最近の子鉄氏は、自分の事業というものを いろいろ妄想している。
多様なプラレール車両で構成された「Y鉄道」を筆頭に、ペーパークラフトのバスを大量に有する「Yバス」、発泡スチロールの模型飛行機で運航される「Y航空」などが存在する。 どうやら、Y鉄道グループは 一大コンツェルンを成しているようだ。
ところで、「Yバス」の車両を製造しているのは、「Y鉄道」が筆頭株主となっている「Y自動車工業」。 その会社の戦略は、納期がたった2日しか掛からない ものづくりに宿っているらしい。 短納期の秘訣は、予め無塗装の在庫を持つことで、お客様の注文を受けてから 塗装する仕組みにある。 お客様は、色鉛筆で 「真っ白な塗り絵」を 塗ってデザインを指示し、お店は丸一日かけて デザイン通りの塗装をする。 ユーザーのイマジネーションが形になる「塗り絵」だなんて、夢がある売り方だなぁ...と思った。
在庫を持つと回転率が悪くなるので、一般的には 良くないことだと言われる。 そんなことを教えようか、いや幼児に教えても詮無いことか...などと考えるうちに、無塗装のまま出荷できるなら 仕様が減るので、在庫の資産額は、思いのほか 少なくて済むのではないかと気がついた。 どうせ、ガイアの夜明けか何かで仕入れた知識だろう。。。
入学までの長い春休みを、子鉄氏は、ペーパークラフトのバスを手作りしながら 過ごしている。 紙の折り戸や 4面に行き先が書かれた四角い筒が回転する方向幕など、ネットで見つけた汎用の図面を改造することで、案外 凝ったつくりのペーパークラフト。 そんな紙工作を製品とする現実のY自動車工業、明日は どんなバスを生み出してくれるのだろう。。。
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子供と鉄道 | 日記
Posted at
2012/03/20 21:35:56