2015年アメリカ45日間の旅37　西半球最大！ 高さ58mの十字架

Shamrockからテキサス州のRoute 66を西へ。
テキサスといえば何かにつけて『デカい』イメージだが、面積は日本の倍くらいありアメリカ全体でもアラスカに次ぐ2番目、人口もカリフォルニア州の次に多い2番目に多い州だ。

北の飛び出した部分だけを走るRoute 66も『デカい』モノだらけ。
なかでも西半球で最大といわれるGroomの巨大な十字架は特に有名。



高さ58mで『ジャイアント・クロス』と呼ばれている。
正式には『CROSS OF OUR LORD JESUS CHRIST MINISTRIES』という長い名前で、まわりに高い建物がないおかげで20マイル（約32㎞）先からも目視できるとのこと。



敷地には十字架だけじゃなく様々なキリスト教にまつわる展示が。
写真の奥はキリストが十字架にかけられたゴルゴダの丘、手前は最後の晩餐だと思われるが、居酒屋の座敷に置かれた長テーブルで盛り上がる人たちにしか見えない（笑）。




別の建物には礼拝堂やミュージアム、ギフトショップも併設している。
無宗教というより無神論者に近い自分がウロウロしているのが申し訳ない気分（汗）。
平日の朝イチだから他に誰もいなかったけど、日曜は礼拝でそこそこ集まるんだろうか。



Groomの巨大建築物といえばこの給水塔も有名。
昔ココにあった大きなガスステーションを宣伝するため、遠くからでも目立つようにわざと傾けて設置し、実際に給水塔として使用されたことはなかったと言われている。
なお給水塔の傾きに釣られたのか事業も傾き、ガスステーションは面影すら残っていない。



どうやって傾けているのか近くに寄って確かめてみた。
地面に固定してあるのは足2本のみで、残り2本はご覧のようにブラブラ。
アメリカらしくおおらかというか適当というか、風でギシギシ揺れるのが不安を煽る。



最後は時系列を朝に戻してモーテルの近くにあったダイナー。
目玉焼きにトーストにハッシュブラウン、そしてアメリカじゃ意外と珍しいハンバーグ。
ミンチにした肉は野菜などと一緒にバンズに挟む、要はハンバーガーとして提供されるのが大半で、日本のようなハンバーグはレストランでも見る機会があまり多くない。


次はRoute 66を象徴するランドマーク……の偽物といっちゃ失礼なバグ・ランチを。