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自宅の部屋をパワースポットに出来るらしいとかで…オルゴナイトをおいてみた。最初にクリスタルピラミッドをAmazonに頼んだら手元に届いた物は底面が欠けていたので返品です。他の物を探してて見つけたのがコレだっただけ。そもそもオルゴナイトと言う名称さえ知らなかったけど。車のオカルトチューンに近いよね（笑）

今日は重陽の節句＋一粒万倍日と言う大吉日ですし。

兄ちゃんが一週間の合宿から元気に帰ってきた。亜脱臼している肩が悪化していないか心配していたが、どうやらトレーナーさんのテーピングのお陰で全力でプレーが出来た様で安心した。

今日の写真がTwitterにアップされていたが、チームメイト達も合宿終了の達成感を感じさせる素晴らしい笑顔をしている。なんだかとても羨ましい。どうやら大学のラグビー部の人間関係は良きも悪しきも一生モノらしいと言う噂です（笑）

聖地と言えば、最近の私の興味の対象は神域の方。チャリで地元の横浜北部エリアを走り回るうちに本当に色々な物に出くわすから実に興味深い。今回は師岡（もろおか）貝塚の話。師岡貝塚はこちらの師岡熊野神社の裏山にあります。最寄駅は東横線の大倉山で駅から徒歩10分。師岡熊野神社は和歌山の熊野大社の分霊を預かる熊野社の一つなのだが、関東随一の聖地とされており、天皇の勅願所と言う稀な位置ずけ。何故ここがそれ程までに神聖なのか？


神社は小さい高台に森と隣接して建てられている事が多く、森自体が神域となっております。この師岡熊野神社も例外では無く、その様な形態なのですが…少し違うのが高台の上なのに豊富な湧き水が出ているのです。そりゃ、普通の山奥の神社なら湧き水くらいは当たり前なのですが、ここが古代にどういう場所だったかが関わって来ます。


この地図は6000年前の縄文海進と言われた時代の海岸線です。今より海水の水位が5m近く高かった時代だったので、川崎全域はもちろん横浜北部の深いエリアまで海の中にあった訳です。鎌倉も大船まで深い湾。藤沢、茅ヶ崎、平塚まで全部海。ハザードマップの津波に飲まれるエリアより奥深い海岸線💦 ちょっと驚きです。


更に横浜北部エリアだけをズームアップしてみると、鶴見川流域は鶴見湾と化しており、新横浜は完全に海の底、綱島は本当に「島」だった訳です。さて、注目の師岡熊野神社の場所はと言うと…


こちらの半島部分の緑のマーキング位置。海に囲まれた半島の中心部。裏山の神域の東面に縄文人の食べた貝塚が残っていてもおかしくはありません。聖地の由来は、これだけ海に囲まれた半島の高台からコンコンと真水が湧き出て池を満たしていると言う「奇跡」が理由です。水道などの無い時代、真水の湧き出る場所こそが命を支える源だった事を考えると、関東に神聖な熊野の神様をお迎えするにはうってつけの奇跡の聖地だったに違い無いと思います。どうやら今もこの地で1000年以上も古神事は伝承されているそうです。


家に帰ってから大倉山〜師岡熊野神社〜鶴見川〜綱島までの高低差を確認してみて改めてこの事実を実感しました。大倉山はチャリで越えるのは一苦労でしたが、越える前にこんな話を先に知っていたらシンドさも半減していただろうなぁと思った次第です。