新型フィットがシトロエンを意識においての話は開発者側インタビューにも、
https://www.webcg.net/articles/-/42077
ここで言うC3は現行か先代か、私的に感じたバランスとしては先代かな?
さすがに先代C3のほど際立ったそれは無理だけど、
ゼニスウィンドウ、あれは唯一無二なんだよねえ・・・
https://response.jp/article/2020/01/07/330389.html
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1234745.html
https://kakakumag.com/car/?id=14813
スペック詳細は後で確認、一部のグレードは可変レシオステアだけど乗ったのはノーマルなんでそのへんは関係なし。
で乗った感じとしては、何となくシトロエン、
ブレーキのタッチとコントロール感は自分には最適な所、初乗りの試乗車でも踏力と車の挙動反応と尺のコントロールが意識にドンピシャで合う。
スロットルっはモータースペックから思うと(80kW.109PS /3500-8000rpm、253Nm /0-3000rpm)パワー感じないかな、別に電動モーターだからレスポンスが悪い訳では無いけど、出力制限掛けてるような、ノーマルモードでこのの感じなんでエコモードはあまり使えないかもしれない。
この辺はノートe_powerの方がメリハリ付いてていい、フィットはむしろパワーモードが欲しい所だが、その辺は、燃費やバッテリー容量との都合なの?
e_powerのような強回生モードもなしと、その辺も分かり安さを優先したのか。
やや惜しい部分。
ステア自体は変にスポーティを演出したりしないで素直、レシオもそんなに早い感じはなく、その辺の感じも何となくシトロエン、このバランスを確信犯でやれてるのなら文句なし。
まあなんだ欧州仕様もこのバランス出たとして、Autocarのレビュー辺りがどうイチャモン付けるかが楽しみでもある。
そこにシトロエンのレビュー時のような雰囲気が感じ取れれば正に狙い通りだろうて。
とはいえ個人的に新型フィットのフィールとしては
バターやモッツアレラチーズでも国産と輸入と何か違うのと同じような雰囲気で、自分には
現行シトロエンC3ほどの「ウホッ!」な感じは無いけど、まこの辺は嗜好の問題に絡むので確固たる正解など無い。
車内は広く乗り心地も良好、後席からも突き上げ感もなく静粛性も良いと好評。 車体の動きはゆったりとL挙動はやや大きめなれど、フラット感はきっちり。
シートもまずまず、ウェストラインも高すぎないので、視界も良いし変に低く座らせたがるようなドラポジの作りをしていないのも座りやすくて結構な事。 内装は変な高級感を出そうとはしていないけどシンプル、モダン、質感とのバランスは悪くない、ナビ画面の位置関係やすスッキリしたダッシュボードなども良い。
(新型がヤリスがその辺の質感や変に出っ張らしたナビやらインパネ回りの作りに妙な安っぽさ見せてしまうのはある意味対象的)
そんな車内空間とかパッケージングに
VW ID.3の方向と
同じような雰囲気を感じたり。
で全体としてフィットの最大の問題は従来のホンダから方向性を大きく変えてきたことに対してユーザー側がどう反応するかというか、凝り固まったファン層てのもそいう時には厄介なもんでね・・・
これは車の問題というよりホンダというメーカーが自分とこの車をどう方向づけたいのかという根本的な問題ともかかわるんだけど、このフィットからの新しい路線で本気で進む気なら、それこそNSXもtype-Rも要らん,F1も必要ない。
というぐらいの転換にならざるを得んわけで、うしたいのかその辺がまだ分からんな。
それと静粛性やパッケージングにおいてのよさの反面
尚更発電用エンジンの邪魔物感というかな、せっかくのモーター駆動なのに燃費の都合かE:HEVでのエンジンとの協調の都合か分からんが駆動パワーの物足りなさとか、作動した時にエンジン音がむしろ邪魔だなあとすら
そんなことを思うとね、ホンダもホンダeなんて技術者の自己満足にしかならんようなEVなんて作るぐらいならフィットEVを真面目に作るべきじゃないのか、MM思想とかそれこそ思うに、VW ID.3はそれこそホンダが本来作るべき車ではないのかとか、フィットを見ながらホンダの問題の方を強く思うわけだけど。
Posted at 2020/02/26 22:09:13 | |
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