日本中や世界中のアニメファンの間では世界遺産に登録され、国宝と重要文化財の宝庫とも言っていい京都アニメーション……
それが……、
7月18日にあんな事になるなんて…………
悲しくて悲しすぎて……、
……何も手に付きません。
出勤してデスクについて、創作活動を始めた途端に炎と煙に包まれた京都アニメーションのクリエイターたち……。
新しい作品に向けて、まだやり残した仕事もたくさんあるでしょう。
次の休みの予定だって決まっていたことでしょうし、将来の夢も抱いていたことでしょう。
それなのに、いきなり炎と煙に包ま
れてもがき苦しんで、令和のこの現世にたくさん未練を残したまま天国に向かうなんて……、そりゃ無理ですよ。
京都アニメーションの作品でたくさん感動をもらったファンとしては、亡くなったクリエイター達に対して、目を閉じ手を合わせて天国への階段を昇る後押しをすることしか出来ません。
……タイムマシンが使えるなら、7月14日の日曜日に戻って京都府警に電話して、京都アニメーション周辺の警備をお願いしたいです。
まだ私の心の中もぐちゃぐちゃですが、その7月14日(日)に岡山国際サーキットで開催されたティーポオーバーヒートミーティング2019の模様をレポートします。
2016年のTipoの時は270000km台で、2017年の時は290000km台だったフィットくん。
2018年のTipoも前売り券まで買って準備してましたが、西日本豪雨の対応で参加をキャンセルし、泥だらけになるまで倉敷市真備町を駆け回ったっけ……。
2年ぶりのTipo参加を一番楽しみにしてたのは走行距離が320000kmを突破したこの子かもしれません。
朝の8時前には現地入りしましたが、サーキットのパドックでは本日の主役達が着々と準備を整えていました。
トゥクトゥクトゥクトゥクトゥクトゥクトゥクトゥク…………
エリーゼとエキシージ。
みなさん、着々と走行に向けた準備が進んでいます。
ソーコーしてる間に時刻は朝9時。
メインステージでイベントが開幕が宣言されました。
ステージに集まったお客さんのお目当ては、イベントのゲストでお越しいただいた凄腕ドライバー達がドライブするハイパフォーマンスカーを同乗できる「サーキットタクシー」の乗車券です。
乗車定員いっぱいまで受け付けてはいますが、台数にも走行枠にも限りがあるため、当選確率は自分より前の人の雰囲気を見た感じだと50%を少し下回る感じでしょうか……?
……そしていよいよ私の番です。
岡山国際サーキットのサーキットクィーンが差し出す抽選箱に左手を突っ込み、中身をかき回すことなく一番上のクジを拾って取り出すと~……
見事、当選!!!!
しかも100台限定のルノーメガーヌ R.S.カップ(´゚艸゚)∴
ウヒョー!(゚∀゚)キタコレ
標準車のメガーヌ R.S.でもFF市販車の中で最速なのに、6速デュアルクラッチトランスミッションをとっ払い、3ペダルの6速マニュアルをぶち込んだ挑戦的なモデルです。
全長4410mm・全幅1875mm・全高1435mmというスリーサイズは、シビックタイプRより70mm短いだけで全幅と全高は全く同じですが、車重に関してはシビックタイプRより70kg重い1460kgになります。
ジェットヘルをかぶって後部座席に乗り込むと、広々とした室内空間にビックリ♪
そしてルノーメガーヌ R.S.カップを操る凄腕ゲストドライバーは、なんと今シーズンのTOYOTA Gazoo Racing 86/BRZレース クラブマンシリーズ・エキスパートクラスで現在シリーズランキングトップに立っておられる橋本洋平選手です!
86マニアのワタシは大興奮☆☆
思わず「前のNSXを追いかけて下さい!」って馴れ馴れしく橋本選手を煽り(笑)、橋本選手も走行モードをレースモードに切り替えてくれて、いよいよコースインとなりました。
1460kgの車重に大人4名乗り込み、さらにエアコンも作動させた状態でピットアウトしたメガーヌ R.S.カップは、1.8リッター直4ターボ 279馬力のエンジンがレースモードで出力大解放されて、ロケットのように1コーナーに飛び込みます。
ピットロード出口から1コーナーまでそんなに距離はないハズなんですが、110km/hまで一気に加速www
1コーナーを抜けると、笑いが出るくらいの速さであっという間に2コーナーを全開で駆け抜け、高速S字区間のモスエスも全開ヒーハーで直線的に一気に貫きます!
アトウッドカーブ手前でスピードメーターは143km/hを記録。
モスエスはアクセル全開で直線のラインをトレースすると速い区間ですが、左→右とアクセル全開のまま軽くクルマ姿勢が変わるため、国内のトップカテゴリーのレースでもクラッシュが度々起きるスリリングなセクションです。
そんなモスエスですが、このメガーヌ R.S.カップは、我々が一般道を制限速度でワインディングを楽しむような感覚でなんなく駆け抜けたので、乗っていてとても安定感がありました。
登り坂右コーナーのアトウッドカーブを攻略する時にも感じましたが、このドシっとした安定感やAWDのようなトラクションは、おそらくメガーヌ R.S.カップが必死に鍛えた足回りやLSDの効果なんだろなぁ~って思いました。
そのままバックストレートに差し掛かったメガーヌ R.S.カップは、大人4名+エアコンでも最高時速183km/hを記録!
