富士スピードウェイで年に一度のGT-R祭りが開催された9月10日(日)。
岡山国際サーキットでは年に一度のAE86祭り、AE86フェスティバル2017 with 頭文字Dが開催されました。
2000年から毎年開催されているAE86フェスティバル。
ワンメイクなイベントがこれだけ長く続くのはとても素晴らしいことですよね~
このイベントの主役のAE86がどれだけ愛されているのか……。
ワタシとwifeで現地に乗り込んで確かめて来ました♪
まず現地に入って笑ったのがトップ絵のTシャツを着ている方が多いことww
しかもだいたい女性ばかり。
まぁ、このイベントの入場券は男性で前売り2300円だったのが、女性だと当日券で1500円とお得だったこともあります。
さらにもう1つ、女性を寄せ集めた理由がコチラ!
アニメ 頭文字Dで主人公 藤原拓海に魂を吹き込んだ声優の三木 眞一郎氏が来場するからです!
私のwifeも、鉄板に囲まれたブリッジを渡って岡山国際サーキットのパドックの方に渡ることが苦手でしたが、三木さんに逢うためならとCパドックからENKEIブリッジを渡ることが出来ました☆
ニンジン作戦wwwwww
さすがAE86フェスティバル。
藤原とうふ店が何台も配達車両を導入しています(笑)
AE86フェスティバル2017の成功を祝して、佐藤 真子も高橋 涼介も駆けつけました。
そしてお昼にはコース上で夢の共演、頭文字Dパレードランが行われました♪
藤原とうふ店の配達車両がいっぱい走っています。
佐藤 真子のシルエイティの他にも、小柏 カイのMR2やチーム246のリーダーもロードスターで来てくれたみたいですね。
そしてこの頭文字Dパレードランの先導車は・・・
藤原 拓海役の声優、三木 眞一郎氏が務めておりました!
ドライブしている車両は三木 眞一郎氏ご自身が所有している愛車になります。
その名も「みきしん号」☆☆
AE86専門店 カーランドとレビトレマガジンのコラボ企画で実現したスペシャルマシンです。
良質なAE86のボディをベースに限りなく藤原とうふ店のスプリンタートレノを再現した、プライスレスなスペシャルマシン。
にがりの香りがぷんぷんしてきそうな再現度ww
コミックの紙面やスクリーンから直接飛び出てきたような輝きがあります。
もちろんドアミラーはⅠ型の可撓式を装着。
RSワタナベのエイトスポークのアルミホイールには、185/60R14のネオバがムチムチしてました。
バンパーの素地の部分がギラギラしてます☆☆
ベースの車体はおそらく後期型だったと思われますが、ちゃんとリヤワイパーも収納位置が横向きのⅠ型にしています。
おそらくカーランドの新作マフラー、TYPE-D60Sなんでしょうね~
乾いたいい音してましたわ♪
歪みねぇ~~www
美しいボディサイドですわ。
もう一度前に回ってみたら、リトラアップしてました。
RAYBRIGのシールドビームにBELLOFのLED……かな?
お目目ウルウルしてます。
グリルの奥にはオイルクーラーが見えます。
きっと20バルブが載ってるんだろなぁ~。
みきしん号の解剖はこれくらいにして、ワタシとwifeは三木 眞一郎氏のトークショーを楽しむために、ステージ目の前のS席を確保しました。
ここから先は撮影や録画が禁止なので見せられません( ̄* ̄)
ワタシの脳内HDDからトークショーの内容を振り返ると、三木 眞一郎さんがマイク持ってしゃべると、まんま藤原 拓海でしたwww
その声のまま、「ガンダムには乗れないけどハチロクには乗れる」って名言を残されたのが印象的でした。
他にも、三木 眞一郎さんがこの藤原とうふ店仕様のトレノで都内を運転中、信号待ちで頭文字Dファンの方が興奮しながら「ハチロクじゃん!君、頭文字Dって知ってる?」って声をかけられたエピソードなどが飛び出し(笑)、とても内容の濃いトークショーでした♪
さて、頭文字Dをテーマにした特別なイベントはほぼ終わり、アニ○イトからそのまま出てきたような三木 眞一郎氏の女性ファン達が岡山国際サーキットから散った後のサーキットには・・
AE86のオイルの匂いとちょっと濃いめのガスの匂い、そして複数の4A-GEのサウンドが共鳴する独特の雰囲気、好きなやつだけついてこいって感じの特濃なAE86ワールドが広がってました。
これよ♪
この雰囲気こそハチロクのカルチャーよ。
コンクールコンディションまで磨き上げたAE86を大事に乗るのも尊敬すべきカルチャー。
それとは真逆に、仲間達でAE86を取り囲み、あーでもないこーでもないと楽しみながら悩んでオリジナルなAE86を作り、サーキットで限界まで振り回して岡国最速を目指す。
……このハチロクのカルチャーは、ZN6こと現行86でも謳われていましたが、大先輩のAE86はデビューから35年経っても失われることなく大事に育まれていました。
外観はキズだらけでも、戦闘力はイマドキのクルマにも負けてません。
N2車両のAE86ではありますが、岡山国際サーキットのタイムアタックで、ポルシェ カレラカップ シリーズのカップカー911 GT3 Cupとほぼ同じ1分39秒台を叩き出しました!
1日のシメに行われた10周のスプリントレースでは、オオオオォォォォ・・ン!!っていう超メカニカルな4A-Gサウンドが岡山国際サーキットを360°包み込んでいました。
逆ハン切ってるしww
目が痛くなるくらいの鮮やかなオレンジでした。
このワインレッドのトレノは、ダブルヘアピン1つ目で毎周テールが流れてましたね。
AE86は車体が細いので、狭い岡山国際サーキットでもスリーワイドのバトルがアチコチで発生してました。
コースサイドで見ていると、AE86ってとてもコントロール性が高いのか、皆さん自由自在にAE86を振り回していましたね。
AE86の魅力が凝縮したとても楽しいレースでした。
これこれ、この光景こそAE86が生み出すカルチャーです。
私は後ろから撮影することしか出来ませんでしたが、AE86オーナーがとても羨ましく思いました。
AE86フェスティバルって名前のイベントだから当然なんですけどね(笑)
AE86はとても奥が深いッス。
また来年もAE86フェスティバルに通って、この“ゆるくいこうぜ”的なAE86のカルチャーを堪能したくなりました。