寝大仏もしくはキューピー山と呼ばれる頭部の和久羅山(262m)と胴体部の嵩山(326m)には、これまでそれぞれ個々に数回ずつ登っていますが、今回は初めて2つの山を続けて歩く縦走登山にチャレンジしてみることにしました。
なお、冒頭サムネ画像の撮影日と実際の登山日は異なり、天気の良い晴れた日に登っています。
頭部の和久羅山(262m)と胴体部の嵩山(326m)から成るキューピー山の遠景。
古来より寝大仏、現代ではキューピー山とも呼ばれる和久羅山と嵩山。 今回は2つの山を縦走。
なお、和久羅山と嵩山の間にキューピーの鼻?口?になる弥勒山(標高244m)があります。
10時27分、和久羅山登山口の駐車場です。
ここから和久羅山と嵩山を縦走して往復し再びここに戻ってくるプラン。
今回のぷち登山のお供は帰ってきたヨッパライの劇中車マットビハイクルが満を持しての登場です。
サントリーボス缶コーヒーおまけのウルトラマンシリーズコレクション。 プルバックで走る。
登山口にある案内看板によると和久羅山の山頂までは1,019mの道のり。
10時31分、それでは和久羅山登山口よりスタートの発進です。
これまで何度か登ってる和久羅山は標高262mほどの山ではあるけれど侮るなかれ、
登山終盤の山上部に近付くにつれ、勾配がどんどんキツくなっていくのが悪しき特徴です。
山頂間近では補助ロープ伝いに登る。 はぁはぁぜぇぜぇのラストスパート。 ファイトー!
和久羅山は和久羅山城跡でもあり、最後はお城の虎口だった場所から山頂部に上がります。
10時56分、和久羅山の山頂に到達です。
山頂に着くとホッとする。 そよぐ風が額の汗に心地良い。
和久羅山の山頂には鉄塔?東屋?そこに何かが建っていたコンクリートの土台が残る。
景色を眺めるマットビハイクル。
南側の眺望が開けます。
宍道湖。 天気は良いけど遠くまでは霞んで見渡せません。
山頂の桜はまだ咲き始めでした。
和久羅山の三角点を捕獲。
山頂に建つ電波の反射板。
この反射板の奥が嵩山・弥勒山への縦走路となっています。
初めて足を踏み入れます。 弥勒山(みろくやま・標高244m)もまだ一度も行ったことが無い。
未体験ゾーンの縦走路に入って和久羅山山頂から下って行きます。
和久羅山・弥勒山・嵩山の三差路です。
嵩山PのPが気になる。 山から山への縦走なのに駐車場に行ってしまうの?
まずは初めての弥勒山に向かってみます。
11時18分、弥勒山(みろくやま・標高244m)の山頂に着きました。
山頂は周囲を樹木に囲まれた森の中で眺望はありません。
弥勒山の三角点を捕獲。
三差路に戻り、続いては嵩山へ向かいます。 嵩山PのPが気になる。
暫くはハイキング気分でなだらかな山道を歩きます。
しかし、次第に急な下りに。 補助ロープを伝って長く続く急斜面をどんどんと下って行く。
山から山へ、そのまま嵩山の山腹に繋がると思いきや、車が見えてきた。
嫌な予感はしてましたがやっぱり駐車場に着きそうです。
嵩山登山口の駐車場です。 嵩山に登るときにはいつもここに車を停めてる場所。
すなわち、嵩山にはいつも通りここの登山口から登ることになる。
11時47分、嵩山の登山スタートです。 頂上までは1,100mの道のり。
嵩山(326m)は和久羅山(262m)よりも高いものの、つづら折りで比較的なだらかな登山道。
登山初心者にも優しい登りやすい山と言えます。
嵩山の登山道は赤褐色の巨岩(安山岩溶岩)が剥き出すその上を歩く箇所が多いのも特徴。
『帰ってきたウルトラマン』第3話「恐怖の怪獣魔境」に登場した岩石怪獣サドラの背中を登る感じ。
山上部になると鳥居が見えてきます。 ここからはほぼ平坦な道を歩きます。
12時12分、東屋です。
ここにはお話好きな先客がいたので暫くの間は会話を弾ませながら休憩する展開になりました。
先客が去ってからこの撮影を始めて。 東屋から南側に広がる景色を眺めるの図です。
先ほどまで登ってた和久羅山(262m)と弥勒山(244m)が見えてます。
先に進むと嵩山山頂に鎮座している布自伎美神社(ふじきみじんじゃ)。
いつものように参拝させて頂きました。(-人-)
そして12時29分、嵩山(だけさん・標高326m)の山頂展望場に到達。
北から西の景色が広がる。
中海や大根島が見える。 遠くは霞んでたので大山までは見えませんでした。
嵩山山頂ではおやつタイムにしました。 お得意のコアラのマーチは発酵バター仕立てです。
大吉が出ました。
和久羅山⇔嵩山の縦走登山。 和久羅山と弥勒山に続いて嵩山にも到達。
ここからは折り返して和久羅山に戻ります。
13時14分、嵩山から下山して嵩山の登山口。
そして、道路を挟んですぐに和久羅山・弥勒山への登山口。
間髪入れず和久羅山へ戻る登山が始まります。
いきなり続く急斜面を補助ロープ伝いに直登するのが最大の難所でキツいです。 ファイトー!
はぁはぁぜぇぜぇ登り切ると、暫くはハイキング気分でなだらかな道を歩くやすらぎの展開。
復路の三差路ではもう弥勒山には行かず、和久羅山に向かって戻ります。
三差路から和久羅山に戻るのにも急勾配で補助ロープ伝いに登る箇所がありましたね。
13時40分、再び和久羅山の山頂です。
和久羅山の山頂から嵩山を眺めてみました。 小さく東屋が見えます。
そして嵩山にいるときは気が付かなかった電波の反射板が嵩山にもあるのが見えた。
和久羅山の山頂では50歳から登山を始めて大山(標高1729m)にはもう1140回!?登ってるという猛者と出会い、暫く時間を各地数々の登山話を聴かせてもらい過ごさせて頂きました。
和久羅山からの下山途中にはなんとイノシシに遭遇して思わず身構えるが・・
あちら側に倒れた木の根っこがイノシシにそっくりで驚いてしまった。
14時35分、下山して駐車場に戻ってきました。
和久羅山⇔嵩山の往復縦走登山の活動時間は約4時間でした。 ありがとうございました♪