すっかり5月も終わりに近づいてますが、ゴールデンウィークの旅の話の続きです(^-^;
お台場のガンダムベース東京で被弾した限定ガンプラをクラウンのトランクに入れると、今度は甘いモノを補給しにヴィーナスフォートまで歩きました。
この日は朝からたくさんの外国人観光客にもみくちゃにされてたのでもうヘロヘロ……。
いちいちスマホでケーキが食べれる店を調べて、現在地を確認してそこまでぐるぐる迷いながら歩くのもメンドくさくなってきたので、インフォメーションのお姉さんに「ケーキが食べたい。」って言って最寄りのケーキ屋を紹介してもらいました。
たまにはオールドタイプになるのもいいもんですね♪
インフォメーションに紹介されたのはレインボーケーキで有名なコバラヘッタというお店。
ここは一発、映えを狙ってレインボーケーキに手を出したいところですが……
外国人観光客に揉まれてヘロヘロだったので、めっちゃ安全牌なケーキを選びました(^^;
美味しゅうございました😋
……ってか、ここのお店のケーキセットの値段はとても良心的♪
ぶっちゃけ岡山のイ◯ンよりも安い気がしました。
しかもこのお店でも店内のスタッフは半分ほど外国人。
私達にケーキを持ってきてくれたアジア系の外国人ホールスタッフがケーキとドリンクを持ってきてくれた後、「ご注文は以上でお揃いですか?」って聞くところを、『コレデオワリデスカ?コレデオワリデスカ?』って訪ねてくる姿がとても印象的でした(笑)
糖分補給を終えた我々は、ヴィーナスフォートからメガウェブに突撃します。
まもなく平成が終わるという時期だったので、まずは御料車センチュリーを舐め回しました。
昨年6月にフルモデルチェンジされたセンチュリーですが、ベタベタなキープコンセプトなのですぐにセンチュリーと分かるデザインですね~。
人ん家のセンチュリーをこんな間近から勝手に撮影してたら、間違いなくオドリャーされるでしょうね。
右フロントタイヤのすき間からマルチリンクサスペンションのアッパーアームが見えます。
アップライトとのジョイント部分がダブルになってますね~
私、こんなサスペンション初めて見ましたわ。
トヨタの市販車には大勢の外国人観光客がモーターショーみたいにタカっていたので、私はレーシングカーを取材しました☆
こちらは2012年のニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦し、総合15位の好成績を収めたレクサス LFAです。
純和風なドライバートリオですね。
岡山国際でデモランとかしてくれないかなぁ~
2階に上がってみると、今度は2014年のニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦したレクサス LFAが展示されてました。
トヨタのトップガン3人衆に混じって、豊田章男社長のお名前もありますね。
危険手当とか出てるんかしら……?(^^ )
ええわぁ~
こんなレーシングカーが無料で観られるなんて、とてもうらやましい。
メガウェブが自宅の近所にあったら毎日仕事帰りに寄りたいですわ。
こちらは後ろ姿しか観られませんでしたが、おそらく2012年のニュルブルクリンク24時間耐久レースでクラス優勝した86だと思います。
ノーマルのエンジンのまま24時間闘った走る実験室とも言えるこのマシン。
後々のGRシリーズの開発にも結びついたんでしょうね~
そういえばニュルを走ってる間、バルブスプリングの異常とかは無かったんでしょうかね~(イジワル)
そして、2階フロアの隅っこにはトヨタのGazooレーシングプロジェクトの黎明期に活躍した、ニュルブルクリンク24時間耐久レース仕様のアルテッツァがありました。
ドライバーの中にはトヨタの熟練マスターテストドライバーの成瀬 弘さんの名前もありました。
成瀬さんの弟子の中に豊田 章男社長がおられるのは、レース好きの間では有名な話ですよね~
国内各地にGRガレージを構えてクルマ好きをどしどし受け入れる体制を作った今のトヨタ自動車からは想像もつかないですが、今から10年くらい前はトヨタ自動車の中でもレース活動=暴走族という意識が社内を支配していました。
そんな肩身の狭い中で生まれたレース好きの同窓会みたいなサークルが、TOYOTA GAZOO Racingの元祖となるGazoo Racingプロジェクトでした。
クルマの持つ走る楽しさ、語り合う楽しさの追求。
人を惹き付け、感動させるクルマづくりとは何かを求めて、世界一の草レースことニュルブルクリンク24時間耐久レースに挑んだのが、このアルテッツァです。
2007年のニュル24時間にエントリーしてたので、このアルテッツァはおそらく中古車がベースだったのでしょう。
GRスープラがデビューした今となっては、とても愛おしく感じますね(^^)
タイヤサイズは215/45R17。
現行86と同じサイズなのでなんだか親しみ持てますね。
再び1階に降りてみて、「クルマを持つ」「クルマで走る」「クルマを語り合う」楽しさを気軽に体感できるエリア、GRゾーンにおじゃまします。
これは昨年の86/BRZレース クラブマンシリーズにエントリーしてたNo.70 OTG DL 86です。
サイド・バイ・サイドの激しいバトルで、隣のマシンから喰らったタイヤの痕らしきモノがそのまま残っています。
こちらは昨年の86/BRZレース プロフェッショナルシリーズで蒲生 尚弥選手がドライブしたNo.121 tomikaネッツ兵庫86BSです。
ブレーキローターの削れ方が異常です(笑)
ホイールのスポークにも他車のタイヤらしき痕が残っています( ;゚Д゚)
タイヤの表面もツルツルのドロドロで、激しいレースを闘いきったことがよく伝わります。
そんな86をジロジロジロジロ見ていた我々に対し、よせばいいのにGRゾーンで暇そうに立っていたメガウェブのお兄さんが話しかけてきました。
メガウェブ「こちらはトヨタ86をベースとしたレーシングカーです。カッコいいでしょ♪」
久しぶりに日本人と話したワタシはちょっと嬉しくなり、思わずイジワルな質問をぶつけてみました。
オレ「この86はナンバープレートも付いてて車検も有効だけど、タイヤの溝が無いから整備不良だよね?
こんな大きなトヨタのテーマパークで堂々と整備不良車を展示しているということは、トヨタ自動車が整備不良を認めていることにならないの?」
(これ、毎レース終了後にちゃんと運営側が車検をして、公道走行チェックまでしているので、整備不良にはならないが正解です。)
この質問に対してメガウェブのお兄さんは……
メガウェブ「こちらはレース専用車両でレース専用タイヤを履いているので問題ありません。」
ちーがーうーだろ~~~!
違うだろ!!!!(*`Д')
この後、我々の方で「86/BRZレースとは、いつも普段使いをしている愛車で週末にサーキットまで自走して乗り付けて楽しめる参加型モータースポーツ」でしょ!って、メガウェブのお兄さんにこんこんと優しく話しておきました(笑)
最近では日本を訪れて観光する外国人も増え、メガウェブもモーターショー感覚で大勢の外国人観光客が遊びにきています。
私もメガウェブには5~6回くらいおじゃましましたが、来る度に外国人の方が増えてきて、応対するメガウェブのスタッフも翻訳アプリを使いながら接客に苦戦されてるのをよく見かけるようになりました。
我が国もインバウンドを重要な産業としてとらえているみたいですが、池袋や梅田にアムラックスがあった頃のような格調高いトヨタのテーマパークに戻って欲しいとも感じてしまいます。
……まだまだゴールデンウィークの旅のレポートは続きます(*・ω・)