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2020年11月21日

日産KICKS e-POWERに乗ってみた。

日産KICKS e-POWERに乗ってみた。
レビュー情報
メーカー/モデル名 日産 / キックス eパワー X ツートーンインテリアエディション(1.2) (2020年)
乗車人数 2人
使用目的 購入目的
乗車形式 試乗
総合評価
おすすめ度
3
満足している点 ・必要十分なe-POWERの力感、扱いやすさ。
・街中から高速まで、しっかりした乗り心地。
・リアからのスタイルは、なかなかカッコいい。
不満な点 ・内装の「手抜き感」が目立つこと。
ステアリングの触感、ごちゃごちゃしたスイッチ類、いろんなものがむき出しなリア足元など。
・発進時に少々アクセルワークに気を遣うこと。
・プロパイロットと言っても、そんなに賢くないこと。
・以上を考えると、少々割高感を感じること。
総評 細かいことをいろいろ書いたが、まぁまぁ良いクルマだとは思う。
e-POWERも評判通りの扱いやすさだし、ハンドリングも乗り心地も今の車らしく大きな不満はない。
★の数は3つにしたが、4つに近い3つだとは思う。

ヤリスクロスは乗ったことがないので比べられないが、以前カーシェアで乗ったC-HRに比べれば、やっぱりパワートレインはキックスが良いように思う。
乗り味はいい勝負で、後席の広さ自体はキックスが広いが、内装の作りはC-HRの方がいいような。
お買い得感はC-HRが強い。何と言っても200万円台前半から選べるからね。

今いろいろ日産は大変な状況で、その一方で「やっちゃえ日産」なんてキャンペーン張っているが、あくまでも個人的な意見なのだけれども、実際のモノを見ていてもあんまり「やっちゃえ」感がないように思う。


今日は日産グローバル本社ギャラリーで、日産肝煎りの電気自動車「アリア」を見てきた。
写真を撮らない前提でリアシートにも座らせて頂いたのだが、全体にテスラを意識しながら作った感が強く、悪くもないがそんなに新鮮な感じでもなかった。

自分は今の日産車ではGT-Rが好きなのだが、あれは本当に「やっちゃった」車だった。
今はテスラが突き抜け過ぎていて、少々のことでは「やっちゃえ」に見えないのが、日産にとって不運なのかも知れない。
トヨタのCMキャラクターだったキムタクに「やっちゃえ、日産」と言わせちゃダメでしょ。
社長自らが言わなきゃ。

イーロン・マスクにギャフンと言わせろ!
項目別評価
デザイン
☆☆☆☆☆ 4
外観はミニエクストレイルのイメージで、リアから見たスタイルはなかなか良いと思う。
フロントのVモーショングリルはちょっとクドいと思うが、全体的には悪くない。

内装はオレンジのツートンカラーのグレードについては、なかなかオシャレかなと思う。
ステアリングが革巻きとは思えない雑な感触なのは興醒めだが、運転席から見た雰囲気はまずまず。
元がアジア、南米向けの大衆車だと思えば、頑張った方だとは思う。


ただし、後席に座ると、足元はシートレールや暖房のアウトレットなどが無造作に飛び出していたり、エアコン吹き出し口はおろか、センターアームレストすら装備されていなかったりと、末席感が半端ない。



空間自体は結構広いのに、勿体無い。
走行性能
☆☆☆☆☆ 4

e-POWERはさすが使いやすい、と言いたいところだが、発進時にやや気を使う。
試乗時にスタッフの方から「踏みすぎです」と何度か注意を頂いたのだが、アクセルの踏み始めに不感帯があるような気がするのだ。
そこでもうちょっと出たいなと思ってアクセルを踏むと、今度はグッと唐突に加速する。
エンジンが走行状態と関係なくかかったり止まったりするので、一層そう感じるのかも知れない。

単に自分のアクセルの踏み方が雑なだけかもしれないが、言い訳させて頂くと、自動水栓に手をかざした時に、どこに手をかざしたら水が出るのがかがイマイチわからず、適当に手をかざしているうちに水が勢い良く出てしまう、あの感覚に似ている。

発進時以外は、基本的に速度コントロールがしやすい部類だと思う。この辺りはさすがモーター駆動。
2Lガソリンか、1.4Lダウンサイジングターボくらいの力感はある。
さすがにテスラみたいに背中を蹴飛ばされるような加速力はないが、このクルマのキャラクターを考えてそうしているのだろう。
ただ、実は街中を含め、扱いやすさはテスラの方が上だが。

あとこのクルマのセールスポイントでもある「ワンペダルドライブ」だが、以前乗ったリーフよりも減速力はマイルドで、アクセルを自然に戻しながら停止まで持っていくことができるが、逆に言えばそこまで急な減速力はないので、メリハリを付けた運転をしようとするのであれば、ワンペダルに頼らず、普通にブレーキペダルを踏むのが吉。
乗り心地
☆☆☆☆☆ 3

今回は首都高速でプロパイロットを体験させて頂いたので、街中から高速道路まで一通り走ることができた。

ボディもしっかりしていて、街中も高速も乗り心地に不満はなし。
ステアリングの手応えも不満ない。

このクルマに標準で装着される「プロパイロット」は、フロントガラスに設置されたカメラによって前方の車両と白線を認識し、ACC機能とLKA機能を併せ持つもの。
ただし、サイドにはカメラがないので、隣車線に走っている車は認識しないし、車線変更時のアラーム機能もない。

ステアリングに「手を添えていれば」、自動で車線内をキープしてくれる。
ただし、直線路を走っているはずなのに、終始細かくステアリングが動くのは、ちょっと落ち着かない。
もしかしたら、クルマ自体の直進性があまり良くないのかも知れない。
また、コーナー時のステアリング制御も、動き出しが少し遅い気がする。
自分だったらもう少し早めにステアリングを切るのに、と思う。

なお、ステアリングに「手を添えていて」も、結構頻繁に警告メッセージがメーター内に出る。
ステアリングをしっかり握っていると自動操舵の邪魔になりそうだし、どうしたらいいものか。

ちなみに、このプロパイロットは標識を認識しないので、例えばテスラみたいに速度制限標識を自動的に読み取ってその範囲内で車速をコントロールする機能はない。
車速の設定は、ドライバーの判断に委ねられる。

なので、運転支援としてはそれなりの機能を有するも、あまり積極的に運転をクルマに任せようと言うものではない。
積載性
☆☆☆☆☆ 4

トランク容量はこのクラスにしては結構あるように見える。
これなら大型のスーツケース2個は入りそう。

リアシートを倒すことができるが、かなり大きな段差が発生する。
燃費
☆☆☆☆☆ 4

今回の試乗(市街地+高速合計で約20km走行)で、メーターに表示された燃費は18.7km/Lであった。
もうちょっと大人しく運転したら、20km/Lは行けそう。
価格
☆☆☆☆☆ 2
グレードは基本的に1グレード。
今回試乗した2トーン仕様は約287万円。
ただ、ナビがオプションでアラウンドビューモニター対応品がなんと34万円もする。
エクステリアのスタイルパッケージなども追加すると、何だかんだで350万円コースとなってしまう。

その他
故障経験 試乗なので、割愛。
ブログ一覧 | クルマレビュー
Posted at 2020/11/21 19:22:40

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