今年のGWは五泊六日で長野県までツーリングへ行ってきました。
本当は去年のGWに行く予定で、宿の予約もばっちりだったのですが、直前で胃腸風邪になりキャンセル。
あの時は天気にも恵まれていたから本当に残念な思いでした。
今年はそのリベンジ!
去年立てた予定をなぞる様な行程です。
4月29日-兵庫から石川県へ
4月30日-千里浜なぎさドライブウェイと能登半島一周
5月01日-富山県から長野県へ「ビーナスライン」・「霧ヶ峰」
5月02日-長野県から富山県へ
5月03日-富山県から福井県へ
5月04日-富山県から兵庫県へ
かなり大雑把な工程はこんな感じです。
・4月29日
上の写真の様に、ツーリング初日は天気に恵まれ幸先の良さを感じますね!
この日は一気に石川県の南端まで移動するので、高速道路を多用して福井県の敦賀市まで行きます。
敦賀市からは日本海沿いの道を走り、景色を楽しみつつ目指すは本日の宿。
本当に天気に恵まれて良かった!
もっと交通量が多いのかと思っていましたが、スイスイ走れてすごく楽しかったです。
・潮吹岩
波の高さなど条件が揃えば間欠泉の様に潮が吹き出すらしいです。
この日は残念ながらただの岩場でしたが、様々な形の岩場が現れるので日本海沿いの道を選んだのは正解でした。
・東尋坊
有名な観光地ですね。
ここへ行くまでに商店街を通るのですが、人が多く歩きにくく疲れました。
やっとたどり着いた東尋坊は歩きづらく、結構怖かったです。
柵も何もないので、ギリギリまで近づけませんでした。これは仕方ないです!
この後は、ビジネスホテルへ。
高速道路などから見えてはいたのですが、まさかホテルの窓からも山脈が見えるとは・・・
これは北アルプスかな?
結構、遠くに見える景色ですが今まで見た事の無い風景です。
遠くまでやってきたのだなと感じた瞬間でした。
・4月30日
この日は「千里浜なぎさドライブウェイ」と「能登半島一周」の予定。
特に「千里浜なぎさドライブウェイ」はセローを乗り回していた頃に存在を知り、是非行ってみたいとずっと考えていた場所です。
ホテルを出発してから1時間ほど。
ずっと憧れていた砂浜に到着!
ここは人が多いだろうと思っていましたが、全長約8kmもあるので近くに誰もいない区間があり、写真撮影に困る事はありませんでした。
本当に海の近くを走れるし、砂浜もしっかり固まったいるので走っていて不安はありませんでした。
でも、急ブレーキを掛けるとさすがに滑るのは予想がつくので、スピードはほどほどに。
後、かまぼこ舗装されたかのような、うねった場所もあったのでゆっくりのんびり走る事をお勧めします。
サイドスタンドが砂浜に埋まるので、紐付きのプレートを用意していきました。
紐があるので、バイクに跨ってからプレートを回収できます。
砂で汚れたプレートは袋に入れて保管。
「千里浜なぎさドライブウェイ」楽しんだ後は「能登半島」へ。
田んぼと海が一緒に見られる風景がちょこちょこありました。
交通量も少なく走りやすかったです。
ちょっと大きめの道を走れば、ガソリンスタンドやコンビニもあるので、ライダーとバイクの補給にはそんなに困らないかと思います。
なるべく海沿いの道を通りつつ、能登半島を時計周りに走りますが、風が強く寒かったです。
「千里浜なぎさドライブウェイ」を走っていた時は晴れていたのですが、能登半島を走り始めてからは曇り。
景色が良いだけに残念。
能登半島は断崖になっている場所が多いので、道は高い所を通っていて眺めが良い場所が多数。
写真を撮りたくなる場所があちこちにありました。
そんな絶景を見ながらやって来たのが「白米千枚田」
観光地化されていますが、今でもしっかり田植えがされてます。
機械が入れない程小さい田んぼもあるので、手作業で田植えから収穫までするらしいです。
この後、能登半島の先端まで行きましたが、この時点で200km近くは走っていたと思います。
時間も昼過ぎで、帰りの事を考えるとあまり余裕も無かったので「禄剛崎(ろっこうさき)」までは行きませんでした。
予報は外れて晴れないし、風も強くて寒いので「もう、いいや」となってしまったのです。
帰りは高速道路を利用したりと、能登半島一周と胸を張って言えないほど海岸沿いを走れませんでした。
そして、ホテルに着いてからが大変。
夜になるとだんだんとお腹がキリキリと痛み始めました。
胃腸風邪の時の症状が頭をよぎり、この先のツーリングが出来るのかかなり不安でしたが、もう眠って翌朝には調子が戻っている事を願うしかないのでそのまま就寝。
・5月01日
ツーリング3日目。
前日の腹痛は残念ながら良くなりませんでした。
発熱や倦怠感、気分の悪さなどが無いのが救いです。
何かに当たったのかと思いましたが、コンビニで買ったお弁当とおにぎりくらいしか食べていないので特に思い当たる物も無し。
この日は長野ツーリングのメインである「ビーナスライン」と「霧ヶ峰」を目指すのに・・・
天気の良さだけが救いでした。
長野県へは岐阜県を通って向かいました。
気温13℃の渓谷沿いの道は雄大で、写真を撮りたくもなりましたが、寒さとキリキリ痛むお腹に耐えながら走っているとそんな余裕もありませんでした。
正直、辛かったです。
これからのツーリングに不安しかなかったのですが、お昼に近づくにつれてだんだんとお腹の痛みが引いてきたような?
