2022年02月23日
こんにちは。しんぼぽんこです。フェラーリ488GTBの話を続けます。
助手席にタマゴを入れたカゴをおいてひっくり返さない様なブレーキングをする!実際に488にタマゴを載せたわけではありませんが、ナーバスなタッチの488のブレーキ攻略は困難を極めました。
そんな折、フェラーリ612でうっかりアクセルとブレーキの踏み間違えをやってしまいます。徐行運転中によそ見をしていたのが原因で軽くアクセルを踏むはずがブレーキを踏んでしまったという。。(488も612もブレーキペダルは結構横に長いのです。) 猛省。。。
テレビニュースでアクセルとブレーキの踏み間違えによる事故を見たこともあり、明日は我が身と踏み間違え防止のために左足ブレーキを練習することを決断します!
しかしいざやろうとすると非常に難しいのです。
しかも2ペダル練習機がフェラーリ。。
さーっと街中を走りながら前後にクルマがいないことを確認しながら、左足ブレーキの構えをとり時速40キロから信号停止線に止める練習をしますが、かなり手前で止まるか停止線を越すかのどちらか。全然だめです。左足の踏力調整が全くできないのです!(カゴのなかのタマゴは一瞬で床に叩きつけられ割れると思う笑)
しかも何回かやっていたら左足が吊りそうになってきたことと周囲の目線を感じるようになり終了。
数日後。一般道は時期尚早と諦め、車庫入れでのブレーキ操作から左足で練習します。いままでフットレストにあった左足は常時ブレーキペダル上へシフトさせます。
切り返すごとに右足アクセル→左足ブレーキとなんども繰り返しているうちにリズムが掴めてきました。むしろ車庫入れの細かい操作の時は右足をアクセルからブレーキに載せ替えなくていいので良いかもしれません。
あと488はツインクラッチなので関係ないのですが612はシングルクラッチなのでジワっと繋いで軽くブレーキで「留める」みたいなタッチが出せるのでクラッチにも優しい気がします。。
2ヶ月くらいは練習したでしょうか。。右足ブレーキと同じタッチが左足でも出せるようになります。アクセルを緩めると同時にブレーキを踏めるのでナーバスなタッチの488のカーボンセラミックブレーキも少しはうまく踏める様になったかもしれません。
怖いのはとっさのときは瞬間的にいまだ右足ブレーキをしてしまうことでしょうか。こればかりは経験値を積むしかありませんね。
右手パドルシフトアップ
左手パドルシフトダウン
右足アクセル
左足ブレーキ
というゲームのコントローラーのような役割分担が出来ました。。左足ブレーキを駆使すると右足の踏み替えがない分今まで以上に速く安全に走れる気がします。。
また不思議だったのは2ペダル車でしか出来ない左足ブレーキをマスターすると「なにがなんでも3ペダル!」という呪縛から少し解き放たれた気がしたことでしょうか。
コーナーに向かって左足ブレーキで減速、回転数を見ながら左手でパドルシフトダウン!
こんなことしてたら結局タマゴは割れる運命ですね!笑
今更ですが、488も612もとても楽しいです!
読んで頂きありがとうございました。
Posted at 2022/02/23 18:08:04 | |
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Ferrari488GTB | クルマ
2022年02月06日
こんにちは。しんぼぽんこです。フェラーリ488GTBの話を続けます。
「こういうクルマは街中を知らない人が乗ってるから良いのよ。知り合いが乗っていると目を逸らしたくなるわ。」というのは、わたしの妻の488GTBへの印象。そう、納車初日、階上から見下ろして見た488GTBのあまりの派手さに妻は一切乗ってくれないのです。
私自身、wetモードで走行中に普通にブレーキを踏んだら助手席座面に置いたバッグが容易にフロアに落ちることは結構気にしていて、あまり自信はありません。
マネッティーノを足回りが硬くなるsportモード以上にすれば良いのですが、488の場合は、スロットルレスポンス、パワーステアリングレスポンス、ダンパーレスポンス、トラクションコントロールの四つ全部が同時にステージアップしてしまうのでかなり慎重になってしまいます。(sport以上でE-diffが発動してよりアクティブに走れると言えば聞こえがいいですが)
やはり初見で雨の中ガバッとアクセルを踏んでバタバタっと容易に車体が暴れたことがトラウマになっています。
たまたま、空冷の件でビルダーさんのところへ行ったときに、488GTBのバッグが落ちる話をしたら、「そりゃあ、●●君にクルマ(488)が合っていないんだよ!」とズバリ。
うなだれていると、「レーシングドライバースクールでは、かごの中にタマゴを入れ、それを助手席に置いてひっくり返さずに走れるか!?というトレーニングがある。それを488で実践してみたら?」というありがたいおことば。
しかし、993やGT3RSならひっくり返さずに走れる自信はありますが、488は高級なフロアカーペットの上にタマゴを割りそうな気がします。。
やっぱりフェラーリ488GTBはわたしに合っていないのか。。
さすがにタマゴを持ち込むことはしませんでしたが、とにかくバッグを落とさないアクセルワーク、ブレーキワークを意識すると同時にsportモードも意識的に使用していきます。
wet→sportにすると、488の印象はかなり変わりました!足回りは2段階くらい引き締まりかなりゴツゴツしてきます。シフトタイミングも引っ張ってシフトする印象です。ステアリングLEDが点きやすくなるといえば分かりよいでしょうか。
何度もトレーニングを重ねて、ようやく991に乗っていたころのようなブレーキワークが488なりにできるようになってきます。バッグはもう落ちません!
こうして1カ月ほど過ぎたころでしょうか。妻は、急に手土産を買いに行くことになり足が必要になりました。わたしが偶然488GTBに乗って外出していたタイミングでしたので、488GTBで行くことに。。
さあ、日頃の練習の成果を出せるかどうか!(助手席に優しい運転の!笑)
悩んだのですが、慎重に慎重を期して、マネッティーノはsportからwetへダイヤルを捻ります。そして、轟音と共に自宅に横付けすると、妻が嫌そうなオーラ全開でやってきます。
手土産屋さんまで8キロほどの距離なのですが、そろりと2キロほど走っただけで、、
妻「怖すぎて涙が出る。。足の裏に汗をかく…。」
やっぱりダメかとわたしは愕然としていると、追い討ちをかけるように、妻は488GTBを降りて電車で行くとまで言い出します。。
私は勝手にしろ!と思いましたが、そういうわけにも行かないので何がダメなのかを聞くと、、
「ブレーキを踏んだときにカクンとまえにつんのめるのが怖い。」と、、、。
わたしもこのブレーキの踏み方は悩んで色々練習したんだよ。と暗に同意を求めつつ、先日の騒音クレーム同様ひたすら聞き役に徹して、妻を会話に夢中にさせてなんとか8キロ完走、手土産屋さんに着きます。
買い物中、車内で待っていた私はマネッティーノをwetからsportに捻ります。先述の通り電子制御のハードルは一段階上がりますが、足回りが硬くなることでブレーキング時の前のめりは減少するはずです。
そうこうしていると、妻が戻ってきます。
乗り込むときにカリフォルニアTが横を通過し、それを見るなり妻はあっちのほうがカッコいいねと。。。(もはや語るまい)
帰路、わたしから会話を連発して怖いと言わせる隙は与えませんでしたが、マネッティーノを変えた話をすると、今度はお尻に響くだの、乗り心地が悪いだの、と言い出しました。。
うーむ。。リピは無さそうです(泣)
(2年経ったいまも実際にありません)
読んで頂きありがとうございました。
Posted at 2022/02/06 18:39:52 | |
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