場所に向かいました。
なお、赤穴瀬戸山城は
昨年10月に単独で登城してますが、今回はガイドさんの案内付きウォークに参加の形なります。
意気んで向かったため早く着きそうだったので、途中で時間調整のため龍頭が滝に立ち寄りました。
龍頭が滝の駐車場。 龍頭が滝は日本の滝100選にも選定されてる名滝です。
駐車場から滝までは滝歩道を歩いて約10分。
龍頭が滝
落差40mの直爆。 滝らしい滝で見応えがあります。
左手のほうに回り込むように登って滝を眺める。
滝の裏側は洞窟になってて裏見の滝も楽しめました。
赤穴瀬戸山城ウォーク集合時間の10分前に集合場所の道の駅に到着しました。
道の駅からも赤穴瀬戸山城が望めます。
赤穴瀬戸山城は標高631m(比高190m)の衣笠山山上に築かれました。
山上部が4段構造に見える。
山頂の一番高い場所が本丸(主郭)、続いて第2郭、第3郭、第6郭(南西郭群)。
赤穴瀬戸山城ウォーク参加の受付をします。 なお、参加無料です。
参加者多数かと思いきや自分含めて僅か2名でした。 なのでガイドさんと3人でウォーク。
13時35分にウォーク開始。
代表銘柄「絹乃峰」の赤名酒造越しに見上げる赤穴瀬戸山城。
銀山街道赤名宿の石碑。 赤名の町、かつての宿場町を歩きます。
13時49分、町を抜けて登山口に着きました。 ここから山頂の本丸までは約1000mの登山道。
久しぶり今月初めての登山でした。 うっかり登山アプリの起動を忘れてしまい経路の計測はせず。
登り始めてすぐに朱色の鳥居が続く稲荷神社。
赤穴(あかな)瀬戸山城の説明看板。
1377年築城。 戦国時代には月山富田城(尼子氏)の支城(尼子十旗)として度々戦場となる。
江戸時代には、松田左近が城内に石垣を築くなど近代城郭化を図り、城下に町並の整備も行った。
1615年の一国一城令により廃城となり、石垣を意図的に破壊した形跡が各所に見られる。
竪堀。 下を覗くと山の斜面縦方向に掘られた堀。 斜面を登ってくる敵の横移動を防ぐ目的。
昨年10月に訪れたときには無かった「竪堀」の看板は最近新しく設けられたもの。
この他にも「堀切」や「土橋」など各所に目新しい看板が設置されてるのを目撃。
登山道には新しいクマよけの機械も設置されていました。
木づちで叩くと山中に乾いた大きな音が響き渡る。
また、登山の間にはガイドさんに山の植物についてたくさん説明を受け勉強させてもらいました。
ヤドリギを見上げる。 あの丸い玉は鳥の巣ではなく他の樹木に付着する寄生植物だったのか。
山上部では小さな花が咲くヤマアジサイの登山道を歩く。
山上部に着いて大手門跡です。 石垣は破城で崩れてます。 敷石と石段が残る。
大手門跡の説明看板にあった縄張り図です。 大手門跡が現在地。
大手門跡から右手に行って第4郭・第5郭に向かう。 足元は崩れた石垣で破城の痕跡。
第4郭
第4郭の虎口には算木積みの石垣。
一段下ったところに第5郭。
続いては東郭群(第7郭~第9郭)へと向かいます。
樹木の伐採で登山道は整備されて歩きやすいです。
東郭群(全体画像無し)にあった動物除けの木づちで叩く板。
毛利氏が陣を取った武名ヶ平城跡まで300m。 昨年10月の訪れではこの先は行ってません。
今回のウォークではさらに300m歩いて武名ヶ平城跡まで行ってみた。(初)
ここが武名ヶ平城跡との看板が立つが、一方で武名ヶ平城跡まで700mの看板もあったりする。
700m先にある山の山頂が武名ヶ平城跡の主郭で、ここは武名ヶ平城跡の最前線ということか?
赤穴瀬戸山城のほうに戻ってここは石垣の石を切って作る石切場です。(初)
斜面に石垣にならなかった石が少しだけ残る。
本丸(主郭)の近くまで来て第2郭。
第2郭から見下ろし眺める第3郭。 その先には第6郭(南西郭群)があります。
今回のウォークでは第3郭や南西郭群には下りず。 (昨年10月の単独訪れでは行きました)
第2郭から見上げる本丸(主郭)の石垣です。
破城のため石垣は崩れてますが、赤穴瀬戸山城のこの場所の光景が素敵です。
15時15分、ついに山頂の本丸(主郭)に登り切りました。
標高630mの看板が立つが実際は631mだそうです。
山頂本丸(主郭)の様子。 周囲は全方角開けててパノラマ景色です。
反対側から。 置いてるバッグはガイドさんの。
瀬戸山城本丸跡の碑。
昨年10月の訪れでも見た木の猫もいました。
実はガイドさんの手作りだということが今回判明。
山頂の本丸からウォークのスタート場所だった道の駅をズーム。
矢印の先にコルベット。
これにて赤穴瀬戸山城を攻略の記念撮影です♪
なお、今回の登山ではミニカー撮影無し。 また、登山アプリでの経路や標高の測定は失念。
ウォークは下山して麓にある江戸時代に城主だった松田左近のお墓をお参り。(-人-)
そして、16時20分に道の駅に戻って赤穴瀬戸山城ウォークは終了です。 ガイドさんによる案内のお陰で楽しく、また初めて知ることばかりで勉強になりましたね。 大変ありがとうございました♪
最後の帰り際、赤穴瀬戸山城をバックにパチリ。 やはりこの赤名酒造越しの眺めが良い。
赤穴瀬戸山城ウォーク、ありがとうございました♪