周りもこんな景色が見えるようになってきました↓
天気よし、気温も次第に高くなり、腹痛も次第に回復するにつれて、テンションもアップ!
ようやくツーリングが楽しめるようになりました(*´∀`*)
さぁ、ビーナスラインを目指してどんどん走りますよ!
ビーナスラインへは北側から回り込みましたが、これは正直失敗でした。
眺めはそれほど良くもなく、砂の浮いたカーブがいくつもあるグネグネを曲がりくねった峠道をかなり長時間走る事になり、かなり疲れました。
そして、ようやく念願のビーナスラインに到着!
ビーナスラインの途中にある休憩所。
展望台もあり、眺めも良かったです。
途中「霧の駅」なる道の駅のような場所があり、ここでも高原の散策は出来ます。
ここからさらに道を登ると遂に「霧ヶ峰」に到着!
予定では上まで行くつもりでしたが、お腹の痛みもまだ残っていた事もあって、残念ながら山頂を目指すのは断念。
ビーナスラインの景色だけは楽しもうとのんびり走り、諏訪湖近くのホテルへ。
相変わらず、食欲は回復しなかったのでコンビニでゼリーやプリンなどを購入。
これが晩ご飯と翌朝の朝食です。
・5月02日
ツーリング4日目からは天気が崩れる予報。
朝からどんよりした空。
レインカバーをシートバッグに被せて、カッパも着込んで高速道路を使い富山県を目指します。
諏訪湖↓
高速のSAやPAからちょくちょくアルプス山脈が間近に見る事が出来る場所もありました。
特に何処かへ寄る余裕も無く、この日は完全な移動日。
・5月03日
高速道路を使い富山県から福井県まで移動予定の日。
屋根付きの駐車場だったのでゆっくり荷造りできました。
カッパを着込んで出発。
雨はそれほどひどくはありませんでしたが、朝から風が強くDAEGが流されます。
怖かった~。
福井県のホテルに到着すると雨も上がってくれたので、15時にチャックイン。
この日からようやくまともな食事が出来るようになったので、久しぶりに暖かい物を食べる事が出来ました。
・5月04日
ツーリング最終日。
自宅を目指して走ります。
気温は低めでしたが、天気は晴れ!
このまま高速道路を使って一気に帰るのは勿体ないので、偶然見つけた京都府の「レインボーライン」へ。
ここは有料道路なのですが、行って良かったです(*´∀`*)
二輪の通行料は「730円」
何んといっても景色が最高!
山頂公園にはリフトとケーブルカーで行けます。
往復で800円。
ちょっと利用料が高く感じますが、あまり観光が出来ていないのでこれも思い出。
山頂公園からの眺めは申し分ありませんでした。
偶然立ち寄ったレインボーラインが予想以上に良い場所だったので、今回のツーリングもいろいろあったけど悪くなかったかなと思いつつ自宅を目指していたのですが・・・
兵庫県に入ってから急に天気が崩れ始め、ついに雨に降られてしまいました。
その後も、雨が降ったり止んだりと非常に不安定な天候に。
びしょ濡れにはなりませんでしたが、最後の最後にまた雨か・・・と。
五泊六日の長野ツーリング。
まさかの体調不良に雨と強風と全体的に見ると苦痛に耐える事の多かった場面もあり、なかなか大変なツーリングでした。
もう何度も何度も車で来れば良かったと思ったことか。
ただ「千里浜なぎさドライブウェイ」・「能登半島」・「ビーナスライン」・「霧ヶ峰」と今回のツーリングで外せない場所は何とか楽しめたのも事実。
去年のリベンジは果たせたかと思います。
往復で
約「1,770km」
1日目-379.6km
2日目-369.2km
3日目-252.4km
4日目-266.1km
5日目-231.4km
6日目-271.8km
流石に6日間のツーリングでしたから、かなりの総走行距離になりました。
ノントラブルで走り切ってくれたDAEGに感謝ですね。
しばらくはのんびりしましょう。