かなり良かったです。砂田さんのエッセイですが、カメラマンとして活躍されるようになるまでの経緯だったり、イタリア本としても楽しめますし、ヨーロッパクルマ事情本としても楽しめます。
もちろんサイクルロードレースが好きな方にもおすすめですが、90年代を通った方々には少々つらいところもありますね。
最近はJSportsで我らワールドを見るくらいしか無くって、宇都宮じゃなくて埼玉でもレースやってたのに出かける気力もなくなってますが・・・。
そういえば、戦友的な感情もあるんでしょうね、マサが文中に良く登場します。
マサも昔の中継で良く砂田さんが映ってるって言ってたな・・・。
ワタシ自身は写真撮るのが好きですが、ラリーとサイクルロードレースのカメラマンってのはスゴイですよね。
何がすごいってサーキットレースのように決まったところを走るんじゃなくってレースの集団を一緒に移動しながら撮影するってことですもんね。
自分でバイクのドライバーや宿の手配、ルートの作戦建てたりするわけですから。
ラリーなんかだと先回りして撮影ポイントへ向かったりするとのことですが、自転車の場合はバイクカメラ!
バイクカメラの危険性については文中でかなり語られていますし、そのせいもあってのランク上位の者にだけ権利が与えられるんですよね。
スゴすぎて呆れてしまう。
日本でも人気が出て来て取材する方々も増えてきたことによる、マナー違反だったりレース関係者からの反感への懸念についての言及があります。
自動車レースにも沢山あったんじゃないかな、と思いますね。
これからも素晴らしい作品を♪
Posted at 2018/11/25 23:41:32 | |
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