しかも画像を見てお分かりの通り、おっかないくらいブレーキ開始ポイントを奥に詰めています(^^;
さすが凄腕ドライバーのサーキットタクシーです。
そしてブレーキング開始と同時に3速→2速とシフトダウンし、ブレンボのブレーキをアチョー!って効かせて100km/hちょいまで減速。
タイトなヘアピンを回りながらメガーヌ R.S.カップは、後輪操舵システム「4コントロール」を効かせて、まるでミッドシップのようにクルリン♪って向きを変えました。
後部座席にいた私はこの不思議な感覚に大興奮www( ・∀・)
後から調べて分かったんですが、ヘアピンのコーナーリング中、後輪は逆位相(右コーナーで後輪が左を向く)だったんですね~
100km/hで逆位相に後輪が切れるのはレースモード限定ですが、もし俺のフィットが100km/hで逆位相になったらソッコーでタコ踊りしてアボーンでしょう(笑)
いや~~、
とても貴重な体験が出来ました。
走っても曲がっても止まっても、まるで大谷翔平選手のように華麗で超一流なルノーメガーヌ R.S.カップ……
これだけの内容で直接のライバルである現行FK8シビックタイプRより360円安い450万円ジャスト!
他の国産ハイパースポーツカーのお値段を並べてみますと、スバルWRX STI タイプSが4060800円、 日産フェアレディZ バージョンSが4760640円、トヨタスープラ SZが4900000円、トヨタ86 GRが4968000円……。
輸入車だから割高という印象がないということがよく分かりますね。
日産も不採算車種を整理するくらいなら、メガーヌに日産エンブレム貼り付けて「パルサー」なんていう昔の名前で売り出して欲しいです(爆)
さてここで、今回のイベントで一緒にツルんで遊んでくれた仲間達をご紹介します。
まずは、ダイハツのオープンスポーツカーのコペンです。
よくどっちが前か分からないって言われるくらいフロントもリヤも同じようにスラントしているコペンですが、彼のコペンはハイスピード走行でも軽い車体が浮き上がらないようにするためにリヤウィングで武装しているため、コペンを横から見たときにデザインに躍動感が生まれてとてもカッコいいです☆☆
初心者マークのコペンの後ろからシボレー コルベット。
この図こそ、ティーポオーバーヒートミーティングの醍醐味だと思います♪
サーキットデビューおめでとう~🎉
続いてはアルテッツァさんです。
ゲットしてまだ3ヵ月なのでNOW PRINTINGな部分もありますが、これからのカスタムに超期待です☆
柿本改のマフラーとロンシャンのアルミがヒストリックな雰囲気を醸し出し、このティーポオーバーヒートミーティングのムードにぴったりマッチしています。
攻めてる攻めてるwww
ルームミラーにぶら下げてる駐車許可証みたいなのが、斜め45度まで傾いています(笑)
二人とも走行を終えて無事帰って来ました。
ええなー、俺も来年出ようかな~……
ティーポオーバーヒートミーティングはコースサイドで観てるだけでも十分楽しめます。
ダイナミックなレクサスLS。
R31スカイラインはサーキットが似合いますね~
BNR32型スカイラインGT-Rもサーキットがよく似合います♥️
Y32セドリック(もしくはグロリア)!
巨大なインタークーラーがチラ見してるので、おそらく255馬力のVG30DETなんでしょうね~
FC3S サバンナRX-7!前期型!
大事に乗られていますね~。カコイイ♪
DC2インテグラタイプR 98スペック!
いつの間にかヒストリックカーの仲間入りになっちゃいましたね。
S2000 タイプS!
いつまでも俺たちの憧れの存在ですが、時代の流れと共にこのエスニもヒストリックカーの仲間入りになっちゃうんですかね……
ホンダつながりでグランドシビック!
コレならルノーメガーヌに勝てそうな気がするww
これはティーポでお馴染みの“きみどりトゥデイ”。
コレならルノーメガーヌのインを刺してブッちぎってくれるでしょう♪
このトゥデイも頑張ってる感が全開でステキ☆
wwwwwwwwwwwwwww
相変わらず今年も安定したプロの犯行でしたね(*≧ω≦)
とてもカッコ良かったッス。
そして、楽しかった1日もあっという間に過ぎ、ティーポオーバーヒートミーティングの〆はお馴染みのファイナルパレードを楽しみました。
FINISH~~!!!!
Tipoスタッフの皆さん、岡山国際サーキットのスタッフの皆さん、おつかれさまでした。
また来年( ´∀`)/~~
そして我々はファイナルパレードの余韻をそのまま引きずりながら、夜の街へと消えていくのであった……
みんなオツカレっした("`д´)ゞ