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ご報告が遅くなりましたが、1月10日(日)に受けた防災士の試験に合格しました。



……と、その前に、

阪神・淡路大震災から26年が経ちました。


お亡くなりになられた方々やケガをされた方々に対し、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。






この動画は神戸復興「がんばろや! WE LOVE KOBE」キャンペーンソングとして1995年3月27日に発表された平松愛理さんの曲「美し都」です。

平松愛理さんの歌声に乗せて流れる歌詞は、阿久悠さんのハイカラな言葉づかいがとても分かりやすくて美しく、地震でぐちゃぐちゃに壊される前の神戸を知っている私のような者が聴くと、震災前の神戸の街の活気や街の匂い、街の音などの記憶を蘇らせてくれます。


実は私も震災前の神戸の街の匂いや音、あの活気を知っています。





今から26年前の1995年1月17日(火)……


私は地元岡山で行われた成人式に出席し、地元の同級生と会食した後、1月16日(月)にJRと地下鉄で神戸市西区の学生寮に戻り、翌日の授業だるいなぁって思いながら自室のベッドでグーガーグーガー寝てました。



……そして、午前5時46分。


予告なく突然地震がやってきました。



グーガーグーガー寝てる私は最初、「……誰だよ、体揺すって起こしてくる奴は～」って思いましたが、1～2秒程の強烈な縦揺れの後に「地震だぁぁぁぁーーっ!!!」って気付き、本能的に布団を体にかぶってましたね。


その後、寮の仲間の無事を確認し、寮長さんが出してきたラジオから「震源は淡路島……」って聴いて一気に青ざめました。

寮の玄関から外に出て南の方を向いたとき、新長田の火災の煙が空に向けて複数立ち上っていた景色は、今でも鮮明に覚えています。



私はたまたま地盤の固い高台の学生寮の1階に住んでいたので助かっただけです。


街に近くて便利のいい所の下宿に住んでいた学生さん達もたくさん亡くなったと防災士の講習で聞きました。


新長田から立ち上っていた煙の中には、犠牲になられた方々のたくさんの無念がこもっていました……




あれから26年が経ちましたが、どうも未だに自分の人生は自分のものとは思わずに、自分の人生(命)は誰かに生かされているものと思うようになりましたね。


防災士の資格取得を目指したのもその理由の1つです。



今後30年以内に80%の確率で襲ってくると言われる南海トラフ巨大地震を、「防災士は伊達じゃない!!」って叫びながら押し返すことは出来ませんが、まずは平時から災害への備えを万全に整えて、地域の防災リーダーとしてみんなのお役に立てるよう頑張りたいと思います。