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2019年10月07日 イイね!

ポルシェ 981ケイマンGT4 2018年の話 その11「ホンダ シビックTYPE R(FK8)トライアル 後編」

こんにちは。しんぼぽんこです。ケイマンGT4とFK8のシビックTYPE R の比較話 後編です。

前回は操舵感覚と乗り心地について書きましたので、今回はエンジンとミッションについてと思います。

エンジン性能比較ですが、馬力トルク共に発生回転数の違いが興味深いですね。

シビックTYPE R
直列4気筒2リッターターボ
320馬力(6500回転)
400NM(2500-4500回転)

ケイマンGT4
6気筒水平対向3.8リッター自然吸気
385馬力(7400回転)
420NM(4750-6000回転)

シビックTYPE Rのエンジンですが、かなり滑らかです。ただターボ化のせいか、回転が軽い、よく回るという印象はそれほどありませんでした。低回転からかなりガツンと来るので6500回転を常用するのはおそらく困難かと。最大トルク発生の4500回転くらいまででのシフトアップで十分すぎる印象です。

このあたりの感覚はケイマンGT4の自然吸気エンジンのほうが、ゆっくりと力が立ち上がってきますので好みです。さあ回してやるぞ!というゾクゾク感溢れています!(自分で高回転まで引っ張っておいてシフトアップに成功できるかは別です。ガクンと失速→TYPE Rに先越される。あるあるです笑)

エンジン単体で見れば大体こんな印象なのですが、GT4より良いのではないか?と思えるのがTYPE Rのミッションです。TYPE Rお約束のチタン製の丸いシフターの操作感は抜群。シフトストロークの長さ、スプリングの硬さ、そしてチタンの軽さから来る動作感の良さ、クラッチのストローク量とその重さ、繋がりやすさ、どれをとってもGT4のそれより一枚上手だと思います。ホンダ凄いです。。

操作感も去ることながら、ギヤ比がTYPE Rのエンジン特性に見事にマッチしていて、3.4速以降で2000回転から3500回転くらいを行き来させながら運転すると異様に楽しいです。速度と路面状態に応じて最適化されるフラットな足回りとあわせて、臨戦態勢、まさしくどんな場面でも踏んでいける安心感と安定感があります。変な表現ですがRRのポルシェを前後逆にして走らせてるみたいな感じです(意味不明 笑)

高速道での6速巡航も試したのですが、リミッターを除けば欧州車スポーツカー顔負けの突撃性能がありますね。6速2000回転で時速90キロ→6速2500回転で時速110キロですから1000回転毎で+40キロという計算になります。単純に4000回転170、5000回転210という計算になり、またそれを安易に実現可能なエンジンパワーと足回り。高速コーナリング時にそこそこのGを覚悟して操舵してもニュートラルに曲がっていく。ステアリングの軸の剛性感も相当なもので振動も皆無。どこまで行くのだこのクルマ、最後の方は空恐ろしくなりました。

恐るべしTYPE R 、恐るべしホンダ!

低速鬼トルクの三菱ランエボ4G63と高回転型スバルSTI EJ20のいいとこどりのエンジン。そして見事な操作感とギヤ比が最適化されたミッション。加速性能と最高速を両立した素晴らしい組み合わせだと思います。

こんなクルマが450万円、価値が分かる方には絶対安い!笑

コンピュータ書き換え(約15万)してリミッターを解除すると、ステージによっては多分GT4負ける。。(かも。)

読んでいただきありがとうございました。
Posted at 2019/10/07 21:40:48 | コメント(1) | トラックバック(0) | 981CaymanGT4 | クルマ
2019年10月04日 イイね!

ポルシェ 981ケイマンGT4 2018年の話 その10「ホンダ シビックTYPE R(FK8)トライアル 前編」

こんにちは。しんぼぽんこです。ケイマンGT4の話を続けます。対するはまたターボ車です笑

モーターファン別冊イラストレーティッド142号で福野礼一郎氏がFK8型の現行シビックシビックTYPE Rを絶賛しておりました。記事そのものは中々難しい内容でしたが、とにかく良いのはよくわかり、トライアルする機会を伺っていました。そしてようやくじっくり乗る機会に恵まれました!

実車に対面の第一印象はとにかく幅が広い!ケイマンGT4より6センチ幅広です。しかもシビックTYPE Rのドアミラーはなかなかワイドでミラー含めるとかなりの車幅。

サイズ456×188×144
重量1390kg 前軸重860 後軸重530

対して、わがケイマンGT4
サイズ444×182×126
重量1370kg 前軸重610 後軸重760

車検証から転載しましたが、車重は20kg TYPE Rが重いです。が最近のクルマからすれば十分軽量ですね。

前軸重量と後軸重量のバランスはFFとMRですから当然こうなりますよね。

しかし、、、

乗ってびっくり!
シビックTYPE R 全然FFって感じがしません。
ミッドシップのケイマンGT4のクルマの真ん中を軸にくるりと旋回する感覚には及びませんが、とてもFFとは思えないニュートラルな旋回感覚です。これは本気にさせます。乗る人が乗れば…そりゃ速いですね。。

良い点は色々ありますが、個人的に一番すごいと感じたのはこの点です。わたし、ホンダを語れるほど詳しくありませんが、この点だけでもTYPE R開発陣の本気が分かります。。

次にタイヤホイールについて、
シビックTYPE R 前後245/30ZR20
専用のコンチネンタル スポーツコンタクト6

ケイマンGT4 前245/35ZR20 後295/30/20
ミシュラン パイロットスポーツカップ2

シビックTYPE Rは、前後トレッド拡大により装着されたワイドフェンダーが綺麗に245タイヤを飲み込んでいます。素晴らしい。ブレーキはフロントはブレンボなのにリヤは非ブレンボ、寂しい印象ですが何か秘密があるのでしょう。

ケイマンGT4は言わずもがな。ブレンボの大径ローターがリム幅の広いホイールから立体的に観察できます。ほんと美しいですし何回強く踏んでも良く効きます笑

シビックTYPE Rのタイヤは30扁平とかなり薄いタイヤで、さぞかしバタバタするんだろうと走り出すと、、、

全くバタバタしません。伸び縮み量を最適化する電子制御ダンパーが良い仕事をしているのでしょう。この点も特筆ものです。普通に流していれば、アルピナみたいな乗り心地の良さです。。

あとコンパウンドを少し柔らかくしたという専用設計のタイヤが素晴らしい。RE71Rのような競技用ウルトラハイグリップとPZEROのようなハイパフォーマンスカー向タイヤの長所をいいとこ取りしたような感覚です。食いつきが良いのにゴツゴツしないのは感激ものです。個人的にはこのタイヤ性能がシビックTYPE Rの良さをより引きたてているのではと思います。専用タイヤは一本約11万円。しかも減りは間違いなく早いと思います。15000から20000キロ毎に44万円。中々の覚悟が要りますね。。

まだまだ書きたいことはあるので、
次回に続きます。
読んでいただきありがとうございました。
Posted at 2019/10/04 19:54:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 981CaymanGT4 | クルマ

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