え~ワタクシ、金曜日から
南紀・新宮まで行ってきます。
と言いましても、和歌山県以外の方はピンと来ないでしょう。

近畿地方の大都市・大阪府の南に位置する
和歌山県、紀伊半島を包み込むような位置関係です。その東端に位置するのが新宮市です。
今回は仕事の都合なので移動はJRとなります。
特急くろしおに乗って行くのですが、少し不安もあります。この特急くろしお号、
結構揺れるハズです。

サスペンションが悪いとか、そういう事ではなく、
ワザと揺れるように作ってあるんです。新宮まで行く特急くろしお号は地元では「くろしおC」と駅の案内放送をしていますが、コレはこの振り子式車両というものを使用した列車とのこと。

「振り子式車両」とは(交通新聞社Webサイト「トレたび」を参照は
ここ)、説明は難しいので詳細は割愛させていただきますが、簡単に言えば車体そのものが傾くことによって遠心力を打消し速く走れる車両の事だそうです。例えるならばバイクのレースが良い例でしょうか?

鉄道車両のこのワザは、車体と台車が完全に分離された構造のなせるワザでしょうか?
ワタクシ、この特急くろしおCと同型の車両に乗った事が有るのですが、子供のころに
吐きそうになってシンドイ思いをした思い出が有ります。なのでチョット身構えてしまうのです・・・

一方、ワタクシが大阪まで出るときによく乗る特急くろしお号は「くろしおA」と言うものでして、最新型車両よろしく乗り心地はバツグン!
一方、
モノコックボディ全盛の自動車業界に有っては、上記の鉄道車両の様に遠心力を打ち消すような
術を持っておりません。なのでサスセッティングやらスタビラーザー等でロールを抑える研究が盛んに行われているのですね。そもそも、鉄道と自動車では発想が異なるんですよね。
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2014/02/12 23:31